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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:「に」という格助詞の説明のしかた)

「に」という格助詞の使い方について

1311tobiの回答

  • 1311tobi
  • ベストアンサー率49% (84/169)
回答No.5

 相当微妙ですね。助詞の話は当方の手に余ることは承知のうえで、参加します。  昨晩、下記のように考えたのですが、どうやらNo.4とほぼ同じことをグジグジ考えただけって気がしますorz。これだから、助詞の話は……。  ただ、a.とe.を分ける必要があるのか、当方にはピンと来ません。  当方も基本的に〈1.(辞書などの)既述の説明で十分である〉と考えます。  No.2の回答で説明できている気もしますが、疑問が残るのであえて違う考え方を。 『大辞泉』の〈2 人・事物の存在や出現する場所を表す〉(以下「場所」と書きます)を本線と考えましたが、〈6 動作・作用の行われる対象・相手を表す〉(以下「対象」と書きます)のような気もして……。  a.彼<に>彼女ができた。  b.弟<に>子供が生まれた。  c.茶碗<に>ヒビがはいった。  d.犬<に>さかりがついた。  e.おまえ<に>何ができる。  f.柱<に>歪みが出た。  まず、c.とf.は外しませんか。  これは「場所」でしょう。少し変形するとはっきりするような。  c.’ 茶碗の縁の部分<に>ヒビがはいった。  f.’ 柱の上端部<に>歪みが出た。    こういう考え方をすると、下記も同類にしていいかもしれません。b.はa.と同様と思うので、とりあえす外します。  b.’ 弟の家<に>子供が生まれた。  仮にここまでは場所とします。  残りが何になるのか。  a.彼<に>彼女ができた。  d.犬<に>さかりがついた。  e.おまえ<に>何ができる。  このうち〈d.犬<に>さかりがついた〉はかなり特殊です。「さかり」という物体が「つく」のではなく「さかりがつく」という慣用句ですから。「つけられた」と受身にできないことがどう関係するのか……。 「さかりがつく」は「対象」でしょうが、「つく」は「場所」のときと「対象」のときがあります。法則性があるのかないのか。    交差点<に>信号がついた→場所  壁<に>シミがついた→場所  服<に>シミがついた→??  新製品<に>クレームがついた→対象  容疑者<に>尾行がついた→対象  ここで「娘<に>悪い虫がついた(対象)」を考えるとさらに訳がわからなくなります。  a.とe.も同様と思うので、とりあえずa.について考えます。  彼<に>転機が訪れた→対象  彼<に>転機が来た→対象  北海道<に>春が訪れた→場所  北海道<に>春が来た→場所    こう考えると、「彼に彼女ができた」も「対象」に思えてきます。  極論すると「場所」と「対象」の違いは、「○○に」の部分のイメージ(主として「場所」を示すか否か)だけって気がします。そう考えると、「彼に彼女ができた」は「対象」でしょう。  a.彼<に>彼女ができた→対象  a.’ 交差点<に>信号ができた→場所  e.おまえ<に>何ができる→対象  e.’ あの空き地<に>何ができる→場所  そう考えると、下記のようになる気がしてきます。  b.弟<に>子供が生まれた→対象  b.’ 弟の家<に>子供が生まれた→場所  下記あたりは何がなんだか(泣)。   花畑に蝶が群がった→場所   花に蝶が群がった→対象?  助詞に関しては、『大辞泉』にはのっていない用法も多い気がします。文法辞典(このあたりをどこまで参照するかは考えどころ)を別にすれば、下記の「ハ」は『明鏡国語辞典』と『国語大辞典』(『日本国語大辞典』だろうか?)に記載があったそうです。 「モ」に関しては、『goo類語辞典』で見つけました。  スレズレなので、リンクを張るだけにします。 【よくある誤用30──知恵袋の定番5 「東京は浅草にやってきました」の「は」 「夜もふけてまいりました」の「も」  「博士{の/が}愛した数式」】 http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n128881

OKAT
質問者

補足

>昨晩、下記のように考えたのですが、どうやらNo.4とほぼ同じことをグジグジ考えただけって気がしますorz。 わたしは、No.4の方の書かれたことが、はっきり分からず困っているので、同じことをお考えなら、少しご指導をお願いします。「位格補足語」から分からないのですから。 >〈6 動作・作用の行われる対象・相手を表す〉(以下「対象」と書きます)のような気もして……。  回答者が迷わないでください。質問者の立つ瀬がありません。 >「さかり」という物体が「つく」のではなく「さかりがつく」という慣用句ですから。  なるほどそうですね。しかし、それならなぜ「信号がついた」「シミがついた」を論じる必要があるのですか。  この二つを例文に付け加えることで、「対象」を強調したかったのですか。 >「つけられた」と受身にできないことがどう関係するのか……。  この例文、意識しなかったのですが、全部受け身になりません。 >彼<に>転機が訪れた→対象 彼<に>転機が来た→対象 北海道<に>春が訪れた→場所 北海道<に>春が来た→場所  これ北海道と彼を入れ替えても言えるんじゃありませんか。ということは、「北海道」というイメージで「場所」、「彼」というイメージで「対象」となるのですか。 >a.彼<に>彼女ができた→対象  「対象」の初歩的な例が「電車に乗る」。「乗る」という動作の対象が「電車」であり、素直に納得します。しかし、「できる」という動作の対象が「彼」とは?です。……というようなことを考えているうち、ふと思い当たりました。「おまえに、何ができるか」という例文に、違和感を持っていたのですが、その理由は「疑問文」だからではなく、「できる」という語には少なくとも2種類あることに思い当たりました。  「彼に彼女ができた」も実は、他の質問者の中にあったのを拝借したものです。「恋人ができた」の方がいくらかましな文ですが、それはさておいて、この「できる」は自然発生的な「出来る」でまさしく出来(しゅったい)する感じ。自然発生は言い過ぎですが、作ろうとして出来たのではないニュアンスがあります。(「信号が出来た」も「子供ができた」も同類)それに対して「何ができるか」の「できる」は能力を表す意味で、はっきり「対象」を「ーが」の形で示します。「スキーができる」。  しかし、いずれの「できる」であっても「ーに」で表されるような「対象」はありません。 いつもやり取りをしている相手なので、つい気を許して失礼な言辞があったかも知れませんが、ご寛容のほどを。

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