• ベストアンサー

「難しくて泣ける」「思わず笑える」の文法的説明

OKATの回答

  • OKAT
  • ベストアンサー率38% (247/639)
回答No.4

> 「泣かれる」と「泣ける」とは同じに使うことができます ということは、「数学の授業が難しくて泣かれる」も自発の意味で使える(少なくとも、かつては使っていた)ということなのでしょうか。 確かに現代では「自発」(可能も)の時には「泣ける」「笑える」という(可能動詞)の形が普通に使われるようになっていると思うので、その説には違和感を覚えています。 「五段活用」の代表として「泣く」「笑う」をあげていたため、そのような言い方になりました。「可能動詞」は 「大辞林」などの辞書は必ず「可能動詞」というのを記載しています。勿論五段動詞に限ります。問題の「自発」の意味で最初から「可能動詞」を使っていたわけではありません。実はこれは動詞によるのです。 例えば「思う」ですが、「故郷のことが思える」のようには普通言わないでしょう。(そう言う人がいたらしようありませんが)「故郷のことが思われる」でしょう。「思い出す」もそうです。「昔のことが思出せる」ではなく、「昔のことが思い出される」と言いませんか。もともと「自発」の意味で使われる動詞の数はそう多くはありません。論文などの結論で、「~と思われる」というのは自発です。「と思える」と言って悪いわけではありませんが。  《参考》 自発に属するとされる形態の意味。 1.「感情がある事物に志向する」という意味特徴を持った動詞(他動詞)例 思い出される・案じられる・しのばれる・待たれる・くやまれる・うらまれる 2.「知る」「想像する」「推定する」等、「ある事物についての認識を得る」という意味特徴を持った動詞 例 知られる・想像される・推定される・説明される 3.「思う」「考える」等、「思考・判断」表す動詞 例 思われる・考えられる・見られる・判断される 4.「外的な動作」(心理的な動作でないもの)を表す動詞 例 眺められる・<泣けてくる>←可能動詞  (この部分には五段以外のものが多く含まれます)

Mister0413
質問者

お礼

追加のご説明、ありがとうございました。

関連するQ&A

  • 「どこへ行くにも」の「にも」の文法的説明は?

    「どこに行くにも、便利です。」や「何をするにも、時間がかかる。」の文の中に使われている「にも」の文法的な説明がわかりません。日本語学習者は「旅行に持っていくのに、便利です。」や「食べるのに、時間がかかる。」などと「動詞(辞書形)+のに」を学習しますが、「疑問詞+動詞(辞書形)+にも」の文法的説明がどこにも見当たりません。どうぞお教えください!

  • 「~ないでください」のなかの「で」は文法・品詞として何?

    「そんなことは言わないで下さい。」の文の中で ~ないで下さいの「で」は、文法、品詞としてどう説明できるのでしょうか。古典文法では、「言わで」の「で」は、打消しの助詞だそうです。現代文法ではどうでしょう。普通は「ない」に「て」が付けば、「なくて」になるはずです。助動詞の「です」の「半終止形」で、「で」でしょうか?或いはやはり助詞でしょうか。であれば、何の助詞でしょうか。

  • 平家物語の「おごれる人」を文法的に説明すると?

    「おごれる人も久しからず」という平家物語の文について質問です。 ここにある「おごれる」というのを、文法的に説明するとどうなるのでしょうか? 「おごる」というラ行四段活用の語尾は、「ら・り・る・る・れ・れ」だから、この場合已然形ですよね?では、おごれ「る」の「る」はなんなんでしょうか?受身、可能、自発、尊敬の助動詞の「る」かと思ったんですけど、それは未然形接続だし、未然形以外に接続する場合なら「らる」を用いますが、「らる」の活用形に「る」というものは無いし・・・。よくわかりません。どなたか教えてください。

  • 文法の質問です。

    文法の質問です。 国語ですが・・・ 本を読んでいる。 という文の「読んでいる」 は品詞で言うと動詞の活用形、 活用の種類は何になりますか?

  • 文法書を探しています。

    韓国語文法に対し全体を見渡せるような解説を探しています。 何冊かの文法書を読みました、例えば、これは動詞の連体形ですと書かれており、活用の仕方が書かれています。これでは他に何型があるのか分からないのです。 私の求めているのは、韓国語の動詞には、何型と何型と何型がありますと言う説明なのです。動詞に限らず、他の品詞、文章論についても同じことが言えます。 別の言語である日本語を例に出してもあまり意味はありませんが、日本語の文法書には、「口語の動詞には未然形、連用形、終止形、連体形、命令形があります。文語の動詞には已然形、連用形、-----」がありますと全体像が画かれているでしょう。 素人でも購買可能な本がありませんでしょうか。

  • 国文法についてです。

    中3です。 国語の文法で動詞の連体形と終止形の違いがよくわかりません。 文の最後の動詞は終止形というのはわかるのですが、 文の途中にあっても終止形の事がありますがなぜでしょうか。 もうひとつ。 彼は「花が咲いた」といった。 の「」のあとの「と」は品詞は何でしょうか。 理由もお願いします。 よろしくおねがいします。

  • 「品詞」や「文法」を考えると気が遠くなります。

    「品詞」や「文法」を考えると気が遠くなります。 日本語の品詞の授業も苦手でした。 辞書などで説明を見てもボヤっとした映像が流れていくような感じで理解できません。 TOEICでもそこそこ良い点(7,800点?以上)をとるためには 品詞や文法を覚えなければ無理でしょうか? 聞き取りや、会話(テストではない)の方が楽にできるので できればそういった学習をしていければと思っているのですが・・・。

  • 「詳しくは」を文法的に説明すると?

    普通に考えると「詳しく」は形容詞「詳しい」の連用形で、その直後は用言が基本です。 ところが最近、次のような表現に気がつきました。 1.詳しくはまた後でね 2.詳しくはその本を見てね このような「詳しく」は「詳しいこと」に置き換えると自然に意味が通じるようですが、形容詞にはそのような文法的説明(例えば「連用形の名詞的用法」のような名目で)がなされているのでしょうか。 それとも「詳しく」の後には、「説明するのは」「説明した内容」などの言葉が省略されている表現だと思うべきなのでしょうか(それならば連用形を用いていることは、文法的につじつまが合います)。 いずれにしても外国人には少し難しい説明になりそうですが、きちんと説明してあげたいと思っています。よろしくお願いします。

  • 高校古文 文法

    古文文法の参考書で、 エ段につく [ら][り][る][れ]の意味は 完了とかいてありまりた。 しかし、そのエ段が下二段活用の動詞だった場合、意味は受身、自発、可能、尊敬になることもあると思いました。ここの所を説明してもらえたら、 嬉しいです。

  • 「求めよ、さらば与えられん」の「与えられん」はどのように説明したらいい

    「求めよ、さらば与えられん」の「与えられん」はどのように説明したらいいでしょうか。 新約聖書の有名なイエスの言葉で、「求めよ、そうすれば与えられるであろう」という意味でしょう。 でも、分からないところがあります。どうして「与えられん」は「与えられる」という意味ですか。 「与えられん」は「与えられぬ」と同じではないかと思って、「与えられる」の否定形と勘違いをした。 古語の文法はあまり分からないので、説明していただきたいと思いますが、どうかよろしくお願いいたします。