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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:積の微分の公式 (dfdg/dx)=0?)

積の微分公式の証明と積分の計算について

ereserve67の回答

回答No.7

ANo.5のお礼について 一つ訂正20行目以降ぐらいの >d{f(x)g(x)}={df(x)/dx}g(x)+f(x){dg(x)/dx} の左辺ははもちろんd{f(x)g(x)}/dxです.失礼しました. さて,ご質問の >「合成関数の微分公式の証明に納得できます。」とは >例えば,y=(2x+3)^5の微分をするとき,u=2x+3として >(du/dx)=2 (dy/du)=5u^4 >(dy/du)(du/dx)=(dy/dx)=10(2x+3)^4 >とする計算方法の説明のことでしょうか。 についてですが,それは合成関数の公式の適用例です.私はもっとおおもとの公式そのものの証明法について述べました.高校以下のレベルの教科書などでは dy/dx=(dy/du)(du/dx) という非常に分かりやすいイメージで解説していると思います.でも,duは0になることが理論的な可能性としてあります.例えばy=f(u),u=g(x)であるとしましょう. dy/dxを考えるときは極限をとる約束からdx≠0としますが,このxの変動dxからくるuの変動 Δu=g(x+dx)-g(x)=g'(x)dx+o(dx) の主要部du=g'(x)dxが0でないとは言い切れません.xによってはg'(x)=0でdu=0かもしれないのです.だから次のようにして証明します. Δy=f(g(x+dx))-f(g(x)) =f(u+⊿u)-f(u) =f(u)+f'(u)du+o(du)-f(u) =f'(u)du+o(du)=f'(u)g'(x)dx+o(g'(x)dx) =f'(u)g'(x)dx+g'(x)o(dx) ※g'(x)o(dx)はdxより高次の微小量なのでo(dx)と書いてよい. dy=f'(u)g'(x)dx+o(dx) これから主要部 dy=f'(u)g'(x)dx をとりだせます.dx≠0なのでこれを dy/dx=f'(u)g'(x)=(dy/du)(dx/du) と書いてよいのです.これはg'(x)=0となり主要部du=g'(x)dx=0となっても通用する公式の証明法です. 要するにy=f(x)の導関数が存在することはある関数f'(x)があって f(x+dx)=f(x)+f'(x)dx+o(dx)(dx→0) が成り立つことというのをまず出発点にすると, Δy=f(x+dx)-f(x)の主要部:dy=f'(x)dx を定義でき,分数計算によって dy/dx=f'(x) となるわけです.

hdai
質問者

お礼

 改めて御回答くださりありがとうございました。  du=g'(x)dxが0でないとは言い切れません.xによってはg'(x)=0でdu=0かもしれないのです.だから次のようにして証明します。  御指摘のとおり,ゼロでないとは言い切れないですね。そのための証明法まで示してくださり大変勉強になりました。お返事が遅くなって申し訳ありませんでした。

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