• 締切済み

化学の質問です。

凝固点降下の範囲なのですが、冷却していく中で溶媒が先に凝固し溶液濃度が濃くなるのはわかるのですが、なぜ濃度が上昇すると凝固点降下度が大きくなるのでしょうか? 蒸気圧降下では溶媒を溶液にすることによって溶媒が蒸発しにくくなり、蒸気圧降下が生じているのはわかるのですが凝固点降下のほうイメージがつきません…。 どうか解説のほどよろしくお願い致します。

みんなの回答

  • sphenis
  • ベストアンサー率50% (50/100)
回答No.2

細かい事は敢えてスルーしますと、 凝固点降下が起こるのは「溶媒が溶液の分子同士がくっついて固体になるのを邪魔するからだ」とイメージすると分かり易いのではないでしょうか?

fuJi2taka
質問者

お礼

わかりやすい回答ありがとうございます! 非常にイメージしやすいので助かりました!

  • Saturn5
  • ベストアンサー率45% (2270/4952)
回答No.1

溶媒には固有のモル凝固点降下 Kfがあります。 凝固点降下度 Δtは質量モル濃度mに比例します。 Δt=Kf×m 凝固点(≒融点)というのは、固相→液相(融解)、液相→固相(凝固)に変化する 分子の数が等しくなある温度で、融解速度=凝固速度になっています。 固相→液相の方は変化しませんが、液相→固相は純粋な溶媒の分子数に比例します ので、溶質分子が増えるとそれだけ凝固しにくくなります。 ですから、同じ温度では、融解速度>凝固速度になります。 ここで、より低温にすると凝固速度があがって、融解速度=凝固速度になります。 このときに下がる温度が凝固点降下です。

fuJi2taka
質問者

お礼

詳しい解説ありがとうございます!

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