- 締切済み
GDP悪化 長期金利低下
lastoasisの回答
- lastoasis
- ベストアンサー率100% (1/1)
こんばんは。 GDPと長期金利の関係ですね。 GDPと長期金利は直接連動はしていません。あくまで、結果として、間接的に長期金利が下がっているのです。 長期金利の低下は通貨安と連動していません。日本は10年以上、長期金利が超低空飛行ですが、円高のときも円安の時もありました。 今、日本が円安なのは、他国の長期金利も下がっていて、円キャリートレードの魅力もほとんどなく、さらに日銀が景気対策のため、通貨を大量に発行しているから、相対的に円安になっています。 今後、ECBなどが金融緩和(通貨発行)などを実施すれば、また円高に振れていくと思います。FRBの金利引き上げ(金融引き締め=円高)なども今後の為替を左右していくと思います。 要は、為替の場合は他国との政策の相対的な通貨価値の変動がありますので、長期金利との関係もありますが、それ以外の要因が多数存在していますので、一概に言えないと思います。 さて、GDPです。日本に限っての回答とします。(この場合は名目GDPですね)GDPが下がるということは、国家としてもうけが少なくなったということ。すなわち、景気が悪くなったということです。景気が悪くなったということは、世の中の金回りが悪くなったということです。 たいていの国家はこの景気が悪くなったことに対して、景気対策を実施します。つまり、金回りが悪くなったなら、国債を発行して、市中にお金を提供し(マネタリーベースを増やし)、金回り(景気)をよくしようとします。 次に、では、だれが国債を買うのか?ということになります。外国が買うのか?国内の金融機関が買うのか? 日本の場合は、金融機関、生保、損保、郵貯、などの国民の預貯金でほとんどの国債が買われています。金融機関にとっては、預貯金はいわゆる負債。運用しなければ、逆ザヤになり、損失となります。そこで、景気が良ければ、民間に貸出を増やせますが、不景気のため、民間が銀行などから借りてくれません。 したがって、金融機関、生保、損保、郵貯は安全資産である、国債を購入しているのが現状です。(金利は低いが逆ザヤになるよりまし)そのため、長期金利が下がっているという状況です。 ちなみに、GDPが悪化し、政府の負債が巨額(対GDP比率が100%以上など)で、その負債のほとんどが外貨建て(外国からの借金)の場合、すなわち、その国がデフォルト(債務不履行=借金返済ができない)になりそうな場合、あなたはその国の国債を買いますか?買いませんよね。国内ですら買ってくれる人がいなければ、長期金利は上昇します。ユーロのどっかの国々は大変ですよね。(日本の場合、政府の負債は90%以上自国通貨なので、デフォルトはしません。日銀がお金を刷って返せば借金はチャラになりますので) このあたりの問題は本が1冊かけるほどです。詳しくは、書籍を。言葉足らず等ご容赦ください。
関連するQ&A
- 長期金利の低下
長期金利が0.5%を割りかかっていますし、2014/3の10年物国債の利回りが0.6%と、このところドンドンと低くなっています。物価上昇率見込みが1.4%、GDP伸び率見込みが0.6%と日経記事にありますが、もう少し金利が高くても良いように思えます。日銀の異次元金融緩和の導入で一時期金利が上がったのに、また下がり続けている。 政策面では、政府・日銀が低金利になるように国債買付けで政策誘導しているからでしょうか。消費税増税で国債の安心感が上がったからでしょうか。それとは逆に国債を持つことのリスクが高まっているからでしょうか。消費税増税でアベノミクスのインフレ政策が失敗すると見ているのでしょうか。 経済面では、大企業の好調が設備投資の資金需要に向かわないからでしようか。建設業の人手不足で不動産投資案件が消化できないからでしょうか。 この長期金利の低下の主たる原因とその評価ならびに今後の動向について見解をお聞かせください。
- ベストアンサー
- 経済
- 国の財政悪化がなぜ長期金利の上昇を招くのですか?
よろしくお願いします。 日経新聞で、 ”日本国の財政悪化の懸念から長期金利が上昇” とありますが、なぜ国の財政悪化が長期金利の上昇を招くのでしょうか? ”長期金利=国債の金利” とするなら、国の財政悪化は国債のリスクになるので金利を上げないと国債を買う人がいなくなるので長期金利があがるのでしょうか・・・ 詳しい方、教えてください!
- ベストアンサー
- 経済
- 世界中の長期金利が上がっています
ここ1ヶ月、世界中の長期金利が上がっていると報道されています。 質問ですが、 1. たとえば国債はあらかじめ利息が設定されていますよね。 長期金利が上がるとは、国債が額面割れで取引されて、 実質利回りが上がっているという認識でよいのでしょうか? 2. 国債を売った投資家は、その資金をどこに投資しようと考えるでしょうか? 3. このまま長期金利が上がると、経済にどんな影響をあたえると予想できますか? 究極の事象は、国が利息を払えなくなりデフォルトでしょうが、 直近における具体的な事象(米国債が上がって円安方向に向かっているなど)が知りたいです。 よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- 債券
- 「高金利通貨は長期的に下落する」について
リーマンショック前にあった、教えてgooのQ&Aでの解説で、 「高金利通貨は長期的に下落する」という解説を見ました。 リーマン前に流行っていたスワップ狙いの円キャリーやスイングなどの投資手法について、「高金利通貨は長期的に下落する」ため、ドル買いのナンピンや塩漬けについて、その危険性を解説していました。 ただ、今はアメリカは利下げをして、日本と同じくらいの金利(日米逆転?)になっていますよね。 質問1.上の解説からすると、高金利通貨でなくなったドルは長期的にみて下落(ドル安)する方向には行かなくなったのでしょうか? 質問2.逆の発想で、超低金利である日本円は、長期的に上昇(円高)していくのでしょうか? ご回答よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- FX・外国為替取引
- 長期金利が上がる下がるって・・
国債の長期金利の上がり下がりってなにに起因するのですか 景気が回復すると上がるとか、金融緩和の掛け声だけで上がるとか・・いろいろ言う人がいますが 直接の因果関係といえば国債を買う人が減れば長期金利(利回り)が上がる、というのは 質問子の受け止めですが、そうじゃないという人もいる どなたかスカッとした答えをお願いします
- ベストアンサー
- その他(マネー)
- 長期金利が上がると、なぜ国債価格が下がるのですか?
金融に関する質問です。国債価格と長期金利の関係性です。長期金利が上がると国債価格が下がり、逆に長期金利が下がると国債価格が上がるといいますが、どうもこの関係性がしっくりと理解できません。どなたか素人でも理解できるように説明いただけませんか?
- ベストアンサー
- その他(マネー)
- 長期金利が上昇すると財政破綻が近づくと・・・・
新聞記事によると、「物価上昇が続き、長期金利が上がると(経済状態が好転しないという前提)財政破綻が見えてくる」というような記事がありましたが、長期金利(例えば国債)が上がるとなぜ財政が危なくなるのでしょうか。 長期金利が上がっても、例えば期日が来た10年の国債の償還は、発行された当時の金利を払えば済むので長期金利の上昇とは関係ないと思うし、その不足分を補うため借り替えるのに、新たに10年の国債を上昇した高い金利で発行して、買い手が付けば、当座の資金に不足は生じないと思うのですが。 なにぶん素人です。具体的に詳しく教えていただくと助かります。
- 締切済み
- 経済