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少年Aの親に対しての更生教育
少年Aの仮退院が騒がれていますが、この本人に関しては矯正機関で結果のある・なしに関わらず、しかるべき強制教育を受けていますよね。 そして、思うのがこの少年Aの親です。大体がこの親の書いたものと被害者のご遺族が書かれたものを読んで、あまりの常識のなさに驚きを持ちました。「この親にしてこの子あり」だと。 今回も仮退院に際してコメントを発表していましたが、「冤罪うんぬん」の発言を聞いて驚きを通り越して怒りを覚えました。親ならば子供の凶行を信じたくない気持ちは親である私もわかりますが、今この段になってそれを言葉とし、ましてやご遺族の目にもとまるような形で発表するかな?と。 少年犯罪に関して親の責任は特に重大だと思われます。今回の犯罪はまた特に凶悪な事件でしたし、それならばこの加害者の親に対しての矯正教育と言うのは実施されないんでしょうか?少年院の職員からのアドバイスというのではなくて、きちんとして教育プログラムです。もちろん法的に整備はされていないでしょうが、特異なケースとしては対応しなかったんでしょうか? ただでさえ性犯罪の再犯率は高いのに、あの親じゃまた色々な問題が起きそうな気がします。
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私もnaechinさんと全く同じ考えでTVや新聞のニュースを読んでいました。 犯行当時の年齢が14歳ということを考えると、加害者がこの様な凶悪な犯行に至った遠因は両親、特に母親の教育方針が影響している気がすると同時にその責任は極めて重大だと思います。 naechinさんが書かれている様に、子の親であれば当然あのような凶悪な犯行を自分の子供が犯したと信じたくない気持ちは良く解りますが、公表することを前提にその様なことを書く母親の気持ちが理解できませんでした。 正直といえばそうですがやはり立場上、我が子より被害者のことが全面に滲み出るような文章であるべきで、それが加害者を出した親の務めでもあり償いの一端であるはずです。 加害者やその両親が今後一生を掛けてどんなに償いをしようと被害者はもう決してこの世に戻っては来ません。 今はあまりにも加害者の更生のみに力が注がれていて被害者のケアがないがしろにされすぎていると思います。 被害を受けられた方の心痛はいかばかりかと言葉になりません。あのような凶悪な犯行で身内を亡くされた方のみが味わう苦痛で他の誰もが味わえるものではなく加害者やその両親がどんな償いをしようと決して生涯癒えることの無い思いだと思います。 そのことを加害者もそしてその両親も理解はできないと思います。 その点を考えると加害者の両親は6年余りで自分の子供が手元に帰ってきたわけです。 しかもこの忌まわしい犯罪を犯した遠因であろう親の元にです。 naechinさんの言われる様にこの両親の14年間の教育方針に対しては何ら問題視されていません。 これはおそらくどのTVや新聞も扱っていないような気がします。 2人の幼い命を奪いかつ数人に傷をつけた人間が僅か6年の矯正でこの社会に出て来て本当にやっていけるのでしょうか。 ましてかつてなかった様な猟奇的とも言える様な残忍さを持つて犯行に及んで加害者がです。 これからは家族5人で暮らしいずれは親子3人でと言われています。 少年院では擬似親子関係でうまくいっていると司法関係者は言っていましたが、あくまでも擬似です。 これから本当の親子での生活が始まります。そしておそらく6年間の空白はそのまま引き継がれているような気がします。 そういう意味でも擬似親子関係ではなく本当の親子関係を一定期間司法関係者が観察した方がよかったのではないかという気がします。 一般社会に出てでは無くてです。 おそらく今までの司法関係者の間では今回の事件は異例なのでそこまでの判断はできなかったのしょうが。 多分、被害者のご両親も同じではないかと勝手に想像していますが。 司法当局から少年院退院後の再犯率が公表されていないと思いますので何ともいえませんが、法律をかじった人間として、罪を憎んで人を憎まずの精神は大変大事なことですが司法当局の勤めは更生者が社会に復帰して再び罪を犯さないようにアフターケアをし社会に貢献できる様にすることこそが大変重要なことのはずです。 加害者が本当に矯正できたのであれば、そういう意味からもnaechinさんの言われる加害者の親の矯正教育というのは是非やっていただきたいと思います。 それが加害者本人にとっても最善の策のような気がしますし、今後の大きな指針になるはずです。
