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「仰せ」を体言止めとして使用できるか

hakobuluの回答

  • hakobulu
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回答No.5

体現止めというのは、終止形の語尾を省略して体現(名詞・名詞句)で文を終えることです。 たとえば、「お客様が料理が素晴らしいと絶賛」などであれば自然な表現です。 この場合、「絶賛する」の終止形の語尾を省略していることになります。 「仰せ」は「言う」の尊敬語で「仰す」という動詞の連用形です。 http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=%E4%BB%B0%E3%81%9B&stype=1&dtype=0 「仰す」は下2段活用(文語専用)の終止形で、省略表現には適していません。 終止形の語尾を省略して体言にすることができないからです。 そもそも体言止めというのは、強調したり余韻を残すための用法です。 同じ効果を得させようとすれば、 「お客様が~~と仰す」と終止形のまま表現するか、あるいは、 「お客様が~~と仰する」などと連体形で止めて表現する必要があります。 「仰せ」という語を使うとすれば、他の方もおっしゃっておられるように、 「お客様の~~との仰せ」 あるいは、 「お客様からの~~との仰せ」 などのようにすれば問題はないでしょう。 いずれにせよ、「お客様が~~と仰せ」は明らかに誤用です。 「お客様が」という言葉を残して体言止めをしたい場合には、 「お客様が~~とおっしゃる」などといった表現になると思います。     

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