• 締切済み

日本の大統領制度

前提条件として天皇は象徴で有り、現実にも親善外交と認証業務以外は殆ど政治介入してませんし天皇家は存続に然したる問題は無いと思いますから存続の有無を無関係に質問させて戴きます。御了解下さい。 日本の内閣総理大臣は長年、国民が選挙で選んだ国会議員により決められてますが現実は国民の民意から掛け離れた所で党利党略や私利私欲の入り雑じった中で決められ、1年を持たずにゴロゴロ変わってます。 海外からの物笑いの種の1つにも成ってます。 この際、日本も大統領制度にして大統領と副大統領位は国民投票で国民の責任で決めては?…と強く思います。 アメリカ等の大統領制度の問題点も検証し改善した上で日本独自の制度にすれば…竹島や尖閣諸島、沖縄基地、デフレ等々の様な歯痒い内政外交問題の敏速な解決を期待したいのですが皆様の御意見は如何で御座いますか?…。 気軽に率直な御意見を御聞かせ下さい。

みんなの回答

  • hekiyu
  • ベストアンサー率32% (7193/21843)
回答No.8

質問者さんは、大統領制にすれば、種々の問題を迅速に 解決できるようになると考えているようですね。 更に、大統領は国民が直接に選ぶから、民意も反映できて よいことばかりだ、と思っているように感じました。 しかし、米国大統領と日本の首相を比較した場合、日本の 首相の方が権限が強い、というのは多くの政治学者の 認めるところです。 詳細は#7さんが指摘している通りです。 日本の首相はやろうと思えば、相当のことが出来る権限を 有していますが、それを使おうとしないだけです。 たまに、それを使う人が出ますね。 中曽根康弘とか小泉純一朗という人がそれです。 二人ともろくな結果を出していません。 むしろ、日本を悪くしているように思います。 こういう訳で、大統領制にしても、その権限を多少いじくっても 変化は無いと思われます。 任期は伸びるでしょうが、その場合は力も無い大統領が4年も 8年も政権の座に居座ることになりますので、政治が停滞し かえって弊害が大きくなることが予想されます。 民主国において、政治家は選挙の専門家ですが、 経済や外交の専門家ではありません。 そういう専門家は官僚です。 官僚が真面目に働くシステムを作るの方が優れていると 思うのですがどうでしょう。

jamamono2
質問者

お礼

御回答、本当に、ありがとうございました。 考え直して見ます。 官僚を政治家がどう動かして行く事が理想と考えますか?…、 機会が有りましたら御伺い致したいと思います。

  • tyr134
  • ベストアンサー率51% (851/1656)
回答No.7

まず、大統領と首相の違いから。 簡単に言うと、大統領は「共和制」をとる国の国家元首の立場、「首相」というのはあくまでも実務上のTOPです。 なので、日本では天皇という「象徴」がいるので天皇制を廃止しない限り「大統領制」を取ることはできません。(まぁ、天皇を国家元首とすることに異論はありますが少数派) 大統領と首相の違いに関しては、手前味噌ですが過去に回答したことがあるので、そちらのリンクにて失礼します。 http://okwave.jp/qa/q7067608.html さて、首相の任命ですが、議会による議院内閣制か国家元首の任命による指名制が主流となります。 そうではなくて、直接国民投票で決めようというのが「首相公選制」ということになります。 履き違えてならないのは、あくまでも「首相」を選ぶのであって「大統領(国家元首)」を選ぶのではないということです。(なので、天皇制との共存が可能) そこで問題になるのが、首相の権限の大きさです。 首相というのは先にも述べた通り、実務者のトップ、言い変えれば行政のトップです。 その首相を筆頭に各省庁のトップの集まりが「内閣」ということになります。 ここで注意したいのが、米国の大統領と日本の首相の(権限の)違いです。 米国の大統領は法案の提出・決定する権限がありません。 せいぜい、議会に対して「法案を作ってくれ(所謂、一般教書演説)」とお願いすること、そして議会が決定した法案に対して「拒否権」を発動することだけです。(ただし、議会が3分の2以上で賛成したら拒否できない) 一方、日本の首相は「内閣立法」という形で多くの法案を提出することができます。 ここに大きな違いがあります。 つまり、米国の大統領は「行政権」のみを行使できますが、日本の首相(内閣)は「行政権・立法権」という三権分立上の2つの権限を持っているわけです。 さらに、首相は伝家の宝刀ともいわれる「衆議院解散権」までも持っています。(さらに言えば、任期の定めも憲法にも法律にもない) これが、米国の大統領より日本の首相の方が権限が強いと言われる所以です。 まとめると、米国の大統領制は徹底的に「行政権」と「立法権」が分離していますが、日本の場合は明確な境界線が引きにくい状態です。 ・党利党略からは比較的自由だけど、権限が弱い米国大統領 ・党利党略に左右されるけど、権限が強い内閣総理大臣 さてはて、どっちがいいか・・・。 実は、党利党略から比較的自由(になれた)けど、権限が強い内閣総理大臣が数年前にいましたね。 小泉純一郎先生です。 郵政民営化のために、劇場型政治を展開して強引に議会を解散、反対した人間を追い出しその選挙区に小泉チルドレンと揶揄される候補者を出して勝ってしまった。 「自民党をぶっ壊す」なんて威勢のいいことを言ってましたけど、本当に壊しちゃった。 で、その壊れた自民党が今の自民党です。 まぁ、その功罪はともかく、ある意味独裁的な政治を展開したわけで、ここまでの事が出来たのもやはり「議会解散権」という伝家の宝刀を持ってるから出来たことでしょう。(もちろん、世論の後押しもありましたが) つまりは、運用上の問題では今のままの方が強い権力を持っていられる。 今は上手く運用できる人材が居ないだけ。 何故なら、「世論の後押し」で強くなれるのも弱くなるのも大統領制とあまり変わらない。 米国の大統領は罷免されないので、とりあえず任期4年は大統領の座のままでいられますが、世論の支持率が低いと議会に対して強く出れませんしね。(中間選挙で負けようものなら「政治のねじれ状態」になって時間を空費する) 以上の比較から、首相公選制についての問題点は(憲法上の問題は別として)どこまで首相に権限を与えるかでしょう。 今のままの権限で移行すると、解散が怖いので議会が怖気付いて結果的に独裁制に移行するか、解散権や内閣不信任案の乱発で政治空白が生まれるかのどちらかでしょう。 首をすげ替えたら新しいものになった気になるのが人情なら、人気のある人に擦り寄って当選したいのも人情ですからね。 ではでは、長文乱文で失礼しました。 参考になれば幸いです。

