家電業界思い切って合併すれば？

質問

シャープ、パナソニック、ソニーと各社大変な自体に陥ってますが、
いっそのこと大型合併して業界大再編するというのはどうでしょう？

例えばシャープとパナソニックの関西連合。
ソニー、東芝、日立、三菱の４社から２社に統合。
これに象印とかオムロンとかケンウッドとかの
中規模メーカーの合併も視野に入れる。

本社機能も経費のかかる大都市圏から工場のある地方に移転。
東京一極集中の解消にも繋がります。

三井と三菱の銀行合併も実現できたのですから
出来ないことはないと思います。

日本の人口減少でこれからマーケットも縮小傾向が進む事は
間違いないので真剣に考えてもいいのではないでしょうか。

回答No.7

mcnj

「物造り日本」を取り巻く環境変化に、彼ら経営者は、気づいていませんね。
これまで、中途半端に大きな国内市場を中心に、経営を考えて来ましたが、後発グループは、大きな国内市場を持たないために、最初から、国外市場目当てに開発してきました。
その結果が、最高の機能、付加価値を取り入れて、高い値段で売るのではなく、製品の、使用目的を、クリアー出来る品質で、最低の価格を目指して、拡販してきたのです。
日本のメーカーは、品質がいい、機能が豊富などをうたい文句に、国内で素人の消費者を相手に、大儲けしてきたのです。
たとえば、I万円以上が当たり前だった扇風機が、単に風を送るだけなら、外国製品で、1000円台で溢れております。
高い国内メーカーの扇風機なんて、日本人は、もう、誰も見向きもしないでしょう。
扇風機だけではありません。
画像を見せるだけのＴＶ，温度を下げたり、上げたりするだけのエアコン、冷やすだけの冷蔵庫、明るくするだけの照明器具、発電するだけのパネル、この程度の製品に、余分な付加価値を上乗せして、高く売って儲けようとすることが、不可能な時代になった事に、彼らは、早く気付くべきでした。

日本市場をあてにしないで、世界で通用するコストパフォーマンスを持った製品を量産するには、どうすればいいか、気づいていません。
上にあげた製品は、もう、「物造り日本」が担当する物「物」では無くなってしまいました。
では、今後の日本はどうすればいいか。
いろいろあると思いますが、一つは、物離れした、頭脳の活用ではないでしょうか。