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フッ素樹脂加工のフライパンなど
2000円程度の使い込んだ黒いフッ素樹脂加工フライパンがあります。 そのフライパンで焼いた鶏もも肉のかたまりをそのまま フライパンの上で包丁の先を使って、姉は切っていました。 いわゆる手抜きです。 フッ素樹脂が使っているうちにはげてくるのは、仕方ないし 体に取り込んでも排泄されるときいていたので、さほど 私はそこまで気にはしていません。 ですが、はげないほうがこびりつかないので、なるべく丁寧に扱っています。 洗い方や洗う道具、金属のへらを使わないとか・・・ なのに・・・びっくりしました。 からだにしっかりバランスのとれた栄養献立もとても大事だと思っていますが、 外食は仕方ないにせよ、なるべく家庭の中では有害または有害と思われているものは 取り入れないように私はしています。 フッ素樹脂のフライパンもいろんな材質のものが使われていることとは 思いますが、鋭利な刃物でフライパンに深くキズがつくとなかの金属物は微量でしょうが 調理したものの表面に浮かび上がり、出来上がったものをいただけば 人間の体に取り込まれますよね。 きちんとすべて排泄されるのでしょうか? 体内に蓄積され続けるのでしょうか? いくら私が気をつけても、家族にこのような癖の悪い人がいると フッ素樹脂加工フライパンを買い換えていたらきりがありません。 どうか、真実を知りたいのです。 よろしくお願いします。 高級なステンレス多層鍋を買ったのですが、姉は乱雑だと知っているので 使わせていません。 お互い独身でおそらく共にずっと暮らすと思います。 別々に料理をしていたら、とても不経済ですし楽しくありません。 いったいどうしたらいいのでしょう。 ステンレス多層鍋も鋭利な刃物で傷つけたら、 その鍋で調理したら、体の中ではどんなことがおきるの でしょうか?
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- kuniuni
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分かる範囲で。はしおって書いてますので、専門家の方がいたらhelpです ^^;) 不動態皮膜(酸化皮膜)が大気中常温の条件で容易に出来るのがアルミとステンスなのです。シリコンなども直ぐに酸化皮膜が出来てしまいますが、シリコンは、鍋の材料として不適なので、この際省略。しかし、鉄自体は、アルミやステンにみられるような不動態皮膜は形成されません。よって、鉄のままでは、大気中常温でも酸化して、錆びてしまいます。このため、ステンのようにクロムやニッケルを少し混ぜることにより、鉄が直に大気(酸素)に触れないようにして、錆び難く(決して錆びないわけではありません)しているのです。鉄のフライパンも使用後に、油を薄く引く(油のコーティング)をすることにより、大気との直接触れないようにしているのです。 金属の溶けだす問題につては、環境によるところが大きいのです。詳細は、電気化学という学問分野にあたります。簡単にいうと、溶液中で金属が溶け出すためには、金属が溶液との間で電子のやり取りをした結果なので、そのようなことが起こる環境でなければ、鉄でも安定でいることができます。逆にいうと、過酷な環境(お酢の中とか)では、ステンレスでも腐食してしまいます。 昔のアルミ鍋の穴の件は、おそらく、磨耗してあいたものでしょう。アルミは、非常に柔らかい金属なので、日常の炊事の際の洗浄などの作業でも、どうしても削れてしまいます。昔の人は、物持ちがよかったから、長い期間使ったことで、穴があいたと考えられますね。このように、アルミは非常に傷つきやすいので、鍋に限らず、表面をいろいろコーティングしていろいろ使ってます。 ステンレスの多層鍋は、ちょこっと調べたものでは、あるステンレスの多層鍋は、ステン+アルミ+ステン3層構造のようです。第一層のステンレス層を突き破って第二層のアルミに到達したならば、アルミと食材との接触を考える必要が出てきます。しかし、ステンレスはかなり硬いので、普通の女性が、包丁の刃で第二層のアルミまで到達するような穴を開けることができるかというとかなり大変かと考えますが・・・ 銅鍋の件は調べてみたところ食品衛生法上の規定のようです。錫と銀がめっきに利用されているようですが、料理程度の環境では、人体に影響があるほどの溶解がないから利用されているのでしょう。いずれにしも、単体の金属自体では人体に取り込まれることはないですし、たとえ金属錯体を形成しても、配位子の組み合わせや構造によっては同じ金属でも毒性があるものと毒性がないものが存在したりします。 どんな金属でも(鉄でも)、体内に取り込み過ぎると人体にあまりよくありませんよ。なんでも、適度が一番です。 参考URLにいろんな鍋材料のことがまとめて書かれてました。
