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いじめが減らないのはなぜでしょうか?
いじめが社会問題になって30年ぐらいたちます。多くの子供が自殺しました。 暴行や金を脅し取る、服を脱がすなど、いじめの限度を超えています。犯罪です。 昔からいじめはあったと思いますが、日本が豊かになったと同時にいじめが社会問題になりました。 なぜいじめが社会問題になったと思いますか?
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虐めで自殺する児童・生徒がたくさん出たこともありますが、それ以上に注目されたのが教育委員会や校長ら学校幹部の虐めを認めない態度が注目を浴びたからです。 大津に限らずいじめ自殺を巡っては、いじめを認めない教委・校長と不毛のやり取りが続きました。各地の教委・校長らは情報を公開せず裁判に勝訴し、マスコミも一般市民もかなり問題視しているから社会問題として認知されるようになったのです。 具体的に例を挙げるなら、有名な滝川市江部乙(えべおつ)小学校のいじめ自殺(故・松木友音さん、2005年9月首吊り翌年1月死去)市教委が遺書の「いじめ」記述隠し、文科省に自殺理由を「虐め」ではなく「その他」と虚偽文書。 http://sooda.jp/qa/391002 以外でも ■川崎市立南菅(みなみすげ)中学校(故・篠原真矢=まさや君、2010年6月) http://okwave.jp/qa/q7595583.html ■埼玉県北本市立北本中学校(故・中井佑美さん、2005年10月、遺族一審敗訴。悪口、無視は当たり前 「便器に顔をつっこめ」と言われてもいじめではない) http://kininatta2chmatome.doorblog.jp/archives/6388243.html ■山形県立高畠(たかはた)高校(故・渋谷美穂さん、2006年11月) http://blog.goo.ne.jp/charotm/e/9172fda2ad7a3a5cc05b39e0acd3290e ■群馬県桐生市立新里(にいさと)東小学校(故・上村=うえむら=明子さん、2010年10月23日) http://ciaosorella.blog70.fc2.com/blog-entry-2360.html ■埼玉県さいたま市立尾間木(おまぎ)中学校(2008年10月10日) http://www19.atwiki.jp/omagi_yurusuna/pages/13.html ■福岡県筑前町立三輪中学校(故・森啓祐君、2006年10月11日) http://yabusaka.moo.jp/miwatyu.htm ■新潟県神林村立平林(ひらばやし)中学校(2006年11月14日) http://www.47news.jp/CN/200703/CN2007032201000347.html ■埼玉県本庄市立本庄(ほんじょう)東中学校(2006年11月13日) http://logsoku.com/thread/news19.2ch.net/newsplus/1163396546/ ■旭川市立北都(ほくと)中学校(1996年12月、性的いじめが集団レイプ事件に発展、学校や教育委員会は隠し続け、一審被害者勝訴) http://madoaketai.blog.fc2.com/blog-entry-7.html など苛めの隠蔽が続出です。この中で勝訴したのは、被害者が生きていた北都中だけです。教委は大金で凄腕の弁護士を雇い、かなりの苛め証拠がある裁判にも勝訴していました。だから余計に社会問題になったのです。 また質問者さんがご指摘されたように「暴行や金を脅し取る、服を脱がすなど、いじめの限度を超えて」いるケースも少なくありません。大津皇子山中学の自殺がその代表例で、おっしゃるように犯罪です。 これは構造的な問題で、加害生徒と同時に、もみ消そうとした教委・学校幹部の責任も問われます。だから教委は「我々の天下りにも支障が出る」と、校長らに「何とかもみ消せ、認めたら左遷だぞ、隠蔽できたら良い所に転勤・天下りさせてやる」と指示し必死に勝訴できる理由を集め不利な証拠は隠ぺいしているのです。 この隠ぺいの方法や手順は大津の事件で詳しく報道されました。虐めを記述したアンケート用紙を無視し都合のよい部分だけ大げさに主張したり、生徒たちにかん口令を出したり、二回目のアンケートを実施したこと自体隠していたり、校長が「自殺の練習はうそ」というウソを生徒たちに泣きながら言ったり。 今まで被害者が敗訴した裁判でも、似たような隠ぺいが行われただろうことが推定されます。 教育委員会は「教育行政の中立を守る」という理由で、県知事や市長からも独立しており、知事・市長にも命令権がないのです。 これは大津越市長が長々と沢村教育長を説得しましたが、結局従わなかったニュースからも分かります。 ■追加アンケ公表、大津市長が教育長を3時間説得 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120711-00000824-yom-soci また教育長は任期途中には解任できず、それを悪用して不祥事もみ消しがやたらと起こっています。大阪の橋下さんも教育委員会とずっともめ続けていることは、ニュースでお聞きになっているでしょう。 昭和61年の臨教審の第2次答申でも、「各地域の教育行政に責任を持つ『合議制の執行機関』としての自覚と責任感、使命感、教育の地方分権の精神についての理解、主体性に欠け、二十一世紀への展望と改革への意欲が不足しているといわざるを得ない」と、教育委員会が厳しく批判されました。 