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片仮名表記の?

外国語を片仮名表記しても決して発音的には正しくない事は承知してます。 で、以前から気になっていた片仮名表記の英単語が有ります。 それは「ガブリエル(gabriel)」と「チャンバー(Chamber)」です。 前者は天使だったり、人名だったりするんですが、どう聞いても「ガブリエル」には聞こえません。 強いて云えば「ゲイブリエル」 後者は部屋とかそんな感じですが、「GUN」と云う雑誌が「チェンバー」と表記している以外は「チャンバー」になってますよね。 でもこれも強引に片仮名にすると「チェインバー」(GUN誌の方がチビッとだけ近い気がする) Gameを「ガーム」と表記したり発音したりする人はいませんし、学校の先生も「warmup」を「ウァームアップとか云うなよ。」とか云うのに、なぜこの2つはこんな表記になっているのでしょうか? やはり明治時代の訳者がそう表記したのがそのまま生き残ってるから?

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  • pippy
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回答No.1

説明を分かりやすくするためにカタカナ表記を用います。 gabrielについて 外来語の語源は英語だけとは限りません。特にキリスト教関係の言葉は英語より以前に南蛮人から受容したものですから、スペイン語もしくはラテン語の影響が強い場合があります。 代表的な例としては (英語的な発音-外来語) ・ジーザスクライスト - イエスキリスト ・ジェズイット - イエズス、ヤソ ・ゴライアス - ゴリアテ ・ジュード - ユダ また地名などは英語よりも現地の発音を優先する場合も多いです。 (外来語 - 英語的な発音) ・イェルサレム - ジューリスラム ・シベリア - サイベリア ・グルジャ - ジョージア ・ワーテルロー - ウォータールー 元は同じ意味の言葉であるのに、受容した国の違いからカード、カルテ、カルタなどと分化しました。しかし誰もカルタが英語のcardと発音が違うことを問題にはしません。外来語も立派に国語ですから、ガブリエルはガブリエルで問題ないと思います。ちなみにガブリエルはスペイン語ではガブリエールです。 chamberについて 私は「チャンバー」という表記は見たことがありません。あまりにもかけ離れているようにも思えますね。でもそれが外来語として一般に受け入れられるのであればそれでよし、と考えています。かく言うわたしもこれまでネイティブとの会話で非常に苦労させられたことがありますので。今までつまずいたのは次のような単語です。興味があったら調べてみてください。 ・ホテルなどで渡すほうのチップとポテトチップスのチップ ・ノーベル賞のノーベルと小説の意のノベル ・デュアルブート

cliomaxi
質問者

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詳しい説明ありがとうございます。 gabrielについては確かにそうですね。 chamberはバイク雑誌や銃器雑誌(COMBATマガジン等)によく見られます。 「燃焼室」と云った意味で使ってます。 (2ストバイクの場合排気管をchamberと云い、4ストの場合はマフラーと云います。) 今度いろいろと調べてみます。

その他の回答 (3)

回答No.4

外来語のカタカナ表記をどうするかは、文部省(現・文部科学省)国語審議会による「外来語表記の基準」で決まるのだそうです。(昭和29年3月国語審議会報告) 私も原語とかけ離れた(←あくまでも主観的にですが)カタカナ表記はいちいち気になりますので、自分が書く日本語の文章中、どうしても外国語そのままのローマ字表記が増えてしまう傾向にあります。 私の過去の質問、もし参考になりましたらどうぞ。 http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=126159 『「メーン」という言葉が気になって仕方ない』

参考URL:
http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=126159
cliomaxi
質問者

お礼

ありがとうございます。 どっちにしても片仮名で表記する事の限界なんでしょうね。 F1パイロットの「クルサード」だったり「クルタード」だったり。 しかし明治時代の言い回しから殆ど進化してないってことですね。

