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税務調査で上場企業に重加算税が課された場合
税務調査で上場企業に重加算税が課された場合、上場廃止になると聞いたことがあるのですが、これは本当でしょうか?
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必ずしもそのようなことになる訳ではありません。 証券取引所に上場するためには、上場した取引所の定めた所謂『上場基準』に合致していなければ、上場は出来ませんが、この基準が一番厳しいのが東京証券取引所の「東証一部」上場。 http://www.kyj-kyj.info/%E4%B8%8A%E5%A0%B4%E5%9F%BA%E6%BA%96.htm そして、東京証券取引所が定めている上場廃止基準には、重加算税を直截的には廃止基準として定めておりません。 【東証:上場廃止基準概要】 http://www.tse.or.jp/rules/listing/stdelisting.html もしも、重加算税が課せられたと言うことが上場基準に反するのであれば、有名な企業の中の何社かは現時点で上場できないのでは? 例えば、他意はありませんが、ネットで検索すると次のようなニュースやコラム等が見つかります ・東芝 2009年 http://profile.allabout.co.jp/w/c-26759/ ・積水化学 2011年 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120314-OYT1T00688.htm
お礼
私の勘違いのようでした。そのような規定はないし、課税庁の調査で重加算税が課せられた為、上場廃止になった会社は無かったかもしれません。上場会社ですから、経理もしっかりしており、監査法人の監査も入っているので、重加算の内容もそれなりに「見解の相違」と言えるのでしょう。課税庁も簡単に?重加算を課しているようにも感じます。上場廃止になるには重大な影響を及ぼす不正かとも思いますが、重加算とは直接の関係はないのでしょう。 早速の論理的な回答を頂き有難うございました。