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- manmancho
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絶対にありません。本人以外に警察も何もしませんし、する気もないですから。過去に喫煙を自分の子供・当然未成年に許した頭のオカシイ親が捕まった事がありますが所詮書類送検ていどでしょう。日本の法なんてそんなもんですよ。
- stevens
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人間の人格形成というのは親だけを基準にして作られるのではないと思います。学生は一日の大半は学校という空間で生活しているのです。様々な価値観を持った生徒や先生に囲まれ生活しているのです。 人間の人格形成は親とそれ以外の社会関係の半々、もしくは人によってバラバラだと思います(自分は半々です)。社会生活の中で孤独や憎しみを感じ、それを他人に危害を加える事で満たそうとする人格になってしまったのを親だけの責任にするのも少し無理があると思います。 10代というのは家庭とは別のほんとに色々な人間と接する中で信じ裏切られ、また自己反省。この繰り返しの過程で人格形成されると思うのです。 ヤンキー母校に生きるの先生をご存知でしょうか?あの方は家庭、学校環境をみたらA少年の家庭よりもすさんでいます。こういう場所ではあまり詳しくかけないので一度「不良少年の夢」を読んでみて下さい。 ご質問者様が言うような「あの親じゃ」の見方でしたら「ヤンキー母校に生きる」の先生はまともに更生できないと思います。 あの方が人間的な理性を取り戻し、立派な人格になられたのは間違いなく家庭とは別の社会関係の中です。それも学校(中退後の)の先生や里親、寮の仲間、そこの管理人さん達からの影響がほとんどだと思います。 最近の学校の先生の不祥事や不登校問題を見れば先生や周りに心を開き人間的な暖かさや厳しさをまともに学ぶのはかなり困難な環境だと思います。 何が言いたいのかというとあの少年は暖かさを学ぶ運が、機会がなさすぎたとも考えられないでしょうか?また一日の大半を過ごしている学校社会にも欠陥が無かったとも言えないと思います。 狂ってると思われるかもしれないですが、人はいじめられたり(家庭限定ではないですが)、虐待されたりなどの経験があると同じ事をする人間が本当に多く見られます。 家庭で優しさを学べなかった人が外の社会で優しさを学びまともになる事も多いと思います(ヤンキー母校に生きるの先生は間違いなくそうでしょう)。 疑似体験の親子関係でも良いと思います。その少年が今まで学べなかった本当の触れ合い方、厳しさ、優しさのあり方をしっかりと心に刻みその経験を元の家庭に生かせる可能性もゼロではないと思います。 ご質問者様が何歳か分からないですが10代の頃優しさや厳しさを学んだのはご両親からだけでしょうか?きっと家庭以外の社会生活でも多く学んでおられると思います(自分はそうです)。 確かに普通の事件とは異質ですが10代は人格の基礎が出来上がる段階だと思いますのできちんと更生する可能性がないとは言い切れないと思います。 話がずれてまとまりが無くなってしまいましたが少し関心があったので回答させていただきました。 色々と生意気な偏った意見を述べ申し訳ございませんでした。
補足
