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細菌は環境の変化に弱いのでしょうか?

細菌は環境変化に弱く、環境が少しでも変化するとすぐに絶滅したり突然変異してしまうと聞きますが、有性生殖の昆虫等と比べてみても少しの環境の変化で簡単に突然変異してしまうような生き物なのでしょうか?

noname#196602
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noname#212058
noname#212058
回答No.2

細菌は高等生物に比べて 『恒常性 (からだの内部を一定の 環境に保つ機能)』 が弱いので、環境の変化によって『活発 さ』が大きく変化します。細菌の世界は、それゆえに生存競争 がとても激しいのです。 ある細菌が突然変異した場合、この細菌が『突然変異しな かったもの』よりも強ければ(活発であれば)、『しなかった もの』を押しのけて天下を取りますが、大抵の場合はその ようなことは起こりません。 『突然変異しなかったもの』は、それまでの生存競争を勝ち 抜いてきた強者ですから、それに打ち勝つのは並大抵のこと ではないからです。 なので、突然変異が起こっても、普通は誰にも知られること なくひっそりと滅んでいきます。 しかし、『環境の変化』が起こると話が変わってきます。新し い環境に、それまでの『強者』がベストマッチする可能性が 減り、下剋上が起こりやすくなるためです。 つまり、環境が変化するから突然変異するのではなく、 環境が変化すると突然変異細菌がダイナミックに下剋上 する可能性が高まるのです。

noname#196602
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回答No.1

細菌と呼ばれるものの中には、他の生物に依存若しくは共生しなければ生きられないものも居ます。 人に寄生している大腸菌なども、人が死んで栄養が取れなくなれば、やがて死んでしまいます。 菌類と呼ばれるものの中には、極めてしぶとい仲間も居ます。 その代表は粘菌類でしょうか。あるときはアミーバ状になって闊達に活動し、あるときは寄り集まってキノコ状になり、胞子を飛ばして繁殖します。 海底の熱水噴出口付近の微生物から、地球上の全ての生物に進化したとか云われています。 南極の氷の中で何千年も閉じ込められたまま、命脈を保っている細菌類も居るとか。 火山付近の熱水の中にも、強酸性水の中にも、高濃度の塩湖にも、微生物は生きているそうです。 それらが直ちに環境変化に適応できるかどうかは、種や固体によっても差異はあるでしょうが、地球誕生以来約40億年に亘って進化しながら生き続けています。

noname#196602
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