- kuniuni
- ベストアンサー率38% (116/305)
補足の台所用品のカテの部分に対する回答というか、私の見解です。 1.キズの深さについて 均質な材料の場合、キズは深かろうが浅かろうが、問題ありません。アルミやステンレスの地肌が表面に出た瞬間に不動態膜が形成されます。金属のコーティングが有る鍋(銅の鍋など)の場合は、コーティングがはがれると、地金が溶解していく可能性はあるでしょう。 「フッ素樹脂加工フライパンのフッ素を取り去ったフライパンに深い傷をつけた場合の金属の毒性に...」 ということですが、フッ素が取り除かれれば、それはただの鉄鍋であったりアルミ鍋と同様です。あなたのお持ちの樹脂加工フライパンの地金はなんですか?アルミならば、アルミ鍋だとして考えればよいし、ステンならばステン・・・と考えればよいだけです。 キズの粉については、アルミ缶などのプルトップを開ける時に出る粉よりは少ないと思いますけどね。 2.ステンレスの錆びについて ステンレスももちろん錆びます。高い安いに限りません。同じステンレス鋼でも、製品や用途別に、微妙に合金の配分を変えてますから。でも、鍋が錆びる場合は、かなりはな条件でのことです。例えば、酢を入れっぱなしにしたり、塩をこぼしたりなど。ステンレス鋼は、キズどころか、破断した場合でもその破断表面は、先に書いたように一瞬に不動態膜が形成され、普通の条件では錆びません。でも、それを剥ぎ取る行為をずっと続けていれば当然錆びたり、金属が溶け出しつづける可能性があります。でも、ガッーと、キズを入れたくらいでは、物理的に錆びやが追いつくとは思えません。
- y-k-m
- ベストアンサー率36% (365/1003)
テフロンのフライパンは傷つけないように、また空焼きしないように使っていても、数年でダメになります。 頑丈な鉄製にしてましょう。上手に使い込めば、くっつきません。鉄分は体に悪くないし。 他の専門家が書いておられるように、金属やプラスチックの害は大きな問題にはならないようです。それより、デリケートな妹とラフな姉の違いが問題なのでは。。 料理は当番にして、お互いの作業中は見ないようにした方がいいかも。
お礼
どうもありがとうございます。 鉄のフライパンもいいと思うのですが、 やはりフッ素樹脂加工フライパンならではの 部分もあるのです。 食器やはしを洗うにも、形だけ洗うだけで、 汚れはほんとに落ちていないのです。 洗剤の泡切れはいいですが、まだ食器に洗剤成分が 残っているんじゃないかというくらいの速さ。 洗剤の泡が飛び散るところに、カットしてある野菜が 入ったざるが平気で横においてあるし・・ もう信じられません。 以前それほど気にしなかったんですが、気になりだしたら ほんとうに気になってきます。 キャンプなどは、1泊は2泊ですし割り切れば全然 大丈夫なんですけどね。 キッチンはとにかく清潔にがモットーなんですけど・・・ 全然改めようとしない姉を見ていると、どんどん神経質になっていく自分に疲れています。
- kuniuni
- ベストアンサー率38% (116/305)
元材料屋です。 アルミニウムは酸化しやすいので、直ぐに表面に安定な酸化膜が形成されます。キズがついても、酸化膜が一瞬(1秒以下の時間レベルで)でき、アルミと食品が直接接触しつづけることはありません。アルミとアルハイマーとの関連については、いろいろいわれています。特殊な条件が重なると、確かに因果関係はあるようです。 参考URLとして http://www.maff.go.jp/soshiki/syokuhin/heya/qa/alt/altqa011225.htm くるくる♪週刊化学マガジン の2004/03/17号 http://www.melma.com/mag/21/m00024321/a00000067.html アルミは、食品や添加物、飲み水等から体内に意外と多く入ってます。たとえば、ベーキングパウダー、重曹、胃腸薬などなど。これらの量に比べたら、キズ鍋から体内に入る量は、かなり少ないと推測されます。 ステンレスの場合は、ステンレスは、鉄、ニッケル、クロム合金で、安定なの(錆びない)は、表面にクロムの非常に薄い不動態膜(アルミの酸化膜と同じ)があるからです。クロムといえば、猛毒。でも、大気中でまた一瞬で不動態膜が形成されアルミと同様に安定となります。でも、クロムを気にして避けてる人もいます。鉄だって、不純物を沢山含んでいるので、これを嫌っている人もいます。銅の鍋もしかり。土鍋も、不純物が多そうだし。 いずれの金属も、吸収される形態にならない限り問題ないですが、固体の金属の場合でも胃酸により溶けることは予測されるので、多少は取り込まれるでしょう。体内で吸収された金属は、その多くは排出されますが、いくらかは体内のどこかで取り込まれます。金属系の鍋の場合、食品のなかに多量に金属が溶解しないように、塩分、酸の強いものは長時間入れておかない、キズを避けることにより、さらに、体内に取り込まれるリスクを下げられます。私個人的に思いますに、丁寧使うに越したことありませんが、多少乱雑に扱っても、アルミの場合は酸化膜が、ステンレスの場合は、不動態膜が形成されるので、リスクが桁違いに変わることはないと思います。
