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活性酸素と抗酸化作用の数値について

higegie2の回答

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  • higegie2
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回答No.3

 またまた長文です Q1 について  活性酸素及びフリーラジカルは人の免疫をも低下させるし、直接的に病も発症させる可能性があります。 <腫脹や、壊死組織から放出されるフリーラジカルは周囲の組織をも壊死させる働きがあるためこれらを抑制することが機能予後の向上につながる>・・・については文章の通りですが、活性酸素やフリーラジカルが病気を生んで、更に病状を増悪するものです。  急性白血病で骨髄移植を余儀なくされるケースもありますね。免疫低下で病気になる極端な例ですが、亡くなった市川團十郎さん、骨髄移植の為に60Gyの放射線を全身曝露させて骨髄を移植したわけですが、60Gyって60Sv(60,000mSv)ですから致死量の7.5倍の放射線量に値します。その量を一週間ほどかけて放射線被曝させ、全身の免疫をノックアウトさせて他人の骨髄を移植するようにデザインされたものです。  其の為に、他人の細胞を移植しても拒絶反応が起きずに、團十郎さんの骨髄で正常な白血球を造りだすことができたのです。しかし、免疫低下が起きる為に風邪や肺炎などの感染症に罹患しないように注意を促されます。亡くなった原因は『(免疫低下に依る)肺炎』でしたね。  癌治療を引き合いに出してフリーラジカル・活性酸素の障害を説明するのは何とも心苦しいが、抗がん剤はどの抗がん剤も活性酸素を大量発生させて癌を攻撃するように考え出されたものです。その薬の副作用は強く、嘔吐・下痢・脱毛・白血球数低下・血小板数低下・易感染・肝臓障害等々・・・全て活性酸素並びにフリーラジカル障害によるものです。 Q2、Q3 について  サプリメントは医薬品に記されるような効果・効能を謳ってはいけない、と云う法規制があります。しかし、栄養素には栄養の生理活性が厳然としてある訳で、病の多くが栄養不足から始まっている事実はお知らせしても良いものだと理解しています。  売るためだけに作られた安いサプリメントは、栄養の生理活性が発揮されなくても良いのです。何故ならば、効果・効能を謳わずにイメージだけを売れば良いからです。  ハンマー投げでトップアスリートの室伏浩二氏のこと。毎日鍛錬しているにも関わらず成績が低迷していた時期があった。  スポーツドクターが室伏選手の血液検査をしたところ、貧血数値のヘモグロビンが6g/dlほどに下がっていた。医師はそれが運動パフォーマンス低下の原因と見抜いた。ドクターはスポーツ指導にサプリメントを用いていたが、どのメーカーのものも治療に使えるものはない、と17~8年前に講演の席で零していた。つまり市販のサプリメントでは全く効果がなかったということ。一般医療から栄養療法専門に切り替えた『新宿溝口クリニック』の院長先生も同じことを、云っています。具体的に記すとサプリメーカーへの営業妨害となるので、これ以上の説明はご勘弁ください。  室伏選手がその後運動パフォーマンスを向上させたのは、ドクターが天然物から抽出した良品のサプリメント(現ドクターサプリ)を用いたので、活性酸素消去能が高まって貧血改善されたので、運動能力を取り戻したからです。  貧血に陥った原因ですがトレーニングで汗を流すと、一緒に鉄が失われて鉄欠乏性貧血が進みます。  更にそうしたトレーニングで活性酸素発生量は増えて、スポーツ溶血性貧血が発症します。間接ビリルビン高値になるのはそれが原因です。  運動負荷によって、酸素の取り込み量は増大して活性酸素の発生量も増え続ける。その時に抗酸化栄養が不足すれば活性酸素の消去能は追いつきません。一般医療ではスポーツ選手の貧血改善が難しいのはそれが理由です。  スポーツは身体に良いと信じられていますが、適切な対処がなければ体を傷害するのです。傷害を受けない為には、カロリー不足をなくすこと・運動による活性酸素量に耐えるだけの抗酸化栄養を摂ること・運動で失われる栄養素を積極的に摂りいれること、だと思います。  ビタミンEと運動能力について、『佐藤 伝: 運動持久力に及ぼすV.Eの効果について、体力化学 11 151~156 (1963)』では大黒ネズミの餌に V.E 1mg投与を対照群のA群。 V.E 2 0mg投与とした過量群のB群。 V.E 欠乏群のC群。 この3群を水槽に入れて遊泳実験を行った。実験は3日置きで計4回行われて、遊泳平均時間は  V.E対照群のA群は148.9分泳ぎ抜いた。 V.E過量群のB群は181.6分を泳ぎ続け、 欠乏群のC群は90分で溺れた。  この実験が意味するところは、運動負荷によって活性酸素が発生して活性酸素消去能力が低下すると、筋肉持久力を変化させていることを意味している。V.E欠乏群がそのままトレーニングを続けると、赤血球細胞膜の破壊が進んで赤血球寿命が短縮した結果『スポーツ溶血性貧血』に陥るのは理解して頂けるだろうか?

ipyodora
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 >致死量の7.5倍の放射線量 >全身の免疫をノックアウトさせて他人の骨髄を移植するようにデザインされたものです。 これは結構ビックリしました。 >活性酸素やフリーラジカルが病気を生んで、更に病状を増悪するものです。 >免疫低下が起きる為に風邪や肺炎などの~『(免疫低下に依る)肺炎』でしたね。 >嘔吐・下痢・脱毛~全て活性酸素並びにフリーラジカル障害によるものです。 要約すると、「免疫低下に依って病気を生んで、更に病状を増悪するもの」でしょうか?ちょっと簡単すぎる要約ですが・・・。 >ドクターが天然物から抽出した良品のサプリメント(現ドクターサプリ) こう言ったものがあるんですね!昔、怪しい人から怪しい感じのサプリメント説明を受けましたが、今思えばこの話に通ずる物があります。 自身でもこれをキッカケに少し調べてみると、活性型ビタミンと言う単語を目にして、これか!という感じでした。それと・・・ wikipedia(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%83%8E%E3%82%B3%E3%83%90%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%83%B3) 「ビタミンB12とも呼ばれる代表的なコバラミンの一種であり、ビタミンの中で水溶性ビタミンに分類される生理活性物質である。」 一種類かと思っていた、ビタミンB12も複数ある事を知りました。たぶん、この辺りも大いに関係するのだろうと、新たな世界が広がった感じがします。(冷静に読み返すと大げさな感じしますが(笑)) >カロリー不足をなくすこと・運動による活性酸素量に耐えるだけの抗酸化栄養を摂ること・運動で失われる栄養素を積極的に摂りいれること 通常時はもとより、減量時にはより気をつけます。 >ビタミンEと運動能力について 思いの外、ビタミンの影響が出るものだと思いました。 >赤血球細胞膜の破壊が進んで赤血球寿命が短縮した結果『スポーツ溶血性貧血』に陥るのは理解して頂けるだろうか? 活性酸素により破壊が進み、赤血球の生産量増加での鉄分減少に依る『スポーツ溶血性貧血』と理解しました。 具体的なお話は頂けなかったもののビタミン類の回答まで頂けた事は大きな収穫でした^^

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