つまり以前から「虐め自殺」と「教育委員会の隠ぺい体質」は、少しずつ社会問題化していたのです。この大津皇子山中学校の自殺は、教育委員会や校長らの隠ぺいが余りにも明らかです。だから一気に大騒ぎになったのです。 教育委員会は校長をはじめ教職員の人事権を握っており、出世も左遷も自由です。建前としては好き勝手な理由で左遷はできませんが、組織的にミスを集めれば左遷の理由などどうにでも付けられます。 また教委は市区町村によって多少違うものの、図書館、博物館、児童館、市民体育館、公民館、公立の各種文化センターなどの仕事も担当しており、それらの施設への天下りは容易です。 ○教育委員会の組織図 http://www.kyoi-ren.gr.jp/works/index.html 上に挙げたいじめ自殺でも、一時はずいぶん騒がれた事件もあります。しかし「人の噂も75日」のことわざ通り、世間はやがて忘れてしまいます。世の中良くしたもので、ほとぼりが冷めた頃かばってくれる人間も多いのです。 最初に挙げた隠蔽に失敗(和解で賠償)した江部乙小の校長でさえ、その後も他校の校長を勤め、今年三月無事定年退職しています。大津市教委や藤本校長はそれを狙っているのです。 このような背景があるから、虐めっ子の親も子供を本気で止めたりしません。また虐めっ子の中にも「相手が自殺したって何とかなるさ」と知っている悪ガキもいます。 事実、皇子山中の加害生徒は被害者が自殺しても「まだやることがあったのに」と嘯(うそぶ)き、被害生徒の写真にいたずら書きをしていたニュースもお聞きになったと思います。 もちろん被害者遺族が裁判で敗訴すれば、実際は虐めであっても「虐めではなかった」ことになります。または実際には虐めで悩んで自殺しても「虐めと自殺は関係ない」ことに法的に決められてしまいます。 「虐めではなかった」「虐めと自殺は関係ない」ことになったのですから、加害者が少年院に送られることも親が慰謝料を払うこともありません。 これが質問者さんの「いじめが減らないのはなぜでしょうか?」という問いの回答になります。
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- ugokuhodou
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恐らく、子供も大人も、草食方の人間が増えてきたため、思春期の子供なら、バンを張るような面倒くさいこと、大人であれば、強盗など、直接、罪になることよりは、いじめの方が、陰湿なだけでストレスを発散できて、手軽なんではないでしょうか。 学○院時代、某紀子さまも、ご自分の父上が同大学の先生であることをバックにして、今の某旦那さまに話しかける女子生徒には、ご自分のグループを引き連れて、トイレでリンチしていたわけですから、そういう人が○室に入っているうちは、いじめは無くなる筈がありません。リンチされた当時の女の子も、知ってます。某紀子さまは、学生時代に、既に、何回かオロシていたから必死だったらしいと言う話も聞きますが、そういうことって、理由になるのでしょうか。。。 政治家にしても、警察にしても、弱者に強く、強者には跪き、結局、弱い者いじめのお手本を子供たちに見せています。 会社のリストラなんかも、退職金を払わなくて済むように、自主退職に追い込むいじめを、会社の医者や弁護士を含めて企業ぐるみでやっていた問題が、明らかになったのを新聞でよく見かけます。ちょっと、本なんか読むと、その昔、銀行のリストラの方法が、凄まじい、いじめだった事が、わかりますし、それは決して過去の事ではありません。 ○室の件は別としても、会社なんかでそういうことをした場合、損害賠償をした話なんかは、聞いた事もありません。いじめは、陰湿にコッソリとやれば、後でバレても、やり逃げ出来、最大の効果が得られるという、お手本を示しているのが、日本の大人です。 子供は、四六時中、大人の真似をしながら、一生懸命、生きていく修行をして大人になります。 よく言われますが、子は親の鏡。大人社会の問題は、子供社会の問題に反映して、当然だと思います。
- yingtao7
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悪質な少年犯罪が減った為だと私は考えています。 思春期における問題行動は、発達ストレスに対する発散行動です。 質問者さんは、戦後に比べ、少年の凶悪犯罪が減少している事をご存知ですか? 少年犯罪が減り、いじめが増加しています。 思春期がある限りは少年の問題行動は減りません。 ではどうしたら良いかという話ですが、私はいじめの早期発見、早期解決が一番だと考えます。 いじめは「あって当然のもの」です。 凶悪になる前に周囲が見つけ、解決できれば、いじめによる心の傷も減り、周りが助けてくれる信頼感も芽生えます。 哀しい事件はこれ以上増えないで欲しい。 そう切に願っています。
- yonesuke35
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> いじめが減らないのはなぜでしょうか? 異論は有るでしょうけど。 苛めた相手を抹消しても無罪という法律が有ればいいのです。 苛めた相手を中途半端に生かしておけば仕返しがありますので 制裁するのであれば抹消するしかないのです。 苛めた側が消えるという事が世の中に広まればいじめは出来なくなるでしょう。 >なぜいじめが社会問題になったと思いますか? 自殺までは至らなくても可能性のある状況がたくさんあるという 身近な問題だからだと思います。
