(1)線分ADの長さを求めよ。また、∠DAEを求めよ。
>BD=CD=1だからtan30°=BC/(AD+BD)=1/(AD+1)=1/√3
からAD+1=√3、AD=√3-1・・・答
(2)線分AEの長さを求めよ。
>BC/AC=1/AC=sin30°=1/2からAC=2
円の中心をOとするとAB⊥AOだから∠OAC=60°、OA=OCだから∠OCA=60°
よって△ACOは正三角形でAO=CO=EO=AC=2
∠ACD=∠ACB-∠DCB=60-45=15°円弧AEの円周角=∠ACD=15°だから
円弧AEの中心角は30°、よって線分AEは等辺の長さが2で頂角30°の
二等辺三角形の底辺の長さになるので、余弦定理により
AE^2=2^2+2^2-2*2*2cos30°=4+4-8*(√3)/2=8-4√3
AE=√(8-4√3)=√6-√2・・・答
(3)弦ACに関して、点Eと反対側の弧上に点Pをとる。△ACPの面積の最大値を求めよ。
>△ACPの面積が最大になるのは点PからACに下ろした垂線の長さが
最大になるときであり、それは直線OP⊥線分ACのとき。
円弧AEの中心角が30°なので、線分EOは∠AOCの二等分線であり、
かつEO⊥ACなので点Pは直線EOと直線OPは同一直線となり、
△ACPは底辺の長さが2で頂角が30°の二等辺三角形になるので、
余弦定理により等辺APの長さの二乗AP^2を求めると
2^2=AP^2+AP^2-2AP*APcos30°=(2-√3)AP^2よりAP^2=4/(2-√3)
このときの△ACPの面積=(1/2)AP^2sin30°=(1/2){4/(2-√3)}(1/2)
=1/(2-√3)=2+√3・・・答
お礼
大変わかりやすい解説ありがとうございました。