お礼
どうもありがとうございます。 少しは安心しました。 ただ、包丁でキズをつけたときに調理していたものは 一瞬で酸化膜ができるといっても、傷ついて粉?状になったものはやはり食品につくのでは? 食べる気はしません。 その鍋も使っているうちに、それほどは気にならないにしても・・・ いつも油をふくんだ料理ばかりしているわけでは ありませんし、洗剤だって使います。 凹凸があると、どうしても不衛生になってくるようにも 思います。 どの鍋だって、細かなキズを気にしていたらきりがないのですが・・・ 気になるのは、鋭利な刃物で普通のきずよりは深いと 思うのです。
補足
アルミニウムの鍋とステンレス鍋については わかりました。 アルミニウムについては、真相は私ではよくわかりませんがどのようなことが言われているかは、よく知っています。 それよりも、フッ素樹脂加工フライパンのフッ素を取り去ったフライパンに深い傷をつけた場合の金属の毒性に ついての話がメインなのです。 また、いくら高いステンレス鍋でも条件が整えば 錆びるそうですよ。 また、ステンレス鍋にも鋭利な刃物で深い傷がついた場合の事を聞いています。 姉がまた別の鍋でも同じ事をしないかと、気になるからです。 多少乱雑に扱うのと鋭利な刃物でつきさすのは、次元が 違うように思います。 鋭利な刃物で突き刺すのは、ほんとうに尋常ではありません。
- timeup
- ベストアンサー率30% (3827/12654)
その様な心配は私も常に持っています。 化学的には安心でも人体では生理学でも分かっていない事って多くありますから・・・。 で、私はアルミの寸胴などは使っていません。煮込みに使いたいのですが、軽いですし安いですから、しかしアルツハイマー系の疾患の元だと言う報告もありますし・・・。 フライパンは鉄のを使っています。 使いはじめに処理を丁寧に時間をかけてすればこびりつくような事もありませんし、安心です。 鉄なら少々体内に入っても、安心なのは長い人体実験の歴史が有りますから他の素材よりも安心です。 こまるのが、炊飯器の内釜で、テフロンが良くはげるので買い換えるも日本在住ではないので、気軽に注文も出来ませんし、これのフッ素樹脂はあきらめています(^_^;
お礼
どうもありがとうございます。 鉄の中華なべを使っていますから、鉄の特性は よくわかっています。 ただ、フッ素樹脂加工のフライパンも捨てがたいものが あります。 こびりつきの事を考えると、やはりフッ素樹脂に 勝るものはありませんよね。(正しく使った場合) うまみ成分などは、こびりつかないにこした事はありません。 また、サラダ油をひかずにいきなり肉をいれても フッ素樹脂はこびりつかないですよね。 鉄は、始終動かして、温度を管理していないと難しいです。 はげてしまったフッ素樹脂加工フライパンや炊飯器の内釜に、元の古いフッ素を取り去り、きれにまた加工を してくださるところがあるんです。 でも、内側に深く鋭利な刃物で傷つけられたものは、 凹凸があってどうなのか・・・ 日本在住でしたら、少しは気軽にそのようなところを 利用したりできますのにね。
- shota_TK
- ベストアンサー率43% (967/2200)
プラスチックの耐久性を研究してる者です. その使用方法での身体への害は無視できるレベルだと思います.少なくとも,フッ素に関しては実害はありません.固体状のフッ素樹脂であればそのまま排泄されます.また,フッ素樹脂は他のプラスチックと異なり,加熱しても溶融せずに粉末状になるか,熱分解して気体になります.有害な物質がフライパン上に残るとは考えにくいです. フッ素の場合,怖いのは空焚きです.非常に有毒なガスが発生します.あまり神経質になる必要はないと思いますが,中華鍋の容量で「カンカンになるまで加熱するのが当然」と思っていると健康にも影響が出るかも知れません. 金属については詳しくないのですが,非常に酸性の強いものを長時間放置したりしない限り,影響は小さいと思います. ですが,そのような使い方(フライパンの上で包丁)は,尋常ではありません.「石油のポリタンクの上で焚き火」とか,「コンタクトレンズを砂場の中に保管」とかと同レベルの異常な行為だと思います.
