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原子の相対質量について
原子の相対質量についての質問です。 教科書に書かれている原子の質量の1.67×10‐24 など 色々ありますがこの原子はこの質量になる、と覚えるしかないものなのですか? この原子をこの質量、この原子をこの質量とした場合の相対質量を求める問題がありますが これの解き方が全く分かりません。 できればかなり噛み砕いた回答をお願いします。 今までそうでないと理解ができなかったもので・・・。
- sukurider0302
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- Tann3
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No.2です。相対質量の求め方を、少し補足します。 ↓こんなサイトがありましたので、眺めてみてください。各原子の質量は、こういったサイトや、教科書や、理化学辞典などに載っていますから、必要な時に調べればよいので、覚える必要はありません。どこに書いてあるか、ということだけを覚えておけばよいのです。 http://www.geocities.jp/don_guri131/bussituryou.html 相対質量は、炭素12の質量 1.9926×10^(-23) グラムを「12」にするように、その原子の質量から求めます。(炭素12の質量は、上のリンク先のサイトに載っています) その原子の質量が A グラムだったら、 相対質量= A ÷ 1.9926×10^(-23) × 12 です。たとえば、水素原子なら、水素1の原子の質量は 1.6735×10^(-24) グラムなので(上のリンク先のサイトから) 水素の相対質量= 1.6735×10^(-24) ÷ 1.9926×10^(-23) × 12 = 1.0078 となります。水素の質量数は「1」ですので、相対質量もだいたい「1」になっていますね。 正確に「1」にならないのは、原子核を構成する陽子や中性子同士が結合するための「接着剤」のようなものがあるから、と考えてください。(本当はもう少し複雑で、それが原子力エネルギーの元になるのですが)
- Tann3
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お使いの化学の教科書を見たことはありませんが、原子の質量(グラムで表わしたもの)と相対質量について、どんな説明がしてあるのでしょうか。 1.67×10‐24グラムは、水素の質量だと思います。 相対質量は、この「グラム」で表わした質量ではなく、「炭素12の質量を『12』にしたときの、相対的な比率」のことです。 炭素12の相対質量が「12」ということは、陽子または中性子1個が、おおよそ「1」の相対質量ということです。これを使えば、「質量数=陽子と中性子の総数」が分かれば、おおよその相対質量が分かるので便利です。 なぜ「相対質量」なんかを使うかといえば、元素ごとの詳細な質量なんて覚えきれないので、質量数が分かればおおよその質量が分かり、実用上はその程度の精度で分かれば十分、ということなのです。何も覚えなくとも、酸素16は「相対質量は約16」、ウラン238は「相対質量は約238」とすぐに分かってとても便利です。 1.67×10‐24グラムが水素の質量ということは、これが「相対質量1」の本当の質量ということですね。「相対質量」がわかれば、それにこの「1.67×10‐24グラム」をかけて「グラム」で表わす質量がすぐに計算できます。 ということで、「この原子はこの質量」といちいち覚えなくて済むように、「相対質量」というものが考えだされたのです。 「この原子をこの質量、この原子をこの質量とした場合の相対質量を求める問題」って、「炭素12の質量を『12』にしたとき」という問題ではありませんか? それが「相対質量」の定義そのものですから、それを理解してもらうための問題っだたのでは? ということで、結論として「元素ごとの質量を覚える必要はありません」です。
- nananotanu
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えっと、取敢えず、質量数とか原子量とかは分かりますか?
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