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성냥の語源
韓国語で 擦って火を付ける小さくて細い木の棒のことを 매치 と言わず、성냥と言いますが、 韓国では 日本に伝来する前から すでに マッチがあったんでしょうか? 성냥は 固有語だと思うんですが、語源は何でしょうか?
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NAVERのインターネット辞書で「マッチ」のところに行ってみました。 今は固有語として分類されていますが、元々は漢字語の「石硫黄」が語源だそうです。1608年の本に「石硫黄」と書いてあるそうです。 「石硫黄」がナマって「ソンニャン」になったようです。( ソンニュワン → ソンニャン のようです。) しかし「石硫黄」がマッチと同じものであったかというとそうではないようです。やはりマッチは最近のものです。 朝鮮半島では元々硫黄が採れず、しかたなく、李氏朝鮮半ばまでは日本から大量に輸入していました(武器生産用)。ですので一般の民生用に1608年頃にマッチを使っていたとは考えられません。(李氏朝鮮末期から後期に掛けて朝鮮の山で硫黄が発見されます。) マッチの方言がずらずらと書いてあるところからして、火を起こす手段や道具をいろいろな名前で呼んでいて、マッチが登場してからマッチをいろいろに呼んでいたが、その中で「石硫黄」が一番残った。というところではないかと思われます。 ← 私の想像です。 他に、マッチの今の時代の類語として ヤンチュィドゥン(洋吹燈) というのが載っています。が聞いたことがないので、こちらは今でもごく一部のお年寄りなどが使うのかもしれません。でも角川の大きな辞書にも載ってません。洋吹燈は、?(はてな)です。
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