- princelilac
- ベストアンサー率24% (1619/6638)
「いじめ」という言葉は30年くらい前にマスコミによって作られて広まったいわゆる「マスコミ用語」です。「売春」を「援助交際」、「強姦」を「乱暴」「暴行」「いたずら」と直接的な表現を避け、罪を軽く見せかけることで加害者を守ってきました。 仲間はずれにたり、悪口を言ったり、物を隠したり…、そのようなことは大昔からありました。ただ最近は、川に沈める殺人、多額の金品を奪う強盗・恐喝、女子生徒に対する強姦を「いじめ」として報じています。これが正に言葉が独り歩きする状況なのです。 世間にはいろんな種類の「○○ハラスメント」の言葉が広まっています。「モンスター××」「△△クレーマー」という厚顔無恥な大人が社会に害毒をまき散らしています。鳩ポッポのような政治家も、東電のような大企業も自分の責任から逃げようと必死です。このような社会で子供が健全に成長するわけがありません。そして困ったことに、このような大人は自分が社会にまき散らしている害毒が、どれだけ多くの人を苦しめ、殺しているのか気が付いていないのです。
最近の子供はストレスを自己で解消する術を知らなさすぎる。 だからこそ、イジメと言う最低な行為で、ストレスを発散しているのです。 でもイジメ被害にあう子供にも、原因が無い訳ではありません。 まずは自我を鍛え、自我を早く確立させる事です。 私は私だけでなく、私の娘にも身体を鍛えさせています。 イジメが社会問題になったのは、情報化社会が発展したからであって、昔からイジメは大なり小なりありました。 私も幼少期はイジメられたし、身体を鍛えてイジメを克服した1人です。
国、政府が打ち出す政策が、社会常識となっているからであります。 どんどんこのままでは、悪化するものだと確信しています。 近年中に、10万人以上/年 いじめ(集合体)により自殺者が急増するでしょう。 社会自身がが問題だからでしょうね。 今から、約12年前に私はそれを示唆し書き込みしていましたけどね。 だから、それ以後社会の思想を変えるために書き込みを行っている。 (いつまでも続く景気の低迷、広がる一方の格差社会、無能な政治家による国家の迷走と国際社会情勢の悪化に増税、いじめ・パワハラ・DV・ネグレクト・借金苦などの社会問題、鬱病・・・不安だらけで将来の見えない現代社会では、自殺者(いじめられる側)がいつまでも減らないのは当然の事かもしれません。)とも書いている人もいる。 今後、私みたいな連中が今後増えるとしたらぞっとするからやめてほしいんだよ。 本当は頭のいい集団(国政府)も本気で動いたほうがいいですよ。 もっともっとね。
- Nkfe
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西洋式社会からそれはいけない事だと言われるようになったので、ふーんそうなのかな?という状態で30ー40年もそのままで居る状態です。 もともと日本社会はそれぞれのくくりが仲良くならないように仕組まれて居た歴史構造が有り、似たような人たちが差別し合い、憎み合って生きてきました、外部から突然ダメと言われても根本的にそう理解しているんじゃないですから、また出てきて当たり前なんです。 むかしと違うのは、マスコミがゴシップとして喜んで取り上げる事、弱い人を守る観念が欠如して居る事、デスかね。
- kh8491
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先の方も言われてますが、人の居るところにいじめは存在しているんじゃないでしょうか? 人の生死に関わった事が起きて問題が顕在化したといったことでしょうか。 問題は文科省や教育委員会、教員に全く当事者意識が無いことではないでしょうか? いじめだけでなく、色々な問題に起きたらどう取り組むのか? 事が大きくなってしまった時にどう収拾するのか? その姿勢をみせるのも教育だと思うのです。 しかし、最近の関係者のコメントは近くに居るはずの教師までも他人事です。 学校の評価制度が根本の問題と指摘する学校関係者が居ます。 ただ、誰もそれに異を唱えなかったのでしょうか? 国は新たに監視機関みたいな物をを設けるなんて話もありますが、違う問題に見えます。 しかし、会社を見渡してもいざ結論となると適当にかわす人が多く居ます。 きっと、同じことなのでしょうね。 社会問題化しているのはそうした傾向への警鐘かもしれませんね。
- estelle_bright
- ベストアンサー率6% (6/100)
何を言っているんでしょうね。 イジメなんて大昔からあります。集団が存在する限りなくならないかもしれません。 イジメが少々あってもいいと思うが、それが犯罪の領域までいかないようにするのが、 施設管理者の役割です。あくまでも行きすぎないように抑止するという意味合いであり、 隠蔽するという事ではない。 イジメというものを理解していない現場責任者が多すぎるし、場当たり的な 対症療法ではどうにもならない。騒がれているから蠢いているだけですな。 自殺者が出たから問題になっただけ。傷害レベルならばTVニュースネタとしても 面白くも何ともないからですし。
- rikukoro2
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平和になったから。 『イジメ』は人類の歴史とともにあります。有史以前からある問題です。 正直その頃はイジメよりも『戦争』の方が問題だったからでしょう
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