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財務改善

こんにちは。wilsaelといいます。 実は今大学の授業で好調な企業とそうでない企業の財務データを比較し、芳しくない企業のほうをコンサルティングするということで、 改善策のプレゼン発表の準備をやっています。 そして今は、何が問題かのアタリをつける段階でなのですが、 行き詰まってしまったのでみなさんの知恵をお借りしたいのです。 まず、この2社のデータをご覧頂きたいのですが、 (A社=優良、B社=コンサルする会社)         A社、 B社、 A社-B社の差 総資本利益率 20.7% 32.9% -12.2% 売上高総利益率 23.9% 17.9% 6.0% 売上高営業利益率 17.7% 7.4% 10.2% 売上高経常利益率 13.4% 6.6% 6.7% 売上高当期純利益率 5.0% 2.8% 2.2% 資本利益率 7.7% 14.1% -6.3% 総資本回転率(回) 1.5 5.0 -3.4 まず総資本利益率を見ていただきたいのですが、AよりBのほうが良く、 資本利益率も総資本回転率も同様にB社のほうが上回っています。 つまりこれはB社のほうが資本金から利益を生む力は高いということになりますよね? しかし売上高~系の指標はすべてAのほうが圧倒しています。 つまり営業で利益を得る力はAのほうが上ということになりますよね? 結果、Bのほうが資本金から利益を生む力は高い。でも営業で利益を得る力はAに劣っている。ということが解りました。 しかし、 Q.ここからどう分析するのかがわかりません。そもそもこの二つの事柄は矛盾しているようにも思えます。 資本金から利益を生む力が高い=営業で利益を得る力が高いということではないのでしょうか? また、BSを見る限り両者の所持している資本金の全体を占める割合は同等で、B社が著しく資本金を持っていないからという事ではなさそうです。 そしてもう一つ皆さんにお聞きしたのですけれども、 この2社の差の大きな原因の一つとして、売上原価の差があげられます。 Q.不動産業の土地建物売上原価、特に土地代、建設工事代の削減に効果的な方法はどのようなものがあるか? 来週の火曜に完璧にして発表なので正直猶予がありません。 どちらか片方だけも大歓迎ですので、どうかよろしくお願いいたします。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.2

資本が同等で不動産業という前提で回答します。 上記で特長は、  良い面は、  >総資本回転率(回) 1.5 5.0 -3.4   ですね。  つまり、B社の方が、売上が多いし、商売が早いということです。  悪い面は、  >売上高総利益率 23.9% 17.9% 6.0%   原価率が良くない。  >売上高営業利益率 17.7%  7.4%  10.2%   販管費      6.2% 10.5%  4.3%   販管費がA社に比べると高い(値自体はあまり高いとは思いませんが)  これらからいえることは、A社は開発投資型不動産業で原価率は良く経常利益は良いが、総資本利益率は悪くなる。  B社は、転売などの業務が主体で、高い仕入れだが早く売ることにより利益を上げている。  B社の課題としては、販売価格の低下や仕入れコストの上昇などが有ると原価率に余裕が無く、また販売コスト(販管費)の上昇などの可能性も有り、赤字化のリスクを抱えている。  改善策としては、仕入れコストの削減であるが、そのためにはある程度開発投資型物件の分野も開拓していく必要がありそう。

willsael
質問者

お礼

鋭い回答をありがとうございます。 確かにご指摘の通り、財務諸表を見る限り、ポイントは原価の高さ、ついで販管費の高さでした。 あれだけの情報でここまで分析ができるなんて、正直驚きました。 また、数字を与えられたときの分析の仕方として、 とてもいいお手本を見せて頂けたと思います。 大変勉強になりました。ありがとうございます。 これはdai-ymさんから頂いた回答にもいえる事ですが、 自分の勉強の足りなさ、経験の無さを実感し、いい刺激になりました。 お二方に心よりお礼申し上げます。

その他の回答 (2)