今までのご回答者様方、回答ありがとうございます。ただ、今回家族のあり方について論じているわけでも、冤罪の可能性について論じているわけでもありません。質問の趣旨は、「親に対しての矯正教育が行われたどうかをご存知ありませんか?」です。過去に対しての問題があったからこそ、あのような事件が起こったのは事実です。凶悪犯罪に関しては、先天的な素養と後天的な生育暦があって初めて起こってしまうものです。ですから、加害少年に対しての親の接し方に何か問題があったのは明白です。ヤンキーで昔やんちゃしてましたというのとは、全く違います。また、親以外の環境も確かに大事でしょうが、家庭として親が存在している以上、その子供に責任があるのは親です。学校でも地域でもありません。それは親にだけ責任を与えるものとは違います。虐待等があった場合や子供にAC等の症状がでている場合は、親もカウンセリングに加わるのは通常あることです。ですから、同じように子供に対しての教育と平行して、親も同じような教育を受けなければ同じではないかと私は考えて質問をしたのです。 被害者の親と比べてみれば、あの公にされている手記がどれだけ非常識なものかはわかると思います。被害者の親でさえ自分の感情を抑えて公の場には出てくるのです。心の中で思うのは勝手ですが、社会性を考えることができれば、自分の息子が他人にしたことを思えば、あのような文章を公の場で(特に被害者の家族に目に触れるような形で)発表することはできないと考えます。
- barunba
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ちょっと脇にそれてすみません。 冤罪説は結構、メジャーになってるんじゃないですか?少年犯罪は、罪を問われない代わりにちゃんとした裁判なんてやらないから、真相は闇の中。 長崎の事件も冤罪、もしくは複数犯説が出てるけどまぁ、このままでしょうね。長崎の事件って、本人の自供、および自供からのもの以外はたいした証拠ないですよね。大人であれば、有罪が確定するまでは「容疑者」扱いですが、この少年の場合はいきない犯人扱いですからねぇ。 http://www.asyura2.com/index.html 事件が迷宮入りしかけたら、適当に少年捕まえて、自白させたら一件落着、なんてことにこれからなるかも?大人でも2-3日掛ければ嘘の自供をするそうです。 未成年なら実刑を受けるわけじゃないから、捕まえた側も罪の意識を感じないで済むんじゃないですか? 未成年なら、裁判を受けないって制度がおかしいと思うのですが。 親の責任になんでもする風潮もどうでしょう? 核家族化して、親だけが子供の教育に責任を負う用になってからおかしくなってるような気もしますが。 幼少期は専業主婦の母親と一日中二人きり、とか。 完全な人間はいないのだから、子供は不完全でもより多くの人間から影響を受けて育つべきじゃないかな。
- wa_aw_sorashi
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仮退院についての両親のコメントの中に「冤罪」についてあったのですか!?知りませんでした。私が見たTVでは面会の際にそのような会話もあったという話でした。この事件に関しては冤罪説がかなりありますよね。これが冤罪だったら?本当にとんでもないことです。これだけの冤罪説が出ていることを考えると、両親の「直接聞きたい。冤罪ということはないのか?」との言葉は、1度は聞くべき当然の質問だと思います。 とはいえ実際にここまでいかなくても、周りをみまわすとこの親にしてこの子あり!と思うことが多いので、私も少年Aと両親に対して、naechinさん同様の意見を持っていますが、冤罪説を聞くにつれ「本当に冤罪だったら…」という思いも現在はあります。
双方の両親が何をおっしゃったのかはは触れませんが… 私などは親になったとたん罰せられてしまう事でしょうね。 私の子供が仮にも罪を犯したとき。 『ああいう親だからしかたがない』と言う後ろ指を差されるであろう事はほぼ明確ではないかなぁと自身を振り返ると痛感いたします。 その結果、『人様に迷惑をかけますまい』と言う事で 箱入り娘ではないですが、世間を知らないまま大人になる事でしょう… 大人になれば良いわけだ。少年法も無いですから。 果たしてこれで良い世の中になるのでしょうかね…非常に疑問です。 親の責務…おっしゃる通りですけどね。
お礼
回答ありがとうございます。 喫煙や窃盗等とは程度が違うと思いますが、親に対してのアクションが何もないのですね。