- ベストアンサー
少年A仮退院に関する質問
サカキバラ事件の少年が仮退院をしました。 疑問点が多い事件です。 次のなかのどれでもいいですから回答ねがいます。 1.性的サディズムによる犯罪性癖は直りにくいと聞いています。ホルモン療法などほどこさなくても完治できるものでしょうか? どのような治療がおこなわれたのか教えてください。 2.もし再犯(殺人もしくは軽犯罪)をおかした場合の責任の所在はどこにありますか? 本人の責任が第一ですが、施設や保護官などにも責任問題がふりかかってくるのでしょうか? 3.少年Aが被害者の家を訪れ、被害者(死人)の悪口を言ったような場合、どのような罪にとわれますか? 4.就職先で少年の犯罪歴が判明した場合、会社はそのことを理由に解雇できますか? もし強引に解雇したらどのような罪になりますか? 5.少年が保護観察中に自殺したとします。その場合監督責任はだれがとりますか?どのような形で責任をとりますか? 6.少年(すでに成年)の同意なく、少年の顔写真を撮り、週刊誌に載せたりネットで公開したとします。その場合どのような罪にとわれますか? 7.アパートの大家が少年の犯罪歴(常識を超える大罪)を理由に立ち退きを迫ることができますか? また隣人が少年の入居を拒否することできますか? 8.仮退院中にスピード違反などの軽い違反を行った場合、それを理由に施設にもどされてしまいますか? 9.施設の職員の実力はどうなのですか?治療に関して優秀な施設なのですか? 少年犯罪、精神医療、心理学、カウンセリングの専門家がいるのでしょうか? 過去に治療を終えた少年たちはみな完治したのでしょうか? それとも同じような犯罪に手をそめてしまう傾向があるのでしょうか? 以上です。 よろしくおねがいします。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
>これがもっとも気になっていました。権威の人が「再犯の可能性なし」と太鼓判を押したわけですね。 とある番組ではあるコメンテイターが「(治療スタッフも)再犯の可能性がないとはいっていない」といっていました。 しかし私の見た別の番組では治療スタッフ側の人物が「仮退院はこのままならば準備が整う」ということをいっていたわけです。治療のプログラムとしては成功を収めたということでしょうね。 一見矛盾しているように感じるかもしれませんが、仮退院のOKを出すのは家庭裁判所の裁判官ですので全体を部分に分けた役割分担があります。早かれ遅かれしなければいけない決断を下すときが来たという思いだったのではないでしょうか。 ちょいと話をはしょりますが、人間の人格の形成というのは乳児期に母親が一生懸命付き添って世話をします。これが愛情の時期で子は王様的存在です。母親に対する子の愛情が母性。やがて乳児は自分で排泄や食事などのコントロールをすることを覚えます。そして駄々をこねても我慢させられ、我慢することを覚えます。次に社会的ルールなどを父親から学びます。子供にとって叱る父親というのは怖い存在です。しかしたのもしいものでもあったはずです。これが父性。 自分より弱い存在を殺してもよいならば親によって殺されていた可能性だってあるわけですから自分自身が存在しないということになります。そこに意図的でないにしろ気づき初めて思いやりがうまれます。 少年が親に宛てた手紙の中で「生んでくれてありがとう」というのがありましたがこれはこの矯正プログラムがうまくいっている証拠です。簡単にいえばもう一度これまでの人生をやりなおしさせたわけです。 社会的逸脱行為(犯罪・いじめ・動物虐待)などを行う場合この成長プロセスがうまくいっていないとする説が今のところ有力です。 私の予想ですが、恐らく受け入れ先は職場は教会、上司は神父のような役割を持たせていることと思います。うまく行けば贖罪意識は仕事へと向けられ日々の実践と更生意識はより高まり安定したものになるはずです。 しかし社会に出て仕事をし、違う環境やいきなり多くの情報にさらされることでかなりストレスが高まるでしょう。一部の報道人が詰め寄るかもしれません。その時は本人がどう対処するかにゆだねられます。今度はストレスのはけ口が再び小動物に向けられるかもしれませんし、思うようにいかないことで逆恨みを抱くかもしれません。そういう意味で保護観察は非常に重要です。 この先の複雑な展開を予知するのは不可能ですのでそういう意味をこめて(治療スタッフも「再犯の可能性がないとはいっていない」のであれば当然ではないかと思います。
その他の回答 (3)
- jakarta
- ベストアンサー率38% (607/1597)
1)治療プログラムの内容は歪んだ社会観・人間関係を矯正させるものが中心だったようです。 ここでいうホルモン療法とは性犯罪者に対する薬物的治療のことだと思いますが、私がニュースなどで知りえたかぎりはそういうことはやっていないようです。 2)仮出所の最終的な判断は司法にゆだねられていたはずですからそこに責任がいくでしょうね。 3)即医療少年院戻りでしょうね 4)どこが受け入れ先なのかはわかりませんが、事情を知りえた人が雇い入れているはずです。雇用関係は一般的な法が適用されるでしょう。 5)責任をとる人はいないかもしれませんが関わった人物は同様に責任感を感じるでしょう。 6)成人してしまっていますがまだ保護観察身分ですので少年法の適用範囲内ではないかと推測します。 7)そういうことはないと思います。 8)免許もってないと思いますが。保護観察中ですので院に戻され刑が追加されるでしょう。 9)精神医学の権威ともいえる人を核とした特別チームが治療にあたっていたはずです。
