大阪維新の会は減税志向でしょうか？

質問

私は、個人的には名古屋・河村たかし市長率いる「減税日本」を支持しています。

大阪維新の会は、消費増税には反対のようですが、総合的・全般的な減税には否定的とも一部では報じられています。

ご存じの方は、ご教示いただけますと幸いです。

回答No.2

KappNets

「民主党のようなマニフェストにすると失敗する」と言っておられますので、消費税に賛成か反対のような不毛の議論を招くマニフェストは作りたくないものと思われます。

ただし今のような借金経営でやっていけないのは目に見えていますから、増税反対だけ唱えてみてもダメということはわかっているはずです。企業の合理化で下がった給料を減税で補うことは不可能です。大阪市は別として、公務員の給与削減も国民から見たら気持ちはよくてもおそらく焼け石に水でしょう。名古屋市の場合は名古屋市だけが減税をするという前提で議論していますので、随分特殊です。

税は国民から見ると上がって欲しくないものですが、減税すれば生活が良くなると約束されているわけではありません。証拠に日本は世界で消費税率は最低、公務員の数（人口比）もOECD諸国で下から２番目、しかし景気は良くならず、結果、税収は上がりません。お金は天下の回りもので、要するにお金をどう回すかです。皆が助かるであろう介護施設や保育所などを作るには「個人のお金」を守る (あるいはばらまきする) のではなく、税金による支援が不可欠です。大阪市でも一部の (貧困) 地域にお金を投じようとしていますよね。

維新の会が考えているのもその辺の「ものの考え方」の部分だろうと推察します。それを現代版「船中八策」と表現しておられるのだと思います。まだ発表されていませんので、待ちたいと思います。