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IS曲線とLM曲線
最近,公務員試験対策として,マクロ経済学の初歩中の初歩を始めたのですが, 基本となるIS曲線とLM曲線が理解できずに困っています。 かなり初歩的な学習中で恐縮なのですが,どなたかお知恵をお貸し頂けると幸いです。 【質問1】 経済学を今まで全くやったことがなかったので,質問が的外れかもしれないのですが, 「ある値が変化することで,別の値が自然と変化する」話と, 「ある値を変化させる場合,別の値をも変化させなければならない」話の区別ができません。 村尾英俊『最初でつまずかない経済学マクロ編』(実務教育出版,2011年)を使っているのですが, 例えばそのP108に,次のような記載があります。 「政府支出の増加や,減税(Tの減少)によって I+G>S+T の状態になります。 再び均衡状態を保つためには(中略)具体的には, 利子率が上昇して投資Iが減少するか, 国民所得Yが増加することで貯蓄Sが増えればいいのです。」 この記載からすると,右辺・左辺を調整して>を=へ変化させよう(均衡を図ろう)という話ですから, IS曲線が右上にシフトする,つまり,利子率が上昇し,国民所得が増加するのは, 「値が自然と変化する」話でなく,「値を変化させなければならない」話なのだと思います。 しかし,減税は政府が行う仕事(財政対策)であって,利子率を変更するのは銀行の仕事ではないのですか? あるいは「国民所得を増加させる」とはどういう方法のことを指しているのでしょうか? 【質問2】 上記の疑問と同じような疑問なのですが,「これとこれは一致する」,という話が出て来たとき, それは「一致させるべき」という話なのか,「自然と一致する」話なのか,訳が分かりません。 例えば,上記テキストには「C+I+G=C+S+T」という公式が出てきます。 別のところでは「GNP=Y=C+I+G」というのも出てきます。 さらには,「Y=C+S+T」というのも出てきます。 そうすると,結局「GNP=Y=C+I+G=C+S+T」ということになります。 ところが,市役所の過去問とその解説によると, 「消費税率が上昇すると国民総生産を減少させる」 と書いてあります。 しかし,「GNP=Y=C+I+G=C+S+T」からすると, Tが増えれば「C+S+T」全体が増え, ということはイコールで結ばれた「C+I+G」も「Y」も「GNP」も同じだけ増えるのではないですか? そうすると,「消費税率が上昇すると国民総生産は増加する」のではないでしょうか? もちろん, 増税すると消費が冷え込むから,(政府支出等で穴埋めしない限り)GNPが低下する, というのは理屈では分かりますし,そっちの方がすごくしっくり来るのですが, そのことと,公式との関係が分かりません。
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もの凄く詳細なご回答を,何度も有り難う御座います!! 1つ1つについてしっかり理解してお礼を申し上げたいと考えているのですが, 他の科目に時間を取られていることもあって,如何せん私の理解がまだ追いついておらず, かといって放置するのも失礼かと思いますので,取り急ぎ補足にてご連絡させて頂きました。 本当に有り難う御座います!!またお礼にてお返事させて頂きます。