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薄層クロマトグラフィーについて。。。
薄層クロマトグラフィーを使って実験をしました。 いろいろな物質によって、呈色強度が違いましたが、 これは何に由来するのでしょうか? 教科書などを見てみましたが、分子中にある結合電子や非結合電子による。と書いてあって、いまいちピンときません。 ベンジルと、ヒドロベンジルを薄層クロマトグラフィーで分析しました。 どなたか教えてくださいm(_ _)m
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呈色強度はモル吸光係数に依存します。 例えば両端に重りをつけたバネ(反応前)を想像してみましょう。還元反応によって両端の重さが変化した場合(反応後)、一定の力でバネを引っ張る(紫外光を当てる)と両者のバネの振動の仕方は違うと思います。これがモル吸光度の違いなんです。資料に関しては手元にないので確実な回答ではないですがね。 ただTLCは経時で呈色は鈍ることが多いですし、濃度が一定であるとも言いがたいので、様々な要因が絡んでいると考えるべきでしょう。もし定量的に分析する必要がある場合はUV-VISやIR等を使用することをお奨めします。 あくまでTLCは反応確認手段として使うべきですね
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- mojitto
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普通TLCは定量分析には使わないので、呈色強度には注目したことなかったですね。 今回の質問ではベンジルとヒドロベンジルということですが、それは正式な名称ではないですよね? そちらが分からないと何とも言えませんが、ヒドロキシル基がベンゼン環の電子を引っ張るのでそれが呈色強度に影響してそうですね。 もしUV領域のスペクトルの一覧表などがありましたら、そちらと比較してみてはどうでしょう?
- bunsekiya
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もう少し情報をください。どんな実験方法を用いましたか?操作方法は? 最も呈色強度に影響が大きいのは分析対象物質の濃度ではないかと思うのですが・・・。
補足
まちがいました! ヒドロベンジルではなく、ヒドロベンゾインでした。 Ph-CHOH-CHOH-Phです。 ベンジルは、Ph-CO-CO-Phです。 呈色強度は一般的にどのようなことに依存するのでしょうか??? 今回行った実験は、ベンジルを還元して、ヒドロベンゾインを合成するというものです。 反応終了を確認するためにTLCを用いました。