コンデンサーモーターの種類とメリット・デメリット

このQ&Aのポイント
  • コンデンサーモーターにはコンデンサー始動タイプとコンデンサー運転タイプの2種類があります。
  • コンデンサー始動タイプは運転中にコンデンサーを切り離すため、回転磁界を作ることができません。
  • 一方、コンデンサー運転タイプはコンデンサーで進相させ回転磁界を作ることができますが、メンテナンスが難しいというデメリットもあります。
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コンデンサーモーター

単相交流モーターでコンデンサー始動タイプとコンデンサー運転タイプがありますが それぞれどのようなメリット、デメリットがあるのでしょうか。 コンデンサー運転タイプは分極をコンデンサーで進相させ回転磁界を作るので しょうがコンデンサー始動タイプは運転中にコンデンサーを切り離すようですが そうしますと回転磁界にはならないと思います。この場合電機子の慣性で反転する 磁界にくっついて回ると考えるのでしょうか?

noname#230358
noname#230358

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noname#230359
noname#230359
回答No.1

コンデンサ始動タイプは自動遠心クラッチ等により、モータの回転数が安定領域に達した時点でコンデンサを切る必要がありますので少し面倒です。それに対しコンデンサ運転タイプは特に制御が必要ありません。従ってコンデンサの容量(コスト、寸法も)あまり問題にならないような小型モータではコンデンサ運転タイプが便利です。大型の場合は三相モータ(コンデンサ不用)を使われる場合が多いようです。 コンデンサが無くても回転磁界は電源周波数に比例して発生するので、起動さえすれば(安定領域に達すれば)安定に回転します。コンデンサのつながっている補助巻き線はあくまで起動用ですので、通常回転時はあまり意味を持ちません。絶対に逆周りさせたくないような単相リバーシブルモータの場合は主巻き線と同じ位の巻き数になっているようですが、その分無駄な損失を発生させるので短時間定格になってしまいます。ACモータの原理に関しては「AC小型モータがわかる本」工業調査会発行、オリエンタルモータ(?編が結構詳しく書かれているようです。参考までに。

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