jamamono2
質問者

お礼

御回答本当に、ありがとうございました。勉強に成りました。 では何故アメリカは大統領制で行ってるのか?…決して首相では駄目な訳では無いと思いますしロシアや中期の様に大統領と首相が居る国も有ります。アメリカが何故大統領制で進むのか?…機会が有りましたら御伺い致したいと思います。

  • oshinabe
  • ベストアンサー率36% (138/378)
回答No.6

首相公選制という案自体はあったはずですが、実現の目処は立ってません。 日本人は正直、政治に関心が無い人が多いですからね。 文句くらいはつけますが、普段の生活において政治、行政に対する依存度が非常に低いため、熱心ではありません。 政治、行政に頼らない生活ってのは悪いもんではありません。 ですが適当に投票する、あるいは投票にも行かないで不都合が出たときだけ文句を言う っていう現状が変わらないと、総理を選挙で選んでもあんまり変わらないんじゃないですかね。 平たく言えば政策なんて誰もみない、ただの人気投票になるのが関の山かと思います。

jamamono2
質問者

お礼

御回答本当に、ありがとうございました。 つまり御回答者様の御意見ではマニフェストに意味は無い!…ですね。 今の議院達を見てると否定出来ない現実が有りますね。 ヤレヤレ…ですね。

回答No.5

大統領制も天皇制も年間経費は変わりませんよ。大統領制はそれプラス選挙費用がかかります。 党利党略はどんな制度でも起こります。同志の結社が政党なんですから… 日本の政治は二院制度でありながら、参議院が機能していない点と最終承認機関であった枢密院が廃止されたので、党利党略が国政を左右するようになったのです。 参議院を受勲者、修士以上の知識人から選出した法の門番とし、行政警察(公務員の不正、政治活動を監視処罰する機関)と立法警察(政治家に圧力や働きかけを行って予算を食い物にする輩を処罰する機関)を創設する事です。

jamamono2
質問者

お礼

御回答、本当に、ありがとうございました。色々な考え方が有る物ですね。勉強に成りました。

  • Streseman
  • ベストアンサー率24% (131/542)
回答No.4

基本的には、大統領制ではなく、首相公選制と論説するのが妥当だろう それは、大統領制を目指すならば、根本的に議院内閣制度の改編が必要であり、指摘される大統領制は、執政権限のある大統領であることを考えれば、議院内閣制度を返上する必要性があろう  日本独自の制度というが、そもそもどのようなモデルを想定しているのか?という問題が大きいだろう 特に日本で大統領制度の部類を行うには、立法・司法の行政牽制力が強く求められるが、制度的にも難しいように思える 同時に、政治問題に対する俊敏な解決という論点では、むしろ大統領制度の方が難しいのが実情である それは、大統領制・首相公選制で選出される行政首長の議会基盤の弱さにある アメリカ大統領は大きな権限を有しているように思えるが、それは議会とのバランスを大前提にしているものであって、一般人が思うほど大統領権限は独断しえるものではない むしろ、一院制の議院内閣制度の総理大臣の方が圧倒的に俊敏に行動できる もっと言えば、行政首長の俊敏な政治行動を許容する法整備の問題であって、制度論において、権力分立の大原則が主眼になる 簡単言えば、  俊敏な行政権限の意思決定は、制度問題ではなく、行政法整備の問題で処理する方が現実的である