お礼
どうもありがとうございます。 フッ素がほとんどはげた(元フッ素樹脂加工フライパン) フライパンに、鋭利な刃物を突き立てたのですから 私の聞いているのは、フッ素樹脂の毒性のようなものではなくて、そのフライパンの素材(アルミ合金だとか・・) の毒性はどうなのかという質問でした。 ただのアルミでなく、アルミ合金だとかメーカーやそのフライパンにより様々だと思いますが・・ 姉もめったにそんなことはしないと思いますが・・・ たまたま古いフッ素のはげてフライパンだしという 安易な考えではあったかと思います。 でも現場をみた私は、食欲はうせて別鍋で別な料理を 作って食べました。 外食すれば調理の現場など見ませんし、割り切るしか ありませんが・・・ 家庭ではなるべく加工物などをとらない安全な 食べ物を自分の健康状態を把握しながら味つけも できるわけですから、姉の行為はほんとにいただけない と思っています。 怒ってものれんに腕押しです。 困ったものです。
お礼
何度も丁寧にありがとうございます。 不動態膜が作られること、傷がついたときにできる粉も プルトップに較べるとたいしたことがないのですね。 >あなたのお持ちの樹脂加工フライパンの地金はなんですか?アルミならば、アルミ鍋だとして考えればよいし、ステンならばステン・・・と考えればよいだけです。 軽いのでアルミだとは思います。 でも色が鉄のような色なんですよね?? スーパーで買ったような安物だと思いますが、 同じようなものをみかけないので、素材を知る手立てが ありません。 >金属のコーティングが有る鍋(銅の鍋など)の場合は、コーティングがはがれると、地金が溶解していく可能性はあるでしょう あの、地金が溶解というのは金属のコーティングのことをさすのですか? 銅の場合だと、スズですよね。 スズは人体に有害?ですよね。 でもどうしてそのようなものがコーティングされているのでしょう? 銅が溶け出すのを防ぐため? でも、コーティングがはげれば結局溶け出すのでは? 不動態膜が守ってくれるのですか? 鉄でさえ、酸化皮膜が形成されても微量ながら溶け出すのでは?(鉄は人体に有害だとは聞いていませんが) アルミが剥き出しになれば、使ううちに溶解し続けるのでしょうか? 昔、家で穴のあいたアルミニウムの鍋をみたことがあります。・・油をひいて使ってはいない鍋でしたが・・・ もしかして、油の調理でないと不動態膜はつくられないのですか? その大昔は、穴をふさいでいたという話を聞いた事も あります) メーカーによっても違うと思いますが、たいていは フッ素樹脂加工のフライパンは、アルミニウムに 強度をもたせたアルミニウム合金だそうです。 ステンレス多層鍋のようなつくりでもなく、1つの素材 であることが多いそうです。 切断面の説明がいくつもあるのは、調理する面の側は フッ素樹脂の膜が幾重かあったり、火のあたる外側の 加工が幾重かになったりしているだけなのだそうです。
補足
申し訳ありません。 お礼が文字オーバーでしたので、こちらに続きを書きます。 私は、必ずステンレス多層鍋のようなつくりになっているかと思っていました。 いくつかの層まで突き破ってしまうと、そこにはステンレス多層鍋に使う人体に有害な金属成分(クロム?クロム合金)にゆきつき、少しずつ少しずつ溶け出して、その鍋で調理したものを食べ続けていると少しずつだけどそれは確実に人体にたまっていくのではないかと・・・ でもそれは、不動態膜で防げるのですね。 しかし、昔アルミの鍋に穴があいたのは溶けたからじゃ なかったのかな?? いまいち、酸化皮膜が形成されて溶け出さないというのも 納得いかないかな。 剥き出しの最初からアルミで作られた鍋に、どうして 穴があくのでしょう? 成分が溶けたからではないのですか?