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DVD-BOX パッケージの傷について
- 少し昔のアニメのDVD-BOXを購入し、パッケージに無数の傷がついていました。使用過程でついた傷なのか、製造過程でついた可能性も考えられます。
- プラスチック系の傷には磨き商品があるかもしれません。詳細は不明ですが、細かな傷なら取れる可能性もあります。
- 傷がつかないよう工夫している方もいるかもしれません。皆さんの工夫や方法を教えてもらいたいです。
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1.純日本製、梱包も日本ならば外箱、ケース自体も製品の一部とみなすために非常にチェックが厳しい。 キズ、凹み、汚れは振り落とされる。 が、外国での梱包の場合は異なる。箱やケースは単なる容れ物にすぎないと言うわけでチェックが甘い。特に中国。 今回の場合はおそらく使用過程のケース出し入れで生じたものと思われるが、梱包だけ中国に投げる場合もあるので何とも言えない。 梱包は製造国に含まれないので記載が無い場合が多い。 2.自動車用のコンパウンドかな。 CD・DVD用のコンパウンドも可能そうだけど。 但しコレらは硬度の高い材質に対する研磨剤で、見た目はキズを消しているようでも、実は大きなキズを細かなキズで覆い隠している。 光の反射はこれでゴマカシが効く。 が、ケースの場合は自動車やCD・DVDの記録面ほど硬度が高くないプラなので、削ることによって表面が曇る場合がある。 ケースにそこまで神経質になったことがないのでやったことがない。 中古やレンタル品で、再生上齟齬が生じそうな同心円状のディスク自体のキズ消しは何度もやっているけど。 3.全く気にかけない。ケースより中身。ディスクにキズがつかなければOK。 さすがにケース破損してしまった場合だけは、他の同タイプの不要なケースに入れ替えたりしたけど。 CDの場合だとほぼ同一ケースなので簡単だけど、DVDの場合は作品で違ったりするのでちょっと厄介かも。 4.良く話題になるCDやDVDのカビ(錆)だけど、30年前に購入したCDでも未だにカビたものは1枚も無い。ただ本棚に突っ込んでいるだけだけど。 友人で開けっ放しの押入れに、ん千枚のCDを突っ込んでいる者がいるけどカビたと言う話はない。その友人もDVDは本棚に無造作に押し込んでいるいるだけ。 カビの最大の要因は製造過程の反射面のアルミ蒸着後の乾燥が不十分なことに起因します。 この乾燥工程は機密となっていて、TV番組での製造工程紹介でもこの過程だけは今でも撮影NGになっています。 日本のプレスメーカーはLDの時代にこの腐食問題で随分と悩まされたので、その乾燥技術が高い。 LD時代はパイオニアとソニープレスが不良率が低く、日立やクラレのプレスは初期不良率が高く、また時間経過による劣化発生も多かった。そのためにLD時代の終盤はほとんどこの二社が製造を担っていました。 その技術はCD、DVDプレスにも受け継がれています。 なのでソニーや東芝プレスのDVDならば、カビはほぼ生じません。 海外、中国・韓国・台湾ではこの技術が流出しないので真似ができません。 日本、あるいは日本メーカープレスは品質も高いけどコストも高いので、海外のソフトメーカーではブロックバスターとして販売するCDやDVDのプレスは韓国や中国プレス工場に委託する場合があります。 国内販売でも主に格安販売のCD・DVDや雑誌付録のDVD、雑誌形式のDVD全集などはほとんど海外プレスです。 もっともコレは未開封品の話です。 開封後は人間が素手で触るので、その油脂と保存場所の湿度状態からカビが生じる可能性もあります。但し内部腐食ではないので、カビを拭き取れば再生は可能。 我が家では外装やディスクにカビが生えたことはありません。 内部腐食したLDはあるし、古いLDはディスクを入れるビニール袋が静電気を帯びているために、密閉していても微細な汚れがディスク面にこびり付く。この汚れを落とすのが結構大変。直径30センチもあるので・・・ 海外プレス製品や中国梱包だったりすると、未開封品でも指紋ベッタリの製品もあったりします。 LDやCDの初期は日本製でも指紋ベッタリの未開封品もあったりしたけど、最近では見たことがありません。それほど製品管理が厳重になっています。
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- others44
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カチンとくる回答かもしれませんが、個人的な意見として回答させていただきます。 大切にコレクターとして保管するなら、購入前に、入念にチェックすべきでしたね。 あるいは、コレクターとは違うとしたら、失礼な話、ずいぶんと神経質なんですね。 購入前から、あるいは、購入後につけられた傷なのかはっきりと断定できないのは、当然だと思います。 通常、その様な傷に対して神経を尖らせる人は先にも告げたとおり、コレクター以外にいないと思います。 どうしてもそれが気になるのであれば、購入先に交換を要求されたらいかがでしょうか。 おそらく、100パーセント無理だと思います。 また、保管方法ですが、知り合いのコレクターさんは、ラップ保存しています。 で、見るほうは別に購入。 つまり、わざわざ大金はたいて二つ、同じものを購入し、コレクター保存品と分けています。 でも、知っていますか。 DVDにも賞味期限みたいなものがあり、温度差などで表面の特殊な溶剤が変色すること。 だから今は、それがない、ブルーレイディスクに変わりつつあるんです。 と、まあ、こんな具合の回答となります。 コレクターなら、コレクターらしく、傷つけないような努力は、他の方に聞くよりも自分自身で苦心されたほうがよいかと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 厳しい意見をありがとうございます。 回答者さんにも思うところがあるのでしょうね、気になさらないでください。 >>DVDにも賞味期限みたいなものがあり、温度差などで表面の特殊な溶剤が変色すること。 だから今は、それがない、ブルーレイディスクに変わりつつあるんです。 DVDの保管環境条件別の耐用年数なんかはいろいろ実験データがネットに載っているので(出典はあるものの結構あいまいなデータが多いですけど)参考にはしています。 ただ、DVDと Blu-rayの保管環境に対する耐用年数の違いがあるというのは初耳です。 勉強不足で大変恐縮なのですが何か出典を明記してもらえるとありがたいです。 ありがとうございました。
お礼
大変詳しい回答をありがとうございます。 日本のアニメ作品で販売元がポニーキャニオン、DVD-BOX内のケースパッケージも通常版とは異なる仕様のため、国内製造・梱包なのかなという気がします。(確信は持てませんが) 私もネットで色々調べたことはありますが、プレス技術による腐食性の違いなんて言うのは全く知りませんでした、大変参考になります。よく覚えておきます。 余談ですが、海外プレスでもライセンス保有工場(東芝など)などの場合はどうなんでしょう。日本より劣りそうな気もしますが。 それほどたくさんのCD/DVDをお持ちの回答者さん達でも腐食の経験がないということであればそれほど心配する必要はなさそうですね。 本当に詳しいご説明をありがとうございます。大変勉強になりました。