財務内容についての分析と留意すべきポイント

このQ&Aのポイント
  • 財務内容を分析する際に留意すべきポイントや懸念すべき事項についてまとめます。
  • 収益の減少が自己資本率に与える影響や貸付金の多さについて懸念すべきポイントがあります。
  • 売掛金回転率の正常性や借入金の対応すべき事項についても考える必要があります。
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財務内容について

いま財務について、いろいろ勉強をしております。 例えば貸借対照表、損益計算書で見て、会社の財務内容を分析する勉強 をしておりますが、難しいです・・・。初心者故。 下記の状況の場合、懸念されること、留意すべきことについて何でもいいので ご教示下さい。 (財務内容 半期決算)単位:千円 売上 400,000 経常 ▲7,000 当期 ▲6,000 借入総額 550,000 貸付金 300,000(内容不明) 売掛金 月商の2.7倍 自己資本率推移(%) 52⇒34⇒31 収益の減少が今後の体力(自己資本率)に影響してくるものでしょうか? 貸付金が非常に多いと思われますが、懸念すべきことは? 売掛金回転率は正常でしょうか? 借入金は、銀行との取引実績をつくるためですが、懸念すべきこと、及び 業績下降しており、今後対応すべきことは? 実際の数値ではありませんので、質問が内容が大雑把になってしまっている ことについては、お詫び申し上げます。 以上ご教示の程お願い申し上げます。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • aokisika
  • ベストアンサー率57% (1042/1811)
回答No.2

補足の数値を入れるとPLは 売上   400,000 売上原価 340,000 売上総利益 60,000 販売費・一般管理費 66,700 営業利益 ▲6,700 営業外費用 300 経常利益 ▲7,000 特別収益  1,000 当期利益 ▲6,000 となります。 4億の売り上げに対して粗利が6千万円で、粗利率は15%です。業種や取扱商品の特性にもよりますが、ここはさほどの問題はないと思います。 この粗利の6千万円がそれ以降の費用の源泉になるわけです。給与や店舗の家賃、光熱費、通信費その他の費用は粗利の範囲に抑えなければなりません。しかし、販管費が6千670万円もあります。この販管費が粗利を食いつぶしているわけです。販管費というのは会社の販売その他のシステムを賄うための費用ですから、これが大きいということは、企業内部の人事組織に無駄があるということです。この無駄をどうにかしないと稼いだお金は無駄に垂れ流しになって消えてゆきます。

tarpironz
質問者

お礼

ありがとうございました。勉強になりました。

その他の回答 (1)

  • aokisika
  • ベストアンサー率57% (1042/1811)
回答No.1

一般的に言って、PLの利益が上がらない原因は3つあります。 1.商品そのものが儲からない商品である。 2.会社のシステム(販管費)に無駄があり、売上総利益を食いつぶしている。 3.金利負担(営業外費用)が重くて営業利益を食いつぶしている。 提示されたデータには売上総利益も営業利益も出ていないので、上記の1と2について判断できません。 借入金が550,000千円ありますから、金利が2%(そんなに安いはずはありませんが)としても、利子が11,000千円もあります。これをなくすだけで経常が黒字になります。銀行との取引実績を作るというだけの理由でこれだけの借り入れをして赤字にするのは無駄以外の何物でもありません。 >収益の減少が今後の体力(自己資本率)に影響してくるものでしょうか? その通りです。自己資本比率が52→34→31→と推移しています。52から34へ突然減少したのが借入金のためだと考えると、金利を払うことで3%も自己資本比率が減少したことになります。 >貸付金が非常に多いと思われますが、懸念すべきことは? 上記のとおりです。 >売掛金回転率は正常でしょうか? 業種によります。多めな気もしますが、過大ではないように思います。 >業績下降しており、今後対応すべきことは? まず、赤字の原因を調べることです。そのためにまず売上総利益と営業利益を見ましょう。 また、債権の回収はどうなっているのでしょう? 債権回収が遅れる→支払のための現金が不足する→借り入れをする→利払いで利益が減る→安売りすると利益が減るので、長い売掛サイトで売る→現金回収がさらに遅れる→支払のための現金がさらに不足する→・・・ という悪循環で利益が減少するというのは良くあるパターンです。 私が以前、他の質問で書いた回答が参考になると思います。 http://okwave.jp/qa/q6679066.html

tarpironz
質問者

補足

いろいろとご教示いただきまして、ありがとうございます。 補足しますと、売上総利益は60,000千円の黒字、営業利益は▲6,700千円の赤字 です。

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