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マイナスイオン

htms42の回答

  • htms42
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回答No.4

#2の引用サイトを見てみました。 >マイナスイオンとは、空気中を浮遊する「負電荷を帯びた微粒子水」です。同じく「水分子がくっついた負イオン」と言い換えることもできます。「大気負イオン」という学術用語があり、その別称です。英語では普通negative air ionと呼ばれます。 これは化学で使われている「イオン」ではありませんね。 「大気負イオン」というのが学術用語であると書かれていますがどこの学会でしょうか。 帯電した空気中の微粒子(水滴、埃等)をイオンと呼んでいるとしたらそれは全く化学のことを知らない人たちが使い出した言葉であるということを示しています(英語名はもっといい加減です。”air ion”とは何でしょう。これだと空気中に浮遊する帯電粒子の意味だとは読み取れません。空気がイオン化したもの=空気の成分である酸素や窒素がイオン化したものという意味になります。そういうものは普通には存在しませんので意味不明になります。airを空気の意味ではなくて大気の意味で使っています。air pollutionという時のairです。そうであれば negative ion in air です。単に仲間内だけで通じたらいいという言葉の使い方(=業界用語)ですね。業界用語は学術用語ではありません)。 化学で使われている「イオン」の意味は国際会議で決められています。#3にも書かれているように >原子または原子団が電荷を帯びたものです。Cl^-やNO3^-など。 水H2Oが関係するイオンであればOH^-かH3O^+です。イオンを構成する原子の種類やつながり方、帯電している電荷の種類と大きさ、すべて決まっています。イオンのサイズは原子や分子のサイズと同じ範囲にあります。水滴は分子ではありません。分子の集合体です。原子、分子のサイズを微視的と呼ぶのであれば水滴のサイズは巨視的です。したがって一番の問題点は粒子の大きさです。 原子も分子も、水滴も埃の粒も微粒子だとひとくくりにしてしまう人が結構います。そういう人たちが使い出した言葉なのです。空はなぜ青いのかの議論の中でも空気中の水滴や埃による散乱と、酸素や窒素という空気の成分分子による散乱とを「微粒子による散乱」として同列に扱っている議論が多いというのと同じ事情なのだろうと思います。でも物理でも、化学でも、水滴やほこりのサイズのものと原子、分子のサイズのものとははっきり区別します。原子のサイズは10^(-10)m程度です。水滴やほこりの微粒子の大きさは1μm(=10^(-6)m)程度以上です。大きさで1万倍違えば原子数でいうと1兆倍ぐらい違うということになります。化学でこういうサイズの帯電粒子を扱うこともあります。コロイドの単元で出てきます。帯電したコロイド粒子のことをイオンと呼ぶことはありません(後でこういう混乱が出てくれば困りますので「イオン」は原子、分子サイズで帯電している粒子に対して使う言葉だということをしつこく授業でも言うのです)。 負イオンと呼ぶか、マイナスイオンと呼ぶかという名前のことを論点を持っていくと、どちらでもいいのではないか、違いがそれだけであれば別におかしいということはないと受け取るい人が出てきます。ポイントは巨視的なサイズの帯電粒子をイオンと呼ぶというのがおかしいというところにあるのです。その帯電粒子が健康にいいというのはさらにもっと検証の必要なことです。どう呼ぶかを超えた内容ですね。本当に検証されているのでしょうか。「電気、磁気」という言葉にまとわりつく魔力的なイメージを利用した宣伝でしかないのではないでしょぅか。昔、電車の中で「これは電気分解の水」だと言って大事そうに容器を抱えているおばあさんを見たことがあります。アルカリイオン水も同じたぐいのものですね。磁気ネックレスも同じです。トルマリン、ゲルマニウム、・・・ぞろぞろ出てきます。 想像ですが気象関係の学会で「大気負イオン」という言葉を使っている可能性があります。 でもそれはたぶん、大気汚染などを扱う作業の中でのことだと思います。「イオン」という言葉の誤用というのは学会として恥ずかしいことなんですが、業界用語的に使われているかもしれません。でもマイナスイオンが体にいいなんていうのはその学会でも関係のない話のはずです。 #3に「マイナスイオン」は商標登録されている言葉だと書かれています。そうであれば「大気負イオン」という言葉が使われているとしても「マイナスイオン」とは別のものです。学術用語が商標登録されるということはありませんので「大気負イオン」という言葉に乗っかって商売をしようとした人が「マイナスイオン」という言葉を作ったということになります。その学会があいまいな言葉を使ってしまったので商売の権威付けに使われるようなことになってしまったのだということになります。

ts15vm
質問者

お礼

返信が遅くなり申し訳ありません。 ありがとうございます。 大気負イオンについて初めてしりました。 色々な所でイオンという言葉は使用されているんですね。

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