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「難しくて泣ける」「思わず笑える」の文法的説明

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回答No.1

○五段活用の動詞にはそれぞれの動詞に対応する「可能動詞」があります。「泣く」には「泣ける」、「笑う」には「笑える」がそうです。その「泣ける」、「笑える」は下一段活用になります。 ○それとは別に可能・自発・受身・尊敬の助動詞「れる・られる」があります。「泣く」「笑う」には「れ」の方がついて「泣かれる」「笑われる」となり、「~ことができる」(可能)・「(自然に)~される」(自発)・「(ひとから)~される」(受身)・「お~になる」(尊敬)などの意味を持つことはご存じでしょう。  可能動詞は名前のとおり「可能」を表しますが、同時に「自発」をも表すのです。その結果、「泣かれる」と「泣ける」とは同じに使うことができます。(可能動詞は受身・尊敬には関係ありません)  現代では「自発」(可能も)の時には「泣ける」「笑える」という(可能動詞)の形が普通に使われるようになっています。  上記の話は「五段活用」限定で、上一段・下一段・カ変・サ変では違ってきますのでご注意ください。

Mister0413
質問者

お礼

明快なるご回答、ありがとうございました。 > 「泣かれる」と「泣ける」とは同じに使うことができます ということは、「数学の授業が難しくて泣かれる」も自発の意味で使える(少なくとも、かつては使っていた)ということなのでしょうか。 確かに現代では「自発」(可能も)の時には「泣ける」「笑える」という(可能動詞)の形が普通に使われるようになっていると思うので、その説には違和感を覚えています。

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