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降水確率

kamobedanjohの回答

回答No.9

NO.3 から再度。 色々なご意見がありますが,降水確率は,あくまで「対象地域で対象時間内に」『1mm以上の降水があるか』の確率で,降水の継続時間や降水量の目安となるものではありません。 1mmの雨と言っても,1時間に1ミリ程度の雨なら外出中でもずぶ濡れになる事は有りませんが,1mmで済むのか,100mm以上に達するのかなどは,確率からだけでは判断できません。 局地的な一過性の雨でも,最近よく耳にするゲリラ豪雨では,数十分で数十mmに達することもあります。 道路舗装工事中に,敷いたばかりのアスファルトにやっと路面が濡れる程度の小雨が降っても支障を来すと,業者から聞きました。 人々の生活条件によっては,確率10%でも緊張を強いられる場合もあれば,50%程度なら気にもならないという場合もあるでしょう。 生活条件と降水確率による予定の立て方などは,予報の数字だけで無く,予報士の解説にも注意を払い,テレビ画面の天気図にも慣れて,自分の生活にあった判断をして頂きたいものです。 災害が想定されるような台風の接近とか強烈な寒波がある場合などには,過去の類似の天気図との対比で解説する場合もありますが,同一の天気図など,100年どころか1万年観測し続けても現れる可能性は0%と言えます。自然現象はそれ程までに複雑なものなのです。ですから,類似天気図は参考にはなっても,過去の天気を再現するものではありません。確率予報に類似天気図が使われることはありません。 現在の天気予報は,地上から成層圏までの気温と露点温度(水蒸気含有量の指標)と気圧配置による気流の状態を重層的に解析し,熱流体力学による数値計算で1時間毎の天候状態の変化を,スーパーコンピューターで累積して算出した結果に,各地域の地形的特徴を加味するなどして算出しています。加えて,地球温暖化の影響もあって,予報担当者の過去の経験など役に立たない,未経験の現象も多発するようになりました。 気象庁のスパコンが現在の千倍程度の処理能力を持つようになれば,1時間おきの確率予想もより細分化された地域毎に,より正確に発表されるようになるでしょう。 それまでの間は,確率予報の現状をご理解の上,予報士の解説にも耳を傾けて,天気予報をご自分の日常生活と防災のためにご活用下さい。 退職後18年になる元気象庁職員です。因みに,予報業務に携わった経験はありませんので,気象庁の予報業務やその仕組みなどについては,在職中に得ていた知識とは随分懸け離れた時代遅れの意見かも知れません。誤りがあればお詫びします。

mana_milk
質問者

お礼

再回答ありがとうございます(^^) 降水確率と降水量は関係ないんですか? そうすると、確率が90%とかでも雨がちょっと降るくらいだけだったら傘はいらないですよね。 傘が要るか要らないかってなかなか難しいんですね(´・ω・`)

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