jamamono2
質問者

お礼

確かに仰る通り1院の方が良いと思います。考え直して見ます。御回答、本当に、ありがとうございました。

回答No.3

大統領には法案決定権しか無いけど…いいの? 総理大臣の方が大統領よりずっと権力者だよ

  • yonesan
  • ベストアンサー率25% (347/1368)
回答No.2

質問者様の仰る様に国民投票で大統領を選ぶと「国民の責任」になるので、日本では大統領制は当分採用されないと思います。 日本国民は「強く主張しない代わりに責任も取りたくない」という人が多いようですから。 国会議員も国民の責任で選ばれているのですが、選挙で無投票を理由に自分に責任が無いと言ったり、何かの抗議と称して投票に行かない人がいますよね。 実際には「無投票=当選者に全権委任」として扱われます。反対の意思を示さなければ賛成になるのは当然ですね。 ですから選挙で無投票の人は現職議員に投票した人と同じ責任を負いますし、党利党略で動く国会議員達も胸を張って「国民に支持に基づいて」行動できる訳です。 にも関わらず選挙の投票率は毎回低迷しています。 このことからも自分の意思を示さないくせに文句だけは言う、無責任な人たちが多い事か良く分かります。 大統領制採用が盛り上がるのは、国民が政治への関心が高まり投票率が高くなった後になると思います。 もっとも政治への関心が高まっても今のように「○○して欲しい」「□□には反対」ではなく「△△すべきだ」という人が増えないと変化は無いでしょうけど。

jamamono2
質問者

お礼

御回答本当に、ありがとうございました。 実は私も周囲と話せば似た様な話が出ます、 アイドルやパフォーマンスを強くして政治に感心持たせるか?…、 専門家に難しい話をさせて昭和時代の様な金権政治をするか?…。 確かに問題山積の官僚を何とかしたいなら問題山積の小沢さんに首相させるか?…。 国民の政治への感心度を上げても結局官僚の言い成り…是も問題ですね。

回答No.1

国の象徴を二人設けるという事ですか??? アメリカは大統領の下に首相はおりませんが、世界の大統領は象徴であり国事行為をするだけであって国を運営しているのは議会が選出した首相です。 日本の首相もたいがいですが、イタリアも戦後50人ほど首相が選出されています。日本の制度の問題は自民党総裁も民主党代表も2年任期な事です。党の顔を2年毎に選んでいるからダメなんです。 首相公選制はイスラエルが一度やりましたが、首相が所属する政党が少数与党になっても首相が交代出来ないために国の機能がマヒしました。その結果、直ぐに首相選出制に戻されました。 また、米国の制度では誰も選んでいないのに大統領になった人物がいます。ジェラルド・フォードです。彼はニクソンが再任した直後に辞職したため、繰り上げで大統領になりました。次の選挙で敗北しました。つまり国民の信任を全く得なかった大統領です。 私は戦前の任命制度(議会とは関係ない)と戦後の内閣制度(国務大臣の半分は議員で、首相の権限が圧倒的に強い)の合体が良いと思っています。 日本の政治家のクソっぷりでは韓国やアフガンを笑えない公選制度になりますよ 韓国とアフガニスタン…大統領の末路がろくでもない国(笑えるレベルですw大統領、それは死か追放か)

jamamono2
質問者

お礼

御回答ありがとうございました。 陛下の人格や振る舞いは別にして私は天皇制反対廃止論者です。現実に税金の無駄遣いです。 が今回の質問の趣旨から脱線し天皇制に議論が行って欲しく無かったので敢えて簿かしました。言い訳にも成りませんね。 それと良い勉強に成りました。 大統領制度の最大の盲点は議会で力、人数が居ない…考えてませんでした。まして民間大統領なんて考えられませんね。 では党利党略や私利私欲を優先し国民の事を二の次にする今の現状をどう思われますか?… 機会が有りましたら御伺い致したいと思います。 御回答、本当に、ありがとうございました。 他の方々の御意見も伺いたいので…。

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