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生産ライン未投入の在庫の捉え方について
現在、在庫管理システムの設計を行っています。 材料倉庫に計上されていた材料をピッキング・出庫し、その時点で倉庫から在庫を引き落とすことを想定しています。その場合、生産ラインに投入されるまでの間、払い出された在庫はシステム上どのように捉えることが多いのでしょうか? ・原材料のまま保管場所を変えるのか? ・仕掛品として捉えるのか?(まだ未投入なので仕掛品ではないと思っています)
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投入までの時間等によるだろう。 確かに、生産ライン投入までは原材料のままとするのが理にかなっている。ただ、事務処理を簡便化することなどを考えると、例えば出庫から生産ライン投入までが短時間であれば出庫時点で投入扱いとすることも認められるだろう。認められる処理であれば、そのようにするケースもあるだろう。 したがって、自社向けシステムや受託開発システムであれば、要件を確認すべきところだ。一般向けシステムであれば、いずれの使い方もできるのがいいのではないだろうか。 念のため会計理論的な話もしておくと、原材料のうち、加工を開始するために投入したもの、仕掛品の加工を続けるために追加投入したもの、完成品の修理等のために投入したものその他投入したものは、原価計算の手続きに従い原材料勘定から払い出されることになる。また、他者に売却するなど目的変更により加工目的でなくなったもの等は、未使用であっても原材料勘定から振り替えることになる。
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- hinode11
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会計理論の上では、「原材料のまま保管場所を変える」が正解です。 会計理論では、取得した原材料のうち、 1.完成品に使用したものは、「原材料」に計上しない。 2.仕掛品に使用したものは、「原材料」に計上しない。 3.未使用のものは「原材料」に計上する。 ですから、未使用のものが倉庫にあっても、生産ライン上にあっても、未使用である限りは「原材料」に計上することになります。保管場所には関係がないということです。
お礼
なるほどです。 やはり、使っていないものは「原材料」のまま残しておくということで良さそうですね。 そこを論点に確認いしたいと思います。 保管場所を移動させるというのがよさそうですね。 ありがとうございました。
- nitto3
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そのラインの所属をはっきりとさせ、 倉庫側、ライン側に責任を持たせたらいいです。 ふつうはライン側だと思いますよ。
お礼
ありがとうございます。 在庫責任をどちらにするのか(今どうしているのか?)ということを確認事項にしたいと思います。
お礼
丁寧な説明ありがとうございます!理解するとともに論点がハッキリしたので個人的にスッキリしました。 私は要件を詰めることが担当ですので、その点をきちんと押さえたいと思います。