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アルバイトの略語が、なぜ”アルバ”にならずに”バイ
アルバイトの略語は、後の3文字を残して、”バイト”です。略語は、普通、元の言葉の最初の数文字を使っています。 アルバイトの略語が、なぜ、”アルバ”にならずに、”バイト”になったのですか。経緯が分かったら教えて下さい。
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戦後、「内職」の学生用語としてドイツ語のアルバイトを略した「バイト」が、1954年頃からマスコミを通して広まるに到ったようです。 アルバイトの日本語読みでアクセントが第2第3拍に強勢がある(3)「ヤ<マザ>クラ」型なので、「アル・バイト」と分割され易く、音韻上から前部を除いた後部の三拍での俗語化となったものと思われます。 参考: 「バイトしなくても勉強させてもらえる」(「文藝春秋」1954年4月号) 「このごろはやりのアルバイトを、かれらはバイトと称していた」(「婦人朝日」1954年7月号) 「バイト学生」(「中日」1954年7月19日) 「バイトさがしに」(「アカハタ」1954年7月19日)
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- staratras
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ご指摘のように、略語は元の言葉の前の部分から作られることが多いと思いますが、後ろの部分から作られる場合もあります。 ダイナマイト→「マイト」、「マイトガイ」という昭和30年代に映画界から世間に広まった派生語もありました。 ウエブサイト→「サイト」これはもう略語とは言えないほど一般化した言葉かもしれません。 どちらも、アルバイト→「バイト」と同じく「…イト」で終わります。この3例だけから主張するのは多少強引でしょうけれど、「…イト」という語感が好まれるのかもしれないとも思います。
お礼
回答ありがとうございました。 1.丹念に探せば、マイトのように、後ろの部分から作られた略語が見つかりそうですね。 2.<「…イト」という語感が好まれるのかもしれ> ませんね。
- Postizos
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戦前は一高は「バイト」ほかの旧制高等学校では「アルバイ」と言ってたという記述を見つけました。 http://kotobakai.seesaa.net/article/8186946.html 両方あったとしたらバイトが生き残ったという事ですよね。 「アルバ」では「あるって何が?」と聞き返されてしまうからでしょうか。「アルバイ」までが限界で。 でも九州ではどげんでしょう。 何かあるばない?と聞かれても有るのか無いのか答えにくいし。 バイトのほうが外国語っぽい語感が残るからではないですか。 あるいはひっくり返すとかっこいいという隠語の感覚から後を先に言っているのか。新宿をジュクとか吉祥寺をジョージとか。 ミニウムは知りませんけど「ニューム」という言い方は60年代には有りました。→ニューム管 ニューム: アルミニウムの俗称。〈広辞苑〉と今でもあります。 チタニュームでもプルトニュームでもニュームだろうとも思いますが。
お礼
回答ありがとうございました。 <「アルバイ」> もあったのですね。そして <ひっくり返すとかっこいい> ということも考えられますね。 <「ニューム」> まで調べて頂きました。
或る「バイト」→「アルバイト」? http://ja.uncyclopedia.info/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%88 真面目に読まないでネ
お礼
早急な回答を楽しみました。 思い出しましたが、アルミニウムも本来ミニウムというべきなのですね。
- phj
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アルバイトというのは、ドイツ語由来の和製語になります。元々は戦前(というより明治期)の学生が短期で稼げる仕事のことをドイツ語でArbeitと隠語で言っていたのです。 でこのArbeitはドイツ語として発音すると「アッハバイト」が近い発音になります。つまりこれを前方から縮めると「アッハ」になってしまうのです。 これでは語呂が悪いし、この隠語が広まっていく過程で当時はまだまだ外国語の発音になじみが薄かったですから、うしろ側の「バイト」が使われるようになったのだと思います。
お礼
早速の回答ありがとうございました。 当時の学生が、(気取って)、ドイツ語を使いましたが、アッハバイトのアッハは、発音しにくくて、バイトになったのですね。
おそらく、韓国ではアルバなんでダブルと面倒になるので バイトにしたのではないでしょうか
お礼
早速の回答ありがとうございました。 韓国語と衝突することを避け、バイトとしたのですね。
お礼
早速の回答ありがとうございました。 アルバイトの日本語読みでは <第2第3拍に強勢がある> のですね。確かに、(私にとって)アルバ・イトよりアル・バイトの方が、各段に発音しやすいですね。