回答No.3

   「ガブリエル」とか「チャンバー」は、すでに日本語として定着しています。「ガブリエル」を「ゲイブリエル」のように発音するのは英語の場合です。ラテン語では、Gabriel で、「ガブリエル」という風に発音しますから、ラテン語の単語の読み方としては、ガブリエルで実は正しいのだということがあります。(ヘブライ語まで遡ると、多少音質が違うかも知れませんが、それでも「ガブリエル」のような音です)。キリスト教に関係した固有名詞は、ラテン語での発音を元にしていることが多いです。  (キリスト教関係では、多くの場合、英語での発音が、元々のラテン語やギリシア語、ヘブライ語の発音からかけ離れていて、日本語での表記発音の方が、元の原語での発音に近いということがあります。「イエス・キリスト」は、英語の Jesus Christ(ジーザス・クライスト)の方が、ギリシア語やラテン語での元の発音からはかけ離れたものになっています。ギリシア語では、「イエースース・クリストス(イエスス・クリストス),Ieesous Khristos 」で、ラテン語では、「イエズス・クリストゥス,Jesus Christus 」で、日本語でのカタカナ音が、もっとも原語の発音に近いのです。……キリスト教関係だけでなく、古代ギリシアやローマの人名などの固有名詞は、英語の発音が、原音からすると、無茶苦茶な場合が圧倒的に多いです。プラトンは、Πλατων(プラトーン)ですが、英語では「プレイトー(Plato)」です。アリストテレスは、アリストテレース(Αριστοτεληs)が原語、英語はアリストー(トゥ)ル(Aristotle)です。英雄ヘラクレスは、ギリシア語では「ヘーラークレース(Ηρακληs)」ですが、これが英語では「ハーキュリーズ(Hercules)」になります)。  フランス語や英語でも、Gabriel は、ガブリエルに近い発音で、「ゲイブ」というような発音は英語の場合です。  「チャンバー」は、英語の chamber の日本語的カタカナ読みだと思いますが、工業や技術、産業関係では、これが普通です。「チェインバー」というのは、英語での発音に近い訳ですが、ある言葉が継続使用されるか、別の形に変化するかは、色々な状況に応じて決まります。エネルギーは、英語だと、energy で、「エナジー」のような発音ですが、これは、元々ドイツ語の Energie から来ています。ドイツ語では、Energie は、「エネルギー」と発音しますから、ドイツ語からすれば、これが妥当な発音になります。  エネルギーの場合は、最近は「エナジー」という言い方もあるようですが、物理学での用語としては、「エネルギー」として定着しています。このような例はたくさんあります。  delicate は、英語の発音では、「デリキット」というような表記になるはずですが、「デリケート」という風に表記され、日本語になっています。これは間違った英語の発音ですが、この形で定着しています。「マクドナルド」は、アメリカ人に発音してもらって聞くと分かりますが、全然「マクドナルド」とは違う音です。もっと似た発音表記(例えば、「マッキャドナド」)が適切なのかも知れませんが、マクドナルドで定着しています。  (『GUN』という雑誌で、銃の薬室のことを、「チェンバー」というのは、銃の薬室は、「チェンバー」という名称で定着しているからです。GUNという雑誌の編集方針とは関係がありません。分野によって、カタカナ表記が異なる言葉が色々あります。「マニホールド」は自動車のエンジン部品の名称ですが、これは英語では、manifold で、「マニフォールド」という形で、別の分野でも使われます。数学の微分多様体などの「多様体」は、カタカナでいう場合は、「マニフォールド」が普通です)。  

cliomaxi
質問者

お礼

ありがとうございます。 >『GUN』という雑誌で、銃の薬室のことを、「チェンバー」というのは、銃の薬室は、「チェンバー」という名称で定着しているからです。 ところが、銃器系の雑誌で「チェンバー」と表記してあるのは「GUN誌」のみなのです。(COMBAT MagzineもARMS Magzineも「チャンバー」と表記) 以前にパッケージデザインをやってた頃内容物表記で「チョコレートコーチング」と有ったので、新規に版下にする際に「チョコレートコーティング」にしたところ、「コーチング」と修正されました。 慣用なんでしょうね。

  • briony
  • ベストアンサー率29% (323/1090)
回答No.2

英語読みを取り入れたのではなく、ローマ字をそのまま読みあげたり、あるいはヨーロッパからの言語が入ってきたときの影響を強くうけている、ヨーロッパ読みに合わせている(ある)からだと思います。 ヨーロッパの地名でベルギーのブリュッセルは、英語圏の人にはスペルも変わり「ブラッセル」のように聴こえますが、現地の人の「ブリュッセル」に日本のカナは近いです。 同様に、スイスのチューリッヒ、ドイツのミュンヘンなども、日本のカナは英語の呼び方よりも現地の呼び名に近づいています。 明治時代のヨーロッパから西洋文明を取り入れていた時期の影響があるのかもしれません。

cliomaxi
質問者

お礼

ありがとうございます。 ヨーロッパは地続きなので言語の共通はかなり有るでしょうね。 「ベルギー Belge(eの上に・・がつくのですが、文字化けするので)」はオランダ語(フラマン語)で、英語では「ベルジウム Belgum」、フランス語(ワロン語)では「ベルジック Belgique」 「ブリュッセル Bruxelles」はフランス語で「ブルッセル Brussel」はオランダ語ですね。 国名はオランダ語で地名はフランス語の方が日本では一般的って不思議ですね。 因にうちの息子は日韓合同ワールドカップの「日本対ベルギー戦」の最中に生まれました。 日本が得点する度にがっくりし、同点で終わった事に「日本相手に何しとるんぢゃ」と分娩室近くのテレビを見ながら思った非国民です。 (ベルギーに憧れてやまない男の独り言でした。)

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