汎用旋盤の需要

質問

今職業訓練校に行こうと悩んでいます。
汎用旋盤など手作業での金属加工の仕事に大変興味があります。
職業訓練校などで勉強して、将来的には手に職を付けたいと思っています、
家族もいるため、実際には卒業後仕事が無いとか、生活できるほどの給料あるのかなと不安です。
もちろん、勉強から実際の技術を身につけるには、相当な努力が必要な事は分かっているのですが、自動の機械化が進む中、汎用での旋盤は必要とされ続けるのでしょうか？

実際に旋盤をやっている方や、辞めてしまった方の意見を聞かせていただければと思います。

回答No.1

emukei

自動機生産に適していない少量の部品製作には、まだまだ汎用が活躍していますよ。
ただ、今では旋盤屋さんがめっきり減ってしまったので、
ＮＣ旋盤かフライス盤も使えるようになっておいた方がいいでしょうね。

旋盤は技術が必要な割には儲からない（笑）ので、
旋盤屋さんが減っているということを付言させてもらいます。
職人魂が無ければ、中々続けていくのは厳しいということです。

それに、旋盤屋さんが減っているということは、
それだけ腕のいい職人さんから「盗める」環境が少ないということになりますから、
習熟度、熟練度を上げていくという点でも厳しいかもしれません。
基本的に、職人さんに根掘り葉掘り聞いても教えてくれませんよ。
訓練校の先生とは違って、教えることが仕事ではありませんからね。（＾＾；
あくまで「見て盗む」がルールですし。

町工場も多くが余裕のない中、「よっしゃ、鍛えたろう！」という、
そういう社長さんなり職人さんに出会えるかどうかですね。
それなりのことを学んだつもり、体得したつもりで出て行くと大怪我をします。
プライドなんて、あっという間にズタズタですよ。（笑）
訓練校を卒業した時点からが修行の始まりという感覚じゃないと。

これからの情勢がどうなるのかにもよりますが、
今の状況は、大量生産品は海外へ持って行かれて、
少量の急ぎの物や加工の難しい物が国内というのが大きな流れだと思います。
「少量の急ぎの物」を作るのに向いているのが汎用なのですよ。

しかし、汎用旋盤一本というのは厳しいと思います。

お礼

回答ありがとうございます。
汎用からＮＣ・フライスと使えるようになるのが、大変なのか応用的な物かまだわかりませんが、
まだまだ需要があるようなので、しっかり考えてみたいと思います。