お礼
ありがとうございます。 衝撃的な事件でありながら、少年法の保護のもとに事件の解明や治療状態など、ほとんど知らされない国民にしてみれば、不安になることが多いです。 >精神医学の権威ともいえる人を核とした特別チームが治療にあたっていたはずです。 これがもっとも気になっていました。権威の人が「再犯の可能性なし」と太鼓判を押したわけですね。 教育プログラムだけでどれほどの効果があるものなのか。 再犯をおかしても誰も責任をとらないのであれば、おざなりのプログラム(治療)でしかないのではと危惧しておりました。
- hiromark2
- ベストアンサー率0% (0/8)
たぶん、このようなケースははじめてなので、対応的には、今後の事をふまえてのテストケース的なデータ収集になると思います。 1については、たぶん、そうとうな心理学の経験を有する学者がかかわっていると思います。それも学術的な興味本位でいずれ、ひょとしたらあの彼をみたというかんじで、マスコミに現れるでしょう。 2これに関しては、どこにもないでしょう、ただ、彼が同様な事件をおこせば、当然、国または、司法に非難をあびるでしょうが、服役が終われば社会に復帰するのは彼だけではありませんから、ただ、彼に対しては法すれすれの監視が着くと思われます。彼を釈放して、なんらかの事した場合、誰もそのことで責任をとりたくないと思います。 3これに関する発言があれば、たぶんただちにそれおうの施設に隔離されるでしょうが、保護観察期間だけの間で、それ以後はどうなんるかは分かりません。 4はすでにその環境がととのっていて、受け入れ先があるので、仮釈放になっていると思います。まさか、いきなり野放しにはしないでしょうでしょうし、どう考えても普通の経営者なら雇えないでしょう。 5たぶん、誰もとらいないで、しょう、しかし、それを願う人もいるのではないでしょうか? 6,もうこれは、いろんなところで、インターネットなどでは氾濫してるので、あとは本人が告訴すればいくばくかもらえるのでしょうか。 7、4と同じよう、家族とは暮らせないという意志をひょうじているので、これも事情を知る、たぶん、元監察官、保護師などの家のお世話になるのではないでしょうか? 8,たぶん、運手免許はしばらく、みんなが忘れるくらいしないととれないのではないでしょうか? 9、たぶん、かなり特殊なケースなので、通常のカウンセリングではなく、かなり、有名な学者があたっていると思います。そうではなく、いずれ、出るでしょうが、6年という短い期間での出所はないというか、その、学者さんの、出所後のデータ取りが早くしたいと思うのが短期間の出所理由だと思います。 参考になればと思います。
お礼
ありがとうございます。 特殊なケースだとは思いますが、特別扱いされているのではなさそうですね。 再犯をおかしてもだれも責任をとらないシステムなのですね。 本人の立ち直りを期待します。 就職先はすでに決まっているのですか。 ひと安心しました。 >6,もうこれは、いろんなところで、インターネットなどでは氾濫してるので、あとは本人が告訴すればいくばくかもらえるのでしょうか。 少年とわかればオウム並みのいやがらせが待っていることでしょう。 静かに暮らすしかなさそうです。 >9、たぶん、かなり特殊なケースなので、通常のカウンセリングではなく、かなり、有名な学者があたっていると思います。 そうだといいのですが。患者さんに信頼されないカウセラーの方も多いとききました。とおりいっぺんの調査、治療で終わっているのではと危惧しておりました。
- kianu
- ベストアンサー率7% (52/696)
3)この場合は、相手のご両親に殺されるでしょう。確実にです。
お礼
ありがとうございます
お礼
ありがとうございます。 >少年が親に宛てた手紙の中で「生んでくれてありがとう」というのがありましたがこれはこの矯正プログラムがうまくいっている証拠です。 少年は愛情の足りない母親を恨んでいたと記憶していますので、心の変化が起こったのですね。 自殺などの心配はなさそうです。 >しかし社会に出て仕事をし、違う環境やいきなり多くの情報にさらされることでかなりストレスが高まるでしょう。 インターネットなど始めれば自分のことを書かれた情報も目にするでしょうね。 前科はなしですが、「法律を変えた少年犯罪」なので注目度は高いです。 もし今回のケースがうまくゆけば、少年犯罪者に対する強制プログラムはこの路線でゆくようになると思います。つまり罰則よりも強制です。 ただそのためには事件に至った動機・原因が解明されていなければなりません。 その点はどうなのでしょうか? 「法律上これ以上保護できないのが主な理由で退院させた」ということでないことを祈ります。 性犯罪は再犯が高いのが気がかりです。 よきパートナーを見つけて結婚でもすれば安心ですが。