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コンデンサモーター
洗濯機等に使われているコンデンサモーターのその他の用途(どういう機器に使われているか等など)、将来性についてどなたか教えてください。 お願いします。
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どのような回答を求めておられるか、ご質問の内容からでは十分な主旨が掴み取れませんが、一応ご参考まで。 用途については、主に単相交流電源で回転する仕事を必要とする機器に用いられます。洗濯機以外には、扇風機、換気扇、エアコンの送風ファンと室外機のファンなど。 但し、掃除機は直流モーターなので除かれます。 交流モーターはそもそも回転する方向を決め、回転し続けるためには相の異なる電源が必要です。三相交流であれば120度ずつ相がずれているので回転子にかける磁界を回転させたい方向(角度)の位置のコイルに順番に相角の遅い電源を結線していけばよいのですが、家庭用電源に多い単相100Vの電源では、そのままでは異なる相がないので回転するきっかけ(方向)が生まれず、従って回転し続ける安定した条件が存在しません。 このため、コンデンサという素子を使い、電流の相を若干進める工夫を施し、単相電源であっても回転するきっかけ(方向)を作り、回転し続ける安定した条件を作ります。モーター内部のコイルの結線状態は、コンデンサを介さないコイルとコンデンサを介すコイルとに回路が分かれています。 将来性というと難しいテーマですが、単相でも簡単に回転させることができる仕組みなので、例えば高圧の流体をセラミックの弁で開閉して流量を制御したいが用意できるインフラは家庭用電源と同じ単相交流電源で、しかも制御装置からモーターまでは長いケーブルで結線するというような建設現場などでは最も簡単で手軽な駆動装置となり得ます。 なにしろ構造が簡単ですから、あまり負荷のかからない仕事(回転)であれば応用範囲は広いのではないでしょうか。
補足
説明が至らなかったようなので補足します。 私が知りたいのは洗濯機で使われているコンデンサモータの特性の将来性です。