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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ブラックバス等の外来魚問題について)

ブラックバス等の外来魚問題について

phengarisの回答

回答No.11

自然保護の立場からお答えします。  ブラックバスの影響は現在の進行中で、現在でも多くの貴重な生きものが影響をうけています。また、そ れは魚だけではなく、水生昆虫類なども深刻な影響を受けています。  このため、現在でも各地で多くの方々が在来の生きものを保全するために、バスの駆除を行っており、効果も一定程度見られます。もちろん、すべてを駆除することはできないため、効果があがりそうな止水域を中心にしています。  自然保護の問題は価値観の問題でもあるので、あなたとは議論をしても平行線かもしれませんが、日本でも生物多様性の保全の重要性が認識されており、在来の生きものを守っていくことが方向性となっています。  私もすこしでも在来の生きものを守っていきたいと思っているので、こうした活動にできるだけ協力をしています。そして、活動も生物多様性の保全上重要な場所を優先して行っており、こうした場所では大きく効果をあげることができているので、私は、駆除をすることで在来の貴重な自然環境を少なからず守っていくことは現状できていますし、できると思っています。  現在でも密放流が続いているのが、大きな問題ですが、密放流がなくなれば(現実は無理ですが)、相当程度の在来生物を守っていくことができるでしょう。バスはかなり広がってはいますが、それでも日本の自然すべてに影響する程までには広がっていません。そのため、保全側では、密放流を止めることが非常に大きな課題となっています。 「10年後、20年後、100年後にどうなっているかはわかりません」  このような論理になると、この問題だけではなく、議論をするのは難しいですね。 地球がいつまで持続するかもわからず、そこまで大きくなくても、いつ大きな自然災害が起こるか誰もわかりません。「将来どうなるかわからないから、やっても無駄」という論理だと、「ブラックバス産業なんて将来どうなるかわからないからやっても無駄」という主張にはどう答えるのでしょうか?  まあ、100年たってもブラックバスは空を飛べるようにはならないと思いますので、密放流がなければここから自然に分布を拡大して爆発的に増えることは科学的にみても無いと思いますが。  また、質問者さんは、ブラックバス産業の現状と将来性を試算した上でその重要性を主張されていると思いますが、素人の私には、ブラックバス産業がそれほど経済効果のある重要な産業には思えません。  そもそもこちらも価値観の問題ですが、「ブラックバス産業」で一部の方が利益を得ることよりも、在来の生きものを守ることに価値を置いているので、正直、ブラックバス産業などまったく必要無いと思っています。一般の人に聞いてもそちらが多数になるのでは? ブラックバス産業といっているのは、あくまで少数のバス釣り愛好者と思いますが。 「いずれバスも「そこにいてあたりまえの魚」」  私は多くの人がこのような考えにならないことを祈っています。こうなってしまうと、日本にパンダがいてもクジャクがいても(クジャクはすでに野生化している場所もありますが)、当たり前になってしまいますから。  人は自然に悪影響を与えすぎています。すでに絶滅してしまった生きものも少ないない現在、すこしでも在来の生きものを守ることができればと思っています。そのため、私は今後ともバスの駆除などの活動にはできるだけ協力しようと思っています。

dodonmai123456
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 はじめて、きちんとしたお考えをおもちの方に反論いただいた気分です。ありがとうございます。 何度も申し上げますが、私は駆除できるなら。それで本当に日本の自然環境が守れるのなら、駆除も致し方なしと考えています。 そのため、限定された水域などでの駆除は意味があると思いますし、やるべきだと思います(そんな小さな釣り場では、経済効果などたかが知れていますしね) >日本でも生物多様性の保全の重要性が認識されており、在来の生きものを守っていくことが方向性となっています。 素晴らしいと思います。 個人的には 「生物多様性なんて戦後の開発でとっくに失われてるのに今更…」 「生物多様性を保護しても、目に見える利益なんてどこにも無いのに…」 という意見ですが、あくまで個人的な考えですし、価値が無いとは思っていません。 また、私も密放流には反対です。反対というか、単純に犯罪です。 私が主張しているのは、 「駆除の意味が無い場所で、意味の無い殺戮を続ける意味ってどこにあるの?  それなら利用した方がいいんじゃない?」 ということです。 何度も何度も何度も言いますが、駆除できるならしましょう。 駆除できる場所ならしましょう。 できない場所なら、利用しましょう。 そういう話です。 >「いずれバスも「そこにいてあたりまえの魚」」 >私は多くの人がこのような考えにならないことを祈っています。 事実上、ブラックバス他、ブルーギルなども既に分布的には「そこにいて当たり前の魚」になっていますよね。 ザリガニやコイなどと同様、在来種に悪影響を与える外来種です。 ですが、前者は声高に駆除と言われず、ブラックバス/ブルーギル(特にバス)のみが駆除、駆除!と言われるのは何故なのでしょうか。 あなたのご意見を見て、やはり”ブラックバス”が特に悪者になっているのは  ・生物の”捕食”というインパクトのある害  ・根絶、あるいは減少させられるという意識 の2点なのだなと思いました。 >在来の生きものを守ることに価値を置いているので、正直、ブラックバス産業などまったく必要無いと思っています。一般の人に聞いてもそちらが多数になるのでは? ブラックバス産業といっているのは、あくまで少数のバス釣り愛好者と思いますが。 あなたのおっしゃる通りです。そして、それが一番の問題だと感じています。 ブラックバス産業!と言っているのはほんの一部。それは仕方ないと思っています。 ただ、私が問題だと感じ、一番気に入らないのは、そういう人たちに限って 「じゃあ何で在来魚を保護しないといけないの?」 と聞くと、何も答えられないことです。 なんとなくのイメージで、ブラックバスだけが悪者になっているのが非常に残念なのです。 知識があれば、雷魚も、ブルーギルも、ウシガエルも、鯉も、ザリガニも、すべてが駆除の対象になるはずです。 そうならないのは、結局感情論とイメージだけで批判しているからだと確信しています。 土着の自然を守りたい?なら護岸工事にはなぜ手を上げない?鯉は?フナは?ザリガニは? そもそもあなた方の言う土着の自然とは何? 捕食が問題?ナマズウナギニゴイケタバスアユの稚魚大型のコイetc、魚食魚は他にもたくさんいますよ? 漁師が困っている?外来魚による捕食圧でどのくらいの魚が減っているのか証明したデータは存在しないのに? そもそも内水面の天然魚漁師って何人いるのか知っている? 私は、自分の意見こそが正しい!! とは思っていません。 ただ、私の意見は、マスコミに植え付けられた安い批判でもなく、釣り業界がこさえた利益しか考えていない暴論でもない。自分で考えた、自分の意見であるつもりです。 他者を批判し、生物の命を奪うことを是とするのであれば、それだけの覚悟を持つべきであると、私は思っています。

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