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不思議なモーター

CC_Tの回答

  • CC_T
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回答No.27

No.22 補 さてと。 小さな磁石でも、集めると見かけ上1つの大きな磁石としてふるまうのはご存知ですよね? 複数を重ねたり、並べたりすると磁力がUPするってのは分かりやすいですよね? ね? 集めるほどに磁力が強くなる。これは決して相乗計算ではなく、2個集めれば力が2倍、5個集めたら力が5倍って感じの「足し算の関係」です。 逆に磁石を砕くと、1つ1つの破片にN極S極が現れてそれぞれが小さな磁石になる。つまり、磁石は小さな磁石の集合に置き換えて考えることが出来るのです。 さぁ、それでは先の図の「大きな磁石」を、「小さな磁石を並べて敷き詰めたもの」に置き換えてみてください。 1mの円内に、直径1ミリの円筒磁石を並べて敷き詰めたもの。 トータルとしての磁力は、大きな磁石と一緒。なんなら大きな磁石をそこまで砕いたと思ってもいい。 それでも中央の1点の磁力が一番強くなる(磁束密度が高い)と主張されるのであれば、そのエネルギーがどこから来るのか考えてみてください。勿論、バラバラの時の総エネルギーと集めたときの総エネルギーに過不足があってはエネルギー保存則が破れて、夢の永久機関が見えてきますよ? 磁石の磁束密度の「等高線」を描いたら、だいたい添付図のような感じ。 磁石を並べると隣り合う極同士で反発がある分、全体としては遠くまで磁力が及ぶようになるでしょうが、各磁石表面の磁束密度は、個々の磁石のそれを上回る事はありえません。磁石を重ねれば表面の磁束は増しますが、同極を並べた場合は磁石表面の磁束密度は変化しないのです。増える理由も減る理由も無いのです。 ですから、円形に並べた磁石では、恐らく縁から磁石数個分も内に寄れば、表面の磁束密度はほぼ一定になり、そこから内側にいくら寄って行っても、磁束密度はほとんど変化しないのです。 > コイルは入ろうとする磁束を外に追い出そうとしますから磁束が増えればその分 > 磁界を強くしますから電流が多く流れるわけです。 その通りです。ここで大事なのは「その分磁界を強くする」ってところ。 鉄心入りでもいいですけど、コイルに流れる電流は、「(鉄心を)通過する磁束の『増減』に呼応して」変化するという事です。静止した磁石の上のコイルには電流が流れないのは、動かないと磁束密度が「変化」しないから。同じように、一様な磁束密度の中でコイルがいくら早く動いても、コイルに電流は流れないのですね。 さて、ここまでくれば先のあなたのコメント > 図のコイルなら電流が最大になるのは4,5です。 が否であることは説明できませんか? 電流が最大となるのは磁束密度の変化が一番大きい2,7で、磁束密度の変化がほとんどない4,5ではほぼゼロ。しかも2と7では電流の向きが反対なんです。2では磁束密度が増し、7では磁束密度が減じるのですから。

mainas5656
質問者

お礼

大きな磁石でも小さな磁石でも磁力線の形は同じです。まず、図の磁力線が間違ってますが、磁力線は放射線状に広がっていき面でみると周囲に行くほど磁力線は横倒しになっていくんです。磁力線はお互いから離れようとするので。なので、磁石の中心部分が最も磁力は強いです。

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