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女性は社会的に優遇されている?
- 男女平等を謳う社会においても、一部の女性は優遇されることを求めていると感じられる。
- 女性専用車両やレディース割引など、女性に特化したサービスや優待は多く存在する。
- 女性に対する優遇は社会的な性差に基づいたものであり、平等よりも優遇されることが多いように思える。
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質問者が選んだベストアンサー
おっしゃる通り、優遇されることを求めている女性が一部いるのは、事実だと思います。 私は女性ですが、大学生の頃は、女というだけでサークルの飲み代を払わなくて良かったり、ちやほやされたりしてラッキー!なんて思っていました。 しかし社会人になった今は、いろいろな面で男性が有利で、女性は不利だと感じています。 まず、女性は結婚して子どもが生まれたら、正社員で働き続けることが難しいです。 大抵の父親は、子どもの体調が悪くなっても仕事を休んだりしないですよね。母親は、そうはいきません。保育園から連絡があったら、仕事を早退しなければなりません。 そして、家事については、積極的にやる男性が増えているとはいえ、まだまだ女性の仕事です。共働きなのに、家事を折半せずにいる家庭は多いと思いますよ。 全然平等じゃないなぁと思います。 平等って、全部同じにすればいいわけじゃないし、難しいですよね。 あと、女性専用車両について、気になったので一言言わせて下さい。 朝のラッシュの時間に空いている車両に乗れるなんてズルいと思われるでしょうが、痴漢をする男性がいる限り、女性専用車両は必要です。 満員電車って、女性にとって恐怖なんですよ。身体の大きい男性に潰される+触ってくる人がいる。当然誰も守ってくれないし、力の弱い女性はなすすべがありません。 女性専用車両に限らず、なぜ様々な場面において女性への配慮が生まれたのか考えていただけたらと思います。男性の優しさからそのような配慮は生まれたのでしょうし、その優しさに女性は助けられています。
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- phj
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男女平等という言葉を取り違えてはいけません。社会に対する貢献としての平等と企業サービスとしての割引などは違うからです。 まず女性割引の話からです。 そもそも、現代のような消費社会において「消費」の主体は女性が担っています。人口としては男女はほぼ同数といえますが、ミクロな個人消費においては女性のほうが圧倒的に支出をしています。 それは化粧品などの消耗品から服・アクセサリー、そしてホテルやエステなどのサービス業に至るまで、女性を対象とした支出が多いからです。 このようなときに、より多くの顧客を得ようとして見込みのあるセグメントに優遇措置を取るのは企業として当然です。ですからサービスとしての女性優遇策は男女平等に反するということではありません。 ただし、ただしです。 であるならば、見込みあるセグメントが男性であるならば、当然に男性を優遇するべきです。 ところが女性解放運動やウーマンリブ運動のときに男性優遇の企業努力は、ことさらに「女性差別」ということで批判されてきた過去もあります。 一番大きなものは各地の温泉地での男性風呂と女性風呂の大きさの違い(当時は会社の団体旅行が多く圧倒的に男性が多かったため)や男性専用ゴルフ場などです。 これらは「女性の社会進出とそれに伴う娯楽の男女平等に反する」として大きく批判されたのです。 これらを踏まえると、女性側にも反省すべき点はあるといえます。 次に社会における本質的な男女平等についてです。 男女平等運動の流れは、近代における啓蒙主義から発展してきています。 啓蒙主義は「個人の権利はすべて平等」というところから発していますので、貴族も平民も差別は無く、当然に奴隷は否定され、であるならば男女も大人と子供もすべて「個人」として権利は平等である、というのが男女平等の根本にあるのです。 そして、女性解放は欧米が先に発展し日本に上陸したのですが、この運動には二つの大きな波がありました。 ひとつは戦前の選挙権運動で「女性にも選挙権を与えよ」という運動です。これは現在では普通選挙という形で解決しています。 もう一つは戦後アメリカで始まったウーマンリブ運動で、もっと広範囲に女性の権利と社会進出の拡大を求める運動です。 この二つの運動がなぜ欧米で始まったのか、それは当時の女性にはアメリカを除き財産権が無かったから、なのです。 そしてイスラムのように宗教的に「女性を守る」ことを男性の義務にもしていませんでした。 そのため、女性は離婚すれば子供も財産もすべて男性に奪われ、配偶者が死別すれば別の誰か(子供の後見人)が財産を管理することになっていたのです。 