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ニーチェは

ニーチェは ニーチェはそれまでの実在主義の様相を変容させたと言えますか?

noname#197330
noname#197330

みんなの回答

  • kurinal
  • ベストアンサー率10% (128/1195)
回答No.5

ドイツ、そこまで みたいな。

noname#210533
noname#210533
回答No.4

いやあ、一時的に民主主義を変容させたと言えるでしょう。 超人思想は民主主義と実に、相いれないもん。 実存、とは超人のみが許される人間の輪郭を指してる、と あのちょびひげが唾を飛ばして演説なんかしたもんだから、 独逸の敗戦の不満を一気に世界征服へと・・・射幸心を煽る パチンコ屋の宣伝じゃないか、と思う。 夢想は、実在から最も遠い、実在を否定するところから 出発してる。 ひでえ自己矛盾だと思うよ。 私は、「マトリックス」の方がまだましだと思うけどね。 嘘があからさまな分、救いがあるさあ。 例えば、誰が何を言おうと、沖縄にある米軍基地は どかない。 それが、実在ってものだ。 意志の力で実在が変わるのではない。 単なる個体の生命体の意識・認識や行動機序、 意思が世界に影響を及ぼすためには、どうしても 賛同者の思考の統一によるカリスマへの一体化という 宗教じみたプロセスが欠かせない。 帰依だ、帰依。 そんなもんは、クソだと思うよ、本当。 従属すること、支配されることへの拒否、という 超人願望を標榜しても、この壮大な椅子取り合戦で 座れる椅子は常にワンゲームで一つしかないのだ。 多様な意識で形成され、運用されるべきもので あるはずの社会は、同時に優れた存在を生み出すために 無数の人々を篩(ふるい)にかけ、競争させ闘わせ、 離合集散の繰り返しの中で人を束ねてより強い カリスマを生み出そうとする、民主主義とは正反対の 仕組みも持ってる。 人類が電脳空間や義体に自分の記憶や思考形態、 人格を移植し、改変し、他の人間のそれと融合や 分解・再構築が出来るようになったとしても、この ダメな奴と出来る奴のヒエラルキーはなくならない。 全ての実存の前に、死んだ神に縋るしかない 愚民は存在を許されない虚妄に過ぎぬ、などと またどこぞの馬鹿が演説を始めないように、 いつも心の中にアンチメジャーもいれとかなくちゃ。 バカでもアホでも、ここにこうして「実在」してんだから。 それが一人の人間にとっての真実で、唯一無二の 現実、 だ。 ねえ?

回答No.3

 こんにちは。  ★ 実在主義  ☆ とは 経験合理性のみにもとづく世界の認識なるいとなみでないとすれば この世界を超えたところに何かナゾのものを想定してこれを言わば世界の根源と見なす思想です。  ところが ふつうは・あるいは ほんとうは この《実在》は 《イデア》であれ《プシュケー・コスムー(宇宙霊魂)》であれ あくまで《想定》によるものです。人間が そう想定したに過ぎません。  言いかえると もし世界の根源を《神》と一般の言葉で言い表わすにしても それが《実在》であるかどうかは 人間に分かりません。  言いかえると 《イデア》や《アニマ・ムンディ(世界霊魂)》は もし神が存在するとすれば・そうだとしても その神の仮りの表現物です。言わば神を何とか問い求めたいし指し示したいというときの神の補助線です。  つまり 《かみ》という言葉すらが もし実在だとするときの神の 補助線です。  だとしたら  ★ それまでの実在主義の様相を変容させた  ☆ と言うとき そうだとしたら それは どういう内容なのか?  残念ながら ニーチェは 《人びとが実在だとする神やイデアが 想定になる神の補助線であるに過ぎない》ことを知らなかった。  つまり 補助線なる神の概念・ということは けっきょく思考物・想像物としての観念なる神に向かって 剣を振り上げて馬を走らせた。に過ぎません。  だから 《超人や大自然や大河などなど》の代替物を持ち出したと言えましょうし わけの分からぬ《永劫回帰》なる煙幕を張った。何度でも何億回でも 人びとよ 神を問え。われを問え。と言ったわけです。  《アンチ・クリスト》なる像をみづからの姿として描いて それによって・しかしながら 風車に向かって馬を走らせたに過ぎない。このことを 《実在主義の批判》としておこなった。  要するに 人びとにとっての《観念の神》を別のものに代えよと言った。  あるいは この観念の罠から 人びとよ まぬかれよとまでは言った。  その結果は 《神の想定 または 想定なる神》を 知らないからには よけいに人びとの目から――つまり心の目からは――見えなくさせた。  つまり 何にも変わっていません。   試行錯誤や模索なる営為が とうといという見方を学問の徒や良心のひとに植えつけたかも分かりませんが そこまでです。かえって その中途半端こそがあがめられなければならないと言うまでに 相対主義を過剰に・なおあらたなシュウキョウとして植えつけたかも分かりません。  と言っても ニーチェの言うことは みんな屁の河童です。

回答No.2

ニーチェは、エッセイストですね。 実在主義がロジカルな構造のしっかりした写実派なら、 ニーチェは自分の印象(主観)を軸にした印象派だと 言える。 (しかしその分、実在主義では言及できない対象にも 言及できる)

回答No.1

ニイチェは古代ギリシャのプラトンの「実在論(リアリズム)」をひっくり返した哲学者です。 プラトンは私たちのいう現実、個物の対立の上に普遍的で最高の概念がある、それを「イデア」だと言い、「イデア」こそ真の実在であって、私たちのいう現実、感覚知覚できる個物は真の実在ではない、却って仮象だと言い、今の私たちの現実と概念の関係をひっくり返し、抽象的な概念の方が実在だと言いました。 このプラトンの「イデア」が、中世キリスト教世界では神に言い換えられ、神こそ真の実在で、人間とか自然はその神の創った被造物で、二次的なものと考えていました。 このように西欧の哲学の歴史はプラトン主義の歴史であり、同じく神学の歴史です。 この古代以来のプラトンの「実在論(リアリズム)」をひっくり返し、真の実在は抽象的な概念にあるのではなく、また神のように超・感性的な世界にあるのではなく、具体的な感覚知覚されるものの方にある、また超・感性的な世界にあるのではなく、感性的な世界の方にあると言ったのがニイチエです。 それをニイチェは「神は死んだ」という宣言で表しました。 「神が死んだ」ということはキリスト教の神がいなくなったということばかりではなく、私たちの頭の上に超・感性的な世界が君臨している、そのような時代が終わったと宣言するものでした。 今や私たちは自分の人生を考える時に、かつてのように神だとか仏によって、それを考えようとしません。 自分で自分の人生を自己選択によって作り上げてゆく、人生の意味は自分で見出してゆく、と考えています。 そのように考えるようになったのは、.ニイチェのおかげです。

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