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対数関数の導関数

対数関数の導関数を導出する過程で、教科書に、 e=lim[k→0](1+k)^1/k loga(e)= lim[k→0]loga(1+k)^1/k という変形がありました。しかし、 e=lim[k→0](1+k)^1/k loga(e)= logalim[k→0](1+k)^1/k とは、ならないのですか。単純に両辺の先頭にlogaをつければいいのではと思ってしまいました。 高校生向けの、ご教授をよろしくお願いします。

みんなの回答

  • alice_44
  • ベストアンサー率44% (2109/4759)
回答No.2

なります。 そして、貴方の式を経由して、教科書の式が導かれるのです。 log を定義するときに、連続性を仮定しているので、 loga lim[k→0] (1+k)^1/k = lim[k→0] loga (1+k)^1/k が成り立つからです。 一般に、 lim[x→0] g(x) = c が収束して、 f(y) が y = c で連続であれば、 f( lim[x→0] g(x) ) = lim[x→0] f( g(x) ) が成り立ちます。

pros
質問者

お礼

いつもお世話になります。 loga lim[k→0] (1+k)^1/k = lim[k→0] loga (1+k)^1/k のことを知りませんでしたが、理解出来ました。 ありがとうございました。

  • info22_
  • ベストアンサー率67% (2650/3922)
回答No.1

>loga(e)= log[a]lim[k→0](1+k)^(1/k) ...(★) >とは、ならないのですか。 となります。 一方、 >log[a](e)= lim[k→0]log[a](1+k)^(1/k) も成り立ちます。 教科書の式は(★)の式とは別の公式と考えてください。 たまたま似たような,紛らわしき式となっているだけです。 基本は質問者さんの考え方で良いと思います。 [教科書の式の証明] 右辺=lim[k→0]log[a](1+k)^(1/k( =lim[k→0] log[a](1+k)/k =lim[x→0] log[a](1+x)/x =(1/log[e](a))lim[x→0] log[e](1+x)/x ...(※) マクローリン展開の公式log[e](1+x)=x-x^2/2+x^3/3-x^4/4+… より =(1/log[e](a))lim[x→0] 1-x/2+x^2/3-x^3/4+… =(1/log[e](a))*1 =log[e](e)/log[e](a) =log[a](e) =左辺 [証明の別解1] (※)の式は次式のように変形すれば微分係数の定義式となるので =(1/log[e](a))lim[x→0] {log[e](1+x)-log[e](1)}/x =(1/log[e](a)) d/dx(log[e](1+x)|(x=0) =(1/log[e](a))(1/(1+x))|(x=0) =(1/log[e](a)) =log[e](e)/log[e](a)=log[a](e)=左辺 ロピタルの定理を使っても良いのであれば [証明の別解2] (※)の式は0/0形なのでロピタルの定理が適用できて =(1/log[e](a))lim[x→0] (1/(1+x))/1 =(1/log[e](a))=log[e](e)/log[e](a)=log[a](e)=左辺 となります。

pros
質問者

お礼

いつもお世話になります。 log[a]lim[k→0](1+k)^(1/k)= lim[k→0]log[a](1+k)^(1/k) が成り立つことがわかって、すっきりしました。 ありがとうございました。

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