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スタップ細胞の画像の捏造の認定で人権侵害とは
- スタップ細胞の画像を捏造したとする調査結果に対して、O研究員の弁護士は「人権侵害ではないか」と主張。
- 弁護士は、「悪意を持って使ったわけではなく、動機もない」と述べ、調査委員会の決めつけが学者生命を奪う厳しさであると反発。
- 調査委員会の調査結果がO研究員のどのような人権を侵害したのか、具体的な主張が求められている。
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質問者が選んだベストアンサー
小保方さん側の弁護士が主張する人権侵害にはある程度の合理性があると思います。 調査委員会は論文に添付されたいくつかの画像について、彼女の別の論文から流用、またまったく別の画像をコピー、ペーストしたものだ、と断定し、故意や過失については触れずに、「(結果として)不正」、あるいは「ねつ造した」と断定しました。 小保方さんからの正式な反論はあと数日後に行われる予定ですが、どうやら彼女は「本論文と別論文のためにたくさん保存してあった画像をうっかりSTAP細胞製造の論文(今回問題になっている論文)に使ってしまったに過ぎない」と主張しているようですね。 調査委員会の結論があまりに峻厳だったので、このままでは小保方さんの論文のすべてがねつ造=嘘=でっち上げ、と理解されかねない、と彼女も弁護団も考えたのでしょう。 その主張には「転用や画像の貼り込みは、ねつ造を意図したものではない」が中心になっています。「うっかり流用、うっかり転用なのだ」と言うことです。 調査委員会の結論では自分が完全な悪者になっているが、そのような結果は彼女の名誉(これが人権)を著しく傷つけるものだ、人権侵害だ、と今回は主張したわけです。名誉は憲法が保障する基本的人権のうちのひとつ、「人格権」に当たる、というのが主要な学説ですから、あながち筋違いのことを主張しているわけではありません。
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- Mokuzo100nenn
- ベストアンサー率18% (2123/11344)
>調査委員会の調査結果が、O研究員のどのような人権を、どのように侵害した、という主張を言っているのか 人権弁護士というカテゴリーの人たちがおりまして、なんでも「人権侵害だ」という主張をなさいます。 いわく、 法律に基づく死刑の執行は人権侵害だ、 原発事故による避難命令は人権侵害だ、 外国学校に日本の高等学校と同じ補助金を支給しないのは人権侵害だ、 特別永住資格を一般の永住資格に変更するのは人権侵害だ、 などなど。 「○○が××なのは人権侵害だ」という定型文を保存してあって、○○と××にいろいろな言葉を代入するのが専門です。
お礼
ご回答ありがとうございました。
- abewainpo
- ベストアンサー率8% (53/611)
名誉毀損と言えない所が辛いですね。論文そのものについては誤りが確定していますので、小保方側は、故意の捏造ではないという立場なのでしょう。捏造とされれば、研究者生命を断たれるどころか、社会的な信用もゼロになります。現に普通の生活さえできない状況にありますしね。 小保方がすぐに自ら表に出てこないで逃げ回っている時点で、STAP細胞の存在すら捏造であった事を自白したような物ですが、弁護士は金で動く物なので、論文そのものに対して、捏造ではなくミスであるという争点で争うつもりなのでしょう。捏造のやり方がミスだったようで皮肉なものですが。
お礼
ご回答ありがとうございました。
補足
「名誉毀損と言えない所が辛いですね。」 名誉棄損と言えないって、なぜですか?
補足
>あながち筋違いのことを主張しているわけではありません。< かなり納得できました。 >調査委員会は論文に添付されたいくつかの画像について、彼女の別の論文から流用、またまったく別の画像をコピー、ペーストしたものだ、と断定し、故意や過失については触れずに、「(結果として)不正」、あるいは「ねつ造した」と断定しました。< なぜ、調査委委員会は、故意や過失については触れずに、「ねつ造した」と断定したのでしょうか? 故意や過失について触れることが必要だったのではないでしょうか?