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加速度センサーの2G 制限について

秋月の加速度センサーを使ってみようと思います。 http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-01425/ この手のセンサーはプラスマイナス2G が限度とあるんですが、この2G というのはどの程度のものなんでしょうか? 例えば車のダッシュボードに基板を置いたら、車体の振動は瞬間的には2G に達してしまいませんか? なんとなく数値として低すぎて使い物にならない気がするんですが・・・勘違いでしょうか? 現実に生じうる加速度というものについてご教授ください。

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  • phobos
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回答No.3

単振動の場合の加速度を知りたいなら、 滋賀県工業技術総合センター「振動試験条件の計算」  http://info.shiga-irc.go.jp/public/data/123/52.html で簡単に加速度を求めることができます。 ここでは > 例えば車のダッシュボードに基板を置いたら、車体の振動は瞬間的には2G に達してしまいませんか? > 現実に生じうる加速度というものについてご教授ください。 とのことなので、 高山理化精機株式会社・技術レポート「特定の環境下における温湿度および振動環境の測定」  http://www.takayamarika.co.jp/hot/pdf/spn.pdf が参考になると思います。 上記資料の14ページに、4トントラックの荷台に加速度計を設置して栃木県から兵庫県まで700kmを走ったときの振動加速度を12分おきに約20時間記録した結果が載っています。 このデータを見ると、大半は2G以内で、明らかに2Gを超えているデータは全体の0.5%程度ですね。 つまりゴツいトラックの荷台であっても振動が2Gを超えることは滅多にない、と言えます。 乗用車の室内はトラックの荷台よりは遙かに振動を抑えて作られているので、既に寄せられたご回答のように、衝突でもしない限り車内で2Gを超えることは無いだろうと言えるでしょう。 ただし、加速度計を床に落としたりすると瞬間的に大きなGが掛かって壊れることがあるので、取扱いは慎重にした方が良いでしょう。

noname#148582
質問者

お礼

ありがとうございます。大変参考になりました! ±1Gを滅多に超えないとなれば安心ですね。あとGは短時間なのでショックアブソーバで時間方向に伸ばせば緩衝できるというのもわかりました。 「振動試験条件の計算」でいろいろ計算できたのが素晴らしい!踏切ではおそらく1~3Hz の縦揺れが大きく生じますが、特に沈み込む時にピークになりそうですが、12cm(2Hz 0.96G) ほどのマージンがあればよさそうです。 #・・・12cm ってのも随分狭い気もしますが・・・。

その他の回答 (2)

noname#232491
noname#232491
回答No.2

no.1さんの 云う通り2Gは19.8m/s² です。 秒速 0m/s が 一秒で 19.8m/s になる(もしくはその逆)加速度です。 秒速19.8m/sを時速に直すと 71280m/hとなり 時速70キロ以上が一秒で止まるくらいの勢いです。 (衝突以外では考えにくいです) 

noname#148582
質問者

お礼

ありがとうございます。 ただ垂直方向だとすでに重力の1G がかかっていますので、マージンは1Gとなります。 う~~ん。

  • nekonynan
  • ベストアンサー率31% (1565/4897)
回答No.1

※衝撃や2Gを超える加速度を与えると出力が異常な値を出力したまま固定したり、オフセットや感度がずれて戻らなくなったりしますので、ご注意下さい。  2Gとは動かない状態から1秒後に19.6m先まで加速できれば2Gに成ります。  ホンダのウェブサイトによると、Honda F1マシンの加速Gは最大で約1.5G、NSXは約0.8G、一般の乗用車は約0.6G。コーナリング時に働く横Gは、Honda F1マシンが4.5Gであるのに対し、NSXは約1.0G、一般の乗用車は約0.5Gと成ってます。  したがって普通の車で2G時は事故した時以外にありません。

noname#148582
質問者

お礼

ありがとうございます。 確かに水平方向にはそうだと思いますが、垂直はどうでしょうか? 例えば遮断機を横断する時、ゆっくりしていても大きく揺れたりします。もしも助席に重量計と1kgの重りを置いたら、たぶん0~2kgの数値で揺れ動く事もあるかと想像しまして・・・。 あ・・・この場合は3軸を拾えるセンサーについてとなりますが。

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