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原子量・相対質量

原子量・相対質量の意味がいまいち分かりません。なんとなくやっていて困らないのですが気持ち悪いので教えてください。 まず原子量=相対質量ですよね。それでこれは基準を質量数12の炭素を12として決めたのですよね。それでこれ以外のもの(抽象的な意味での炭素、アルゴン、酸素、ケイ素などほかの全てのもの)は同位体の質量数と生存比から出すのですよね。 つまり、基本的に質量数で決まると考えてよいのでしょうか。ただし、生存比が偏っていると正確でないので同位体がある物質は調整すると言うことなのでしょうか。 このように理解していて問題ないでしょうか。 P.S. ちなみに、同位体(と言う原子)がない元素はあるのでしょうか。 お願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • Ichitsubo
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回答No.1

全体的に、細かいことをのぞけば差し支えないと思います。 その細かいことがいくつか。 原子は生き物ではありませんから「存在比」といいますね。 原子量≠相対質量、原子量=相対質量の平均です。 統計でいう期待値に似たようなものですね。 相対質量とは質量数12の炭素原子1個の質量を12として決めた値です。 だいたいの原子において、相対質量と質量数は近い値をとります。 (安定)同位体が無い原子もあります。 ナトリウムやフッ素などがそれで、ほぼ100%が23Na、19Fでできています。こうした原子は原子番号が奇数であることも特徴的です。

その他の回答 (5)

  • c80s3xxx
  • ベストアンサー率49% (1634/3294)
回答No.6

書き忘れました. 相対質量と質量数も異なる概念であることにも注意.

  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.5

蛇足の蛇足ですが, B などは「天然もの」ですら産地によって存在比が違っているそうです.

  • c80s3xxx
  • ベストアンサー率49% (1634/3294)
回答No.4

微妙ですね. > まず原子量=相対質量ですよね。 違いますね. 同じ原子番号の原子でも,同位体がある場合はいくつかの相対質量の原子が混在しているわけです.地球上でその同位体組成がほぼ一定とみなせるものについては,存在比で相対質量を平均化した値が元素ごとに定まります.これが原子量. > それでこれは基準を質量数12の炭素を12として決めたのですよね。 これはそのとおり. > それでこれ以外のもの(抽象的な意味での炭素、アルゴン、酸素、ケイ素などほかの全てのもの)は同位体の質量数と生存比から出すのですよね。 同位体の「相対質量」と存在比です. > ただし、生存比が偏っていると正確でないので同位体がある物質は調整すると言うことなのでしょうか。 偏っているという言葉の意味がよくわかりませんが,存在比は半々であろうと9:1であろうとかまいません.単に存在比に基づいて平均化してあるというだけのことです.調整するというより,原子量というものが,元素を巨視的に扱うための平均値だというだけのことです. 地球上の場所によって存在比がかなり食い違う元素もあり,そういう意味での偏りであれば原子量表に注記があります.

noname#160321
noname#160321
回答No.3

蛇足だけ。 ウラニウムなど一部の同位体だけが利用される元素では、購入した試薬の中の同位体比が「自然状態」の比率からずれ、正しい原子量が分らない事態が起きています。 これについては日本化学会の出す原子量表の注釈などを参考にしてください。

  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.2

P.S. のところだけ: ほとんどの元素で「その気になれば天然に存在しない同位体も作れる」んですが, 地球上で天然に存在する同位体が 1種類だけという元素はあります. 軽い方だと Be とか F とか Na とか. Tc や Pm のように安定同位体が存在しないものすらあります.

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