  • dai-ym
  • ベストアンサー率22% (848/3824)
回答No.3

ちょっと感じたことがあったので追加して書きます。 B社ですが、業界地図のランク外なのに名前が売れている理由は何なのでしょうか? 業界のシェアは低いが特異性があり好調な企業である。見たいなことをイメージしたので。 有名な会社や業界シェアが高い会社が好調な会社とは限りません。 また無名な会社でも実は好調な会社もあります。 意地悪ですが、自分ならまず最初になぜA社を好調と判断しB社をそうでないと判断したかを質問するなと思ったので。 財務データーだけで好調かそうでないかを自分で判断しなければならないなら、まず先入観を捨てて判断したほうが良いと思います。 また財務データー以外のものを使っていいのならば雑誌や新聞ネット情報でも良いのでその会社が好調と説明できる理由を見つけ、もう一社は好調とは思えないデーターを準備してから、はじめたほうが良いと思います。 プレゼン発表がんばってください。

willsael
質問者

お礼

そうですね。 確かにそこを突っ込まれるのが以外に一番イタイかもしれません。 ご忠告痛み入ります。 ではいいプレゼンに仕上げたいと思います。 ありがとうございました。

  • dai-ym
  • ベストアンサー率22% (848/3824)
回答No.1

学術的には勉強してないので間違いがあるかもしれません。 アドバイスとしてですが、 >Q.ここからどう分析するのかがわかりません。そもそもこの二つの事柄は矛盾しているようにも思えます。 >資本金から利益を生む力が高い=営業で利益を得る力が高いということではないのでしょうか? 矛盾しません。薄利多売をしていれば売上高総利益率は下がります。 しかしその薄利多売の会社の方が多くの利益を出していれば、または同じ利益でも資本が少なければ、このようになります。 A社B社が同じ資本金額ならB社の方がA社より多くの利益額を出しているがそれ以上の売上を上げている。 ということになると思います。 総資本利益率の高いB社より低いA社が優良としている根拠は何かあるんでしょうか?

willsael
質問者

お礼

すばやい回答をありがとうございます。 なるほど。確かに薄利多売方式なら納得がいきます。 いやはや…確かにいわれてみればそれほど難しい話ではありませんでした。 自分もまだまだ修行が足りない証拠ですね。 本当にいい勉強になりました。ありがとうごさいました。 >総資本利益率の高いB社より低いA社が優良としている根拠は何かあるんでしょうか? えと、A社のほうはその業界の御三家の一つといわれている企業で、 財務諸表を見る限りそれほど大きな問題点は目に付きません。 方やB社は業界地図のランク外ですが、名前が良く知られている企業でしたので取り上げてみました。 (取り上げる企業はなんでも良いとの事でしたので) ただ、確かになんで優良といえるのかと言われると、 ちょっともう一度財務者表を見なくては答えられないあたり痛いところを突っ込まれたと思いましたが(苦笑)

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    全て単位(百万円)           (2005)  (2004) 1 流動資産     6,020    4,500 2 固定資産     4,400    5,100 3 繰延資産     4 合計      10,420     9,600 5 流動負債     4,260    2,080  6 固定負債     5,600     7,260 7 資本        560     260 8 (資本金)      80      80 9 合計      10,420    9,600           (2005)   (2004) 4 営業利益      15      340 5 営業外収益     190     190 6 営業外費用      2      13 7 経常利益      202     517 8 特別利益      9 特別損失     10 法人税,住民税  151    1,748     及び事業税 11 法人税等調整額  -248   -1,362 12 当期利益     300     131      ◆法人税等調整額や営業利益が1年でこんなに差があるのはどういう意味を持つのですか?当期利益では2005年のほうがよいですが、経常利益でみて300百万も下がっているのはあまりよくないのでしょうか?  【最近の業績】        売上高   当期利益  配当 1 (2005)    55,000     300    0 2 (2004)    55,100     131     0 3 (2003)    51,500     35    0 4 (2002)    45,500    -151    0 5 (2001)    42,000     16    0 利益がばらばらなのはどのように捉えたらよいでしょうか?

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