家電業界思い切って合併すれば？

質問

シャープ、パナソニック、ソニーと各社大変な自体に陥ってますが、
いっそのこと大型合併して業界大再編するというのはどうでしょう？

例えばシャープとパナソニックの関西連合。
ソニー、東芝、日立、三菱の４社から２社に統合。
これに象印とかオムロンとかケンウッドとかの
中規模メーカーの合併も視野に入れる。

本社機能も経費のかかる大都市圏から工場のある地方に移転。
東京一極集中の解消にも繋がります。

三井と三菱の銀行合併も実現できたのですから
出来ないことはないと思います。

日本の人口減少でこれからマーケットも縮小傾向が進む事は
間違いないので真剣に考えてもいいのではないでしょうか。

回答No.5

rowena119

基本的な認識を少々改める必要が有ります。
東芝はＴＶにおいて今年度は前年より多い１８００万台の生産販売を計画しており、
実現すれば、日本メーカーではトップになります。
主要販売先は新興国です。市場を伸ばしています。
また、韓国メーカーも市場での販売を伸ばしているのはご存知の通りです。
世界的に見れば市場は有るのです。では何故日本メーカーは苦戦しているのか。
エコポイントによって市場を先食いした事も大きな要因ですが、　
円高やウォン安による韓国勢の攻勢に負けているのです。
政府が円高対策を放置したことが１番の原因です。
これだけの円高になっても、我々の生活に円高の恩恵など殆んどありません。
ガソリンも安くならず、たまに特売で不味いワインが安くなる程度。
だからウォン安の韓国勢に負けているのですが、
その韓国勢も、アップルがネットＴＶを発売すると勢力図は大きく変わります。
　アップルのＴＶは台湾のフォックスコン（ホン海）が作ります。
その液晶パネルはシャープです。そうなるとシャープは劇的に復活します。
しかし、残念ながら、ＳＯＮＹは復活しません。
出井社長時代から、既に，ソニーらしい物作りは終わっています。
有機ＥＬにしても開発は早くても商品化は韓国勢に後手を踏んでいます。
ipodやiphoneなど本来ならソニーが最初に出しても良いものです。
しかし現在のＳＯＮＹは、購入部品メーカーを削減してコストを下げるという
当たり前の手法で、ユニークな部品を作る部品メーカーを切り捨てたりしています。
これではＳＯＮＹらしさは戻りません。
早晩、半導体は別としても電機部門を切り捨てて、保険会社として残るだけでしょう。
日立は既にＴＶは撤退しており、健全ですし、制御機器や車両など攻勢に出ています。
三菱・東芝も書けば長くなりますがそれぞれ特長が有ります。
ご提案の主旨は理解できますが、
象印？オムロン？ケンウッド？は全く違う土俵ですから検討不可能ではないでしょうか。
私は、次には自動車メーカーが再編を余儀なくされると見ています。