神社(神道)の「如意宝珠」の意味と由来について

このQ&Aのポイント
  • 神社(神道)でお供えする台(三方)の穴は宝珠を意味しているとされています。
  • 宝珠は仏教において様々な霊験を表す宝の珠であり、神道にも取り入れられました。
  • 神道は日本の土着宗教であり、仏教は中国大陸から伝わってきた宗教ですが、後から広まった仏教の「如意宝珠」が神社にも取り入れられています。
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神社(神道)に詳しい人、いますか?

以前、ここで私が質問した内容は、 「神社などで神様にお供えする時に使う台(これを三方といいます)の穴は何故あのような形をしているのか?」 と質問したところ、あの穴は宝珠を意味している、とのことでした。 ちなみに三方とは ↓これです↓ http://www.kamidana.co.jp/shop/index.php?item_id=1199&cm_id=29 そこで再度調べたら 宝珠=如意宝珠・・・仏教において様々な霊験を表すとされる宝の珠 とありました。 神道は日本という国が成立した頃からある日本固有の土着宗教であり、仏教は紀元6世紀半ばに中国大陸から伝わってきた宗教。 となると、日本では神社(神道)の方が古いのに、後から広まった仏教の「如意宝珠」を取り入れたって事になりますよね? このナゾを解明できる方がいらっしゃいましたら教えて下さい。

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  • Postizos
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回答No.3

別に詳しくはないですが 三宝は仏具でもあります。 http://hoko-butugu.com/SHOP/479393/774513/list.html 高坏とか、こういう神仏具のデザインというのは外国から来たのもありますし日本独自のもあると思われます。 また神道は多神教ですので、外国から新しい宗教が来ると必ず取り込みという対応をします。仏様であろうがキリスト様であろうがまた神様が来たというぐらいの物なのです。信長に弾圧された切支丹ですが、実は続いていて神道的な独自に変化していたのだそうです。ただ明治以降はだいたいキリスト教に合流したようですが。 http://www.geocities.jp/noa6171/works-b2001/kakure/kakure1.htm ヒンズー教と仏教キリスト教の関係でも似た現象が起きています。(ヒンズーは多神教) 仏教も布教にあたってはそれを利用した対応をしていました。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E4%BB%8F%E7%BF%92%E5%90%88 http://kousyoublog.jp/?eid=2451 →本地垂迹説 http://w2223.nsk.ne.jp/~toramoto/rhss.htm (神道の神様を仏の姿を変えた物という風に解釈して取り込む) 神道と仏教が区別されるようになったのは明治からで、それは日本が天皇を中心とした絶対主義的な中央集権を行うにあたって「国家神道」を導入したからです。その結果排仏毀釈という運動が行われ、街道に建てられていた野仏までも回収するようなことがあったそうです。 http://www.osk.3web.ne.jp/~iw082125/yuisyo.html また神道も実は天皇家を中心とした物ばかりではなく、鎭守様だのイワシの頭だのの神様もいるのですが(実はその方が多い)、本来は地方の生活や生産と深い関係のある文化や伝統であって統一的な物ではなかったのです。戦争の時代に大本教、人の道教団、天理教など非天皇系の神道は禁止され、神祇院=神社本庁系に統一された形になっています。 なお統一教会という新興宗教はキリスト教の一派であるという建前ながら多宝塔とか開運グッズなども日本での布教活動に取り入れていました。 というわけで、宗教も人間の発明ですし、その国によっていろいろな様相や文化の取り入れがあると考えていたほうが良いと思います。

qiqiqi0123
質問者

お礼

ありがとうございました。 いろいろ参考になるURL、おもしろかったです。

その他の回答 (2)

noname#251260
noname#251260
回答No.2

 私は神職ではありませんが、当人として神事に参加したりする機会も多いのでちょっと一言。  三方って、3方向に穴が開いているから『三方』と呼ばれているって聞いております。 そして、穴の形はいろいろあり、確かに『宝珠』の形をしたものがありますが他にも丸いものや雲?のような形のものなどもあります。  神仏混仰の時代がありましたから、形を模したものが存在するのではないでしょうかね。ちなみに、私の家でも神仏合祀されています。  私が関わっている八坂神社で使っている三方は、穴の形が数種類ありますよ。 【予断ですが】  そして、神事の際に神棚にお供えするわけですが、三方を高く差し上げて運ぶんですね。 その際にこの穴から床を確認しながら歩くんです。あの穴は、そんな使い道があります。  これは神職の方からお聞きしました(笑)

qiqiqi0123
質問者

お礼

ありがとうございました。 神仏混仰の時代ですか・・・。勉強になりました。

noname#152554
noname#152554
回答No.1

http://www.google.co.jp/search?q=%E4%B8%89%E6%96%B9&hl=ja&site=webhp&prmd=imvns&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ei=CBXbTo-hO6_kmAWl1PzFBg&ved=0CGwQsAQ&biw=1280&bih=675 ↑ 特に「神道」に詳しい訳では有りませんが・・・。 一口に『三方』と言いましても、画像をご覧に成って、お分かりかと思いますが様々な形の「三方」が存在します。 「鏡餅」用の「三方」は、「穴」が「松」を象ったものとも解説されてます。 以下は、私見ですので、ご容赦下さい。 ↓ 「仏教」も、「釈迦(釈尊)」が開祖と言われていますが、中国から日本へと三国を伝導し、その姿は大きく変化しています。 恐らく、お釈迦さんが「タイムマシン」でやって来て、現在の日本仏教を見たら、目を見張るでしょう。 (笑) 「神道」も、確かに日本古来の土着宗教ですが、「三方」を含めた「小道具類」などは、発生した時代から現代まで、変わらずに受け継いでいるとは到底考えられないでしょう。 「朱鷺の羽」を使用したと言われる「神の矢と弓」は、今は恐らく「ごく一部の大社」を除けば、殆ど使用が不可能な筈です。 昔の日本は、「朱鷺」も各地に生息していたそうで、つまり「入手し易い鳥」だった為に、「矢の羽」に使用されたそうですから。 話しを「三方」に戻しますが、古来の「神前の膳」は、多くが「三方」の「上の部分」だけで、その中に質素な「土器(かわらけ)の皿」に食べ物が盛られていたようです。 現在でも、「皿の部分」と「脚の部分」が分離する「三方」は有りますよね?。 つまり、 ★「道具」の一つである「三方」は、時代と共に変化して行った。 こう考えるのが自然だと思います。

qiqiqi0123
質問者

お礼

ありがとうございました。 三方をただの道具、としか考えないのであれば時代と共に変化していくのはわかりますが、神社の神棚にお供えするような神具を、果たして時代の移り変わりだからといって神饌物に仏式を用いるでしょうか? そのへんが引っかかってくるのですが、どう思いますか?お時間がございましたら再度ご回答をお願いします。

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