これでは、女性が自由に何かをする(たとえ子供たちのためであっても何も自発的に出来ない)という本質的な不平等であり、啓蒙主義に著しく反する事態でした。 そのため女性たちは選挙権を求めました。当時の選挙は「応分の財産を持つもの」にしか与えられませんでした。その後全ての男子に選挙権が与えられるのですが、それは男子なら財産権があったからです。 しかし女子には財産権がありませんでしたから、選挙権=財産権という形で女性解放運動が行われたのです。 このとき、女性側も選挙権(財産権)を得るために、男性側に表明しなければならないことがありました。それは「財産権を得るということは、税金や教育、兵役(実質的には無理ですが)、などの社会に対する応分の負担をする」ということです。 そもそも選挙権の歴史をみれば、社会運営に対する資格であり、それは兵役など社会(国)に参加したの人の権利だったからです。 さて日本の財産権を見てみると、これがなんとずっと平安時代から女性にも財産権があったのです。特に江戸時代になると制度が整い、たとえば持参金(嫁入りするときに持ってくるお金)は離婚時には妻側に返さなければなりませんでした。男性が勝手に三行半で離縁できるというような簡単なものではなかったのです。 日本の女性は欧米と違い「財産権は昔から当たり前」という中で女性解放運動がスタートしたわけで、欧米のように「財産権を得るということは、税金や教育、兵役(実質的には無理ですが)、などの社会に対する応分の負担をする」という暗黙の交換条件がなかったのです。 しかしそれでも、戦前の女性解放運動の頃は「選挙」という一種の権利であり義務でもあるものを要望しているわけですから、女性が選挙権を得ても変な候補に投票して社会をぐちゃぐちゃにしない、というプレッシャーはあったわけです。 そして戦後のウーマンリブ運動は女性の社会進出を掲げて運動が展開されます。しかし、このときも前回の暗黙の約束「財産権を得るということは、税金や教育、兵役(実質的には無理ですが)、などの社会に対する応分の負担をする」は交換条件として成立していました。 たとえば社会に進出し「男性と同等の仕事を任される」ということは「男性と同等の能力を有している」ということを証明できるということでもあったわけです。 極端に言えば、海兵隊に入れば男性と同等のトレーニングを受け合格できること、肉体労働の現場であれば男性と同じ資材を持ち運べること、などです。 「女性だから重いものは持てないので、男性が持っていくべき」というのは原則的は通用しない、ということです。 もうお分かりだと思います。日本の男女平等には 「社会に対する応分の負担をする」 という権利の裏にある「義務」が抜け落ちているのです。 ですから男性の側から見れば、以上に厳しい労働環境(男は働くしか方法は無く、女性は選択肢があるし両立もできる)と責任から自殺率が高い(特にこのところ社会的に責任の重いとされる中高年男性の自殺率が非常に高い)のに対して、女性の自殺率はそれほど高くありません。 また、女性の社会進出(議員や企業家・企業役員など)が欧米に対して低いといわれますが、同時に一般職の職種を希望する女性(総合職なら役員へ上れる可能性がある)が多く、そのほとんどが腰掛OLで結婚した後は主婦になることを望んでいるといいます。 またよくあるように「男の癖に」とか「男なのに」という、男性の責任ばかりを重視する風潮がいまだにあるのに対して、女性に応分の社会的負担を求める風潮を感じることはありません。 日本の男性のかなりの部分が「女性のほうが優遇されているような気がする」と思っていると思います。 それは、サービスとか女性専用車両などの問題ではなく、根本的に「女性は権利は主張するが、権利を維持するための義務を果しているのか?」ということなのです。 個人で言えばもちろん頑張っている女性もいます。しかし、多くの女性が、社会進出=権利、であって社会進出=義務も負う、とは思っていないのではないでしょう。 それが如実に分かるのが、様々な政策と男女に関わる言葉です。 たとえば母子家庭には補助がありますが、父子家庭には補助が無い(現在ではほぼ同等)とか、男女平等のための女性会館はあっても男性会館はないとか、ドメスティックバイオレンス(以下DV)を受けた女性のための相談窓口はあっても、DVを受けた男性の為の窓口は無いなど。 また言葉使いもセクシャルハラスメント(以下セクハラ)を男性が受けることはない(男性が被害を受ける場合は逆セクハラという)、同様にDVも男性が被害者なら逆DVなどと呼びます。 さらには、実家に寄宿しているニートも、女性なら「家事手伝い」「花嫁修業中」というポジテブな呼び方もありますが、どちらも社会貢献してないことでは同じはずです。 これらの基準を作った男女同権の先進国ではどちらの性から被害を受けても同じ用語を使います。つまり社会に対してマイナスな行動は男性でも起こすし、女性が加害者になることもありえる、と考えているからです。 日本にはこれらに対する「責任」という意味が、男女で違うのが現状なのです。 これらをトータルに見たときに、たしかに女性の社会進出を阻む「男性社会」はあるのかもしれませんが、その一部は「男性と同等の能力を有すること」という義務の部分もあるはずです。 また女性全体でも、社会の受益者として責任を放棄しているような方々が見受けられますし、「家事手伝い」のようにそれをよしとする社会的風潮もあります。 ですから女性の側から見れば「まだまだ女性の社会進出は足りない」と見えるでしょうが、男性からすれば「十分優遇されているだろう」という風に見えるのです。 権利と義務、という視点から精査して男女の視線の高さをそろえる時期に来ているのだと思います。
