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群Gの元aの位数

graphaffineの回答

回答No.10

beni-gombeさん、こんにちは。 #2に誤りがあり、それによりbeni-gombeさんが混乱されたようですので指摘させてもらいます。 #2にあるように、位数と言っても群の位数と元の位数では、対象が違うので当然定義も違います。 定義1 群の位数は群の要素の数。 定義2 群Gが与えられたとき、その元aの位数とは、   aで生成される巡回部分群の位数。 残念ながら、#2では定義2の最後の位数と言う言葉が抜けていました。 上の書き方では定義2で定義1を利用しています。が、次の書き方では、定義1と独立に元の位数を定義できます。 定義2’元aの位数とは、a^n=e(単位元)となる最小の整数。 但し、この場合はこのようなnが確かに存在することを確かめておく必要があります。 貴兄が言われる群とは有限群だけですか、それとも無限群を含みますか。それにより、若干nの存在の確認方法が変わります。 >また、a^nのnに対する制限はどうなっているのでしょうか?上記の例からは、なんとなく自然数のような気がしますが、実数とかでも可? xを正の実数とすれば、任意の実数yに対しx^yを定義できます。しかし、この状況を群の場合に当てはめてはいけません。群の場合の指数の範囲は入門書にはちゃんと書かれているはずです。多分整数全体となっていることが多いと思いますが、0以上の整数または自然数となっている場合も有り得ます。

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