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がれきの処理はもう少し待ったほうがいいのでは?

yusuke0428の回答

回答No.8

こんばんは。 震災がれきの処理がどうして急がれるかというと、 被災者の目前にがれきがあることで、被災者が復興を実感できないという、 心理的なものが多分にあるのかと思います。 阪神大震災のときにも、そうした声があったそうですし、 私が実際に訪ねた被災地では、 仮設住宅と同じ敷地に屋根より高くがれきが積まれていました。 ほかに場所がないということで、仮設住宅に住む被災者の方も、 「見上げては毎日、ため息が出るんです」と話されていました。 もちろん、郊外の目立たない場所に置かれているものもありますが、 そのおびただしい量には、圧倒されるばかりでした。 私が訪ねた岩手県では、普通に出る廃棄物の量の11年分だそうですが、 宮城県では19年分に相当するんだそうです。 そんながれき置き場にスペースをとられるために、 復興に向けた地域づくりに本格的に取り掛かれないのが、大きな現実です。 さて、そのがれきの受け入れについてですが、 現在、岩手、宮城、福島の3県には、約2200万トンのがれきがあり、 がれきの処理については、原発事故のあった福島県は現在希望していません。 岩手県と宮城県が、約400万トンについて県外での処理を要望している状況です。 ちなみに福島原発は、 現在も事故当初と同じように放射性物質を出し続けているわけではありません。 放射性物質のほとんどは、事故直後の水素爆発や格納容器の損傷によるもので、 現在は、既に放出された高濃度の放射性物質が、 風に舞って原発の外に出る状況はあっても、 事故当初に比べればごく微量だと理解しています。 さらに、がれきがすべて高濃度に汚染されているわけではないので、 低線量もしくは汚染されていないものを選んで、運び出すことは可能だと思います。 問題にされている低線量被ばくが、人体にどう影響するのかは分かっていません。 将来的にがんの遠因になるという研究者もいれば、 低線量を被ばくすることで、むしろ放射性物質に対する抵抗力がつくと言う 研究者までいるそうです。 ただ、関東地方では、すでに下水の汚泥とかごみの焼却灰の貯蔵が、 各地の処理場などで行われていますが(というか行わざるを得ない状況ですが) それらを置いておくことで、 周辺の放射線量が置く前に比べて高くなったという例はありません。 低線量の被ばくや内部被ばくを気にするのであれば、 現状では環境中の放射能を真っ先に心配すべきだと思っています。 ボク自身は、国や東電に対して言いたいこともたくさんあり、 むしろデモ行進にでも加わりたいくらいですが、 がれきを他の地域で処理すること自体は、問題があるとか、 害があるとかとは感じていませんし、被災地のことを考えたら、 一刻も早く実施してあげるべきだと思います。 もう1つがれきの受け入れを阻む要素として、 最終的にがれきの焼却灰などを捨てる最終処分場を 持たない自治体が多いこともあります。 (東京都はもっているので受け入れていますが) そのへんの仕組みは、国がつくってやらないと、 がれきの処理は進まないでしょう。 「関東の電気を作っていた原発なのに」という被災地の声にも、 一理あるとは思えませんか?

eextu7
質問者

お礼

>「関東の電気を作っていた原発なのに」という被災地の声にも、 >一理あるとは思えませんか? 原発の被災に関してはとても悲しいことと思いますが、別にお願いして電気を作ってもらっていたわけではないというのが多くの関東の人々の率直な思いではないでしょうか♪♪♪

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