- SaltWaterTaffy
- ベストアンサー率24% (36/150)
正確には、日本で一種のブランド価値があり、優遇されているのは、自分のために使えるお金と時間がたっぷりある結婚前の「若い女性」に限られるでしょう。日本人の若さ礼賛、女の価値イコール若さといった根深い価値観には驚かされます。 若い女の子の集まるところには、必然的に彼女らに吸い寄せられる男性も集まりますので、利益を求めるお店側が割引するのは当然ですし、スイーツだって女性に人気!と謳うことによって女性を喜ばせたい男性の購入を促し、利益に結びつくからでしょう。 おごってあげたり、飲み代を安くするというのも若い女の子限定の話ですよね。そんなことは、長い女の人生においてほんの一時期のことに過ぎません。 女性は結婚した配偶者の財力によって天と地ほど境遇に差が出ますし、能力ややる気があっても社会でキャリアを積んでいくうえでは圧倒的に不利です。 子どもを預けて働きたくとも、保育所も整備されてないし、家事も一手に引き受けなければならない。 消費を煽るために女性が持ち上げられているように見えるだけで、実際は女性は優遇されているどころか、冷遇されていると思いますよ。
- hareruuu
- ベストアンサー率37% (158/421)
男性の飲食の負担については、女性の負担を軽くすることで好感を得たり、次につなげられる男性側策略も否定できないと思いますが。。 お店の女性優遇については女性客を増やすための店側の策略です。 本当の目的は女性のためではなく、売り上げを伸ばすためです。 お酒の置いている店なんて特に、男ばかりの店だとデートコースにも使われないし、女性客ははいりません。 分かりやすい例えでは、クラブイベントや婚活イベントに関しても女性の料金を安くして女性参加者が多ければ評判も上がるでしょう。 スイーツについても「女性に人気!」という表現で、見た目が鮮やかで甘いもの・ヘルシーというイメージを沸かせる策略です。 女性車両に関しては、痴漢対策だけでなく痴漢冤罪の対策にもなります。 「優遇」というのはただの言葉です。裏では他の大きなところにメリットがあるということです。
- hekiyu
- ベストアンサー率32% (7193/21843)
男女平等というのは、あらゆる部門において同じように 扱え、というのではないと思います。 この部分は、男が優遇されているが、この部分は女性が 優遇されている。 そうやって総合的に見れば、全体として釣り合いが取れて いる、ということになれば、それでよいのではないでしょうか。 それで、現状はどうでしょうか。 給料や出世という部門では男が有利です。 しかし、男の有利はそれだけのようにも思えます。 男は、否応なく働かされます。 専業主夫などということになれば、社会のクズ呼ばわりされます。 朝早くから、夜遅くまで、定年になるまで、身体と神経をすり減らして 働きます。 そんで、給料は総て嫁さんに没収され、雀の涙ほどの小遣いを もらいます。 専業主婦など、実労働時間は2,5Hです。 その甲斐あってか、自殺の70%は男ですし、早死にするのも 男です。 全体として総合的に見た場合、質問者さんが御指摘のように 女性の方が優遇されているように思います。 でも、それで良いのではないでしょうか。 女性を優遇し、女性が幸せになれる社会は良い社会だと 考えるからです。
- eroero1919
- ベストアンサー率27% (3007/11113)
20代後半の男性の平均年収が366万円、一方女性が293万円。 30代前半の男性の平均年収が432万円で女性が299万円。女性は30代前半がピークで、後は平均年収は下がっていきます。そして一方男性は年齢が上がると共に年収は増えていきます。 これでも「社会的に」優遇されていると?そのレディース割引なるものはすべての料金に適用されますか?JRの切符も男女で値段が違いますか?ホテルに泊まるといつでもどこでも男女で料金が違いますか?ファミレスで女性は男性に比べて同じものを安い料金で食事ができますか? 女性が優遇されているのではないのです。貴君が女性から冷遇されているだけの話なのです。もし貴君が女性からモテモテだったらそのような感情を抱くことは決してなかったでしょう。