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「それは~~だからである」という表現について
- 「それは~~だからです」という表現は文法的に正しい日本語です。省略形であるため、主語が2つ入ることもあります。
- 句読点は必須ではありませんが、文の流れを明確にするために使用することが推奨されます。
- 理由を自然に述べる方法として、「なぜなら」を使うともっと強調された表現になりますが、文脈によって使い分けることが大切です。
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「それは、A氏が不在だったからです」は、文法的に正しい日本語です。理由を述べるのに、これ以上に自然な表現法はありません。「なぜなら」という言い回しは、中学生・高校生の英文和訳では多用されますが、一般にはほとんど用いられませんので、「なぜなら」を連発した場合、英文和訳のような変な日本語と思われるでしょう。 「それは」は「その理由は」の省略ではありません。上の例文が理由の説明になっているのは「~だったからです」と理由をあらわすことばがあるからで、理由を説明する以外にもいろいろ使われます。たとえば、「それは、A氏が不在だったときのことだった」といえばある事柄の起きた時間を説明することになります。 「~だから」という言い回しで、理由の説明であることは明確ですから、さらに重ねて理由の説明であることを示すことばをくわえる必要はないのです。 一つの文に主語が2つあることを気にされているようですが、全く問題ありません。英語のit is that he is …といった構文で、itとhe2つの主語があるのと同じです。
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- TANUHACHI
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最初にお話し申し上げますが、例文の「「それは、A氏が不在だったからだと言った場合、一つの文に主語が2つ入るような形になります」 これは誤解です。この文章の骨格は「それは~だった」であり、主語は「それは」であり述語は「だった」です。「A氏が不在だった」の「A氏は」の「は」は不在を示す内容であり「A氏という対象に関する説明」であり、この部分は修飾語(日本語には「目的語」および「補語」の概念はありません)に相当します。 質問1→「なぜなら、A氏が不在だったからだ」との表現に文法上の祖語はありません。「なぜなら~だから」として一つのセンテンスで「理由を説明する」ことにおいて完結しているからです。 質問2→自然に表現したいも意図的に表現したいも違いはありません。共に「理由を説明する」のであれば、そこに正否を問うなどの問題は派生しないからです。 あまり杓子定規に文法にとらわれては語学を学ぶことの意味において「言葉に制限を加える」結果にもなりますので、「文法は取り敢えずの約束事」くらいの理解に留めておかれることをお勧めします。 また「書く場合」と「話す場合」を余り厳密に分ける必要もありません。言文一致体の下では「解りやすく相手に伝える」ことが目的です。ですから、最低限のマナーやルールを守っての言葉遣いに注意するなどの気配りで十分です。
お礼
TANUHACHI様 ご回答、ありがとうございます! この表現を割とよく使っていましたが、いつもどこかに疑問があり、 今回、思い切って質問させていただきました。 主語、述語の関係も含めて、分かりやすく説明していただき、とても感謝しています。 TANUHACHIさんのおっしゃる通り、杓子定規に文法にとらわれ過ぎるのもよくありませんね。 「分かりやすく相手に伝える」ことを第一にしていきます! どうもありがとうございました。
お礼
D-Gabacho様 とてもわかりやすい説明を、どうもありがとうございます! 確かに「なぜなら」というのは、和訳調ですよね。 教えていただいたように、それは…という言い方は、理由だけでなく、 他の場面でも使います。英語の例文もとても参考になりました。 辞書やネット上で調べて、はっきり分からずお尋ねしました。 これで、自信を持って、この表現を使うことができます。 本当に助かりました。 どうもありがとうございました!