• ベストアンサー

X線逆格子マップ測定について

逆格子マップ測定についての原理、測定方法、解析方法について詳しく書かれているサイトや本を教えて下さい。サイトはどこを観ても詳しく書いてないし、自分が存在を知っている範囲で書いてある本はなくどうしようもありません。  詳しく書いてある本や資料がないのならば、それにたどり着くためになにを勉強し理解した上でこれを読むべきであるかといった指針を教えていただけたら幸いです。  

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • wata717
  • ベストアンサー率44% (72/161)
回答No.1

逆格子マップという言葉は初めてです。逆格子、逆格子空間、逆空間などという言葉なら知っています。 もし散乱波の逆空間における強度分布という意味ならば、 Guinier:"X-ray Diffraction"(1963)Freeman and Company の本があります。理学電機から、翻訳本もありました。 理学電機:『X線結晶解析の理論と実際」のタイトルだと記憶しています。 逆格子マップという言葉は本当ですか。 なお逆格子を実体験するには、電子線回折がてっとり早いです。また若者より 高齢の研究者に聞くのもよいかと思います。

appdistr
質問者

お礼

回答ありがとうございます。この件に関しては暗中模索をしており何から手をつけてよいのかわからなかったため解決へのキーワードを教えて頂きありがとうございました。大学の図書館に回答にある X線結晶学の理論と実際 / アンドレ・ギニエ〔著〕 ; 高良和武〔ほか〕共訳 がありましたので借りて読んでみます。 >逆格子マップとう言葉は本当ですか はい、英語では(Reciprocal space map)です。そしてこれがなになのかまったくわからないく理解しようと思ったのですが、詳しく書かれているサイトも本もあまり見当たらなかったため質問しました。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

その他の回答 (2)

  • wata717
  • ベストアンサー率44% (72/161)
回答No.3

「逆格子マップ」は不可解な日本語で理解できませんでしたが、英語のreciprocal space map(ping)なら理解できます。 Guinierの本はそんな研究の原典ともなる貴重なものです。 #2の方の説明を繰り返せば”着目した逆格子点周辺の逆空間の散乱強度分布測定”が真意で、 当世の専門家は間違った業界用語の「逆格子マップ」を使用しても、平気で無頓着なのでしょう。 これでは新規参入者には理解できないのは当然です。

appdistr
質問者

お礼

良い本を紹介して下さりありがとうございます。深く読み進めていきたいと思います。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
  • kenojisan
  • ベストアンサー率59% (117/196)
回答No.2

材料研究でX線回折(XRD)を良く使っている者です。 逆格子マッピングとは、逆格子の強度プロファイル測定です。 通常のX線回折測定は、回折ピークが出る場所(角度)とそのピーク強度、せいぜいそのピーク幅を測定する程度で、試料の同定や格子面間隔、結晶のサイズなどの情報が得られます。 逆格子マッピングとは、その回折ピークを詳細に測定して、逆格子空間で回折点(逆格子点)の2次元的or3次元的な強度分布を調べる(マッピングする)ことです。 逆格子マッピングによって、主に試料の格子歪みや格子の配向に関する情報が得られます。 あまり、学生向けの参考書には出ていないような話かも知れないので、ネット検索した方が有効かも知れません。

appdistr
質問者

お礼

わかりやすく噛み砕いて概要を解説して頂きありがとうございます。逆格子空間について勉強してみます。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

関連するQ&A

  • 逆格子について質問です。

    逆格子について質問です。 逆格子が分からなくて困っています。 逆格子マップの測定原理、得られたデータの解釈方法をできるだけわかりやすく教えてください。 また、測定方法が分かる方は、使っている装置はリガクのATX-Gです。 上記の中で一つでもわかる方は、回答願います。

  • 逆格子-参考書を紹介してください。

    化学を軸として、材料系の研究をしている者です。 物性系の実験をすると、どうしても、逆格子とか、ブリュアンゾーン、とかの理解が必要になってきます。 しかし、どんな入門書を読んでも、わかったような、わからないようなで、結局、理解できていません。。。 複雑な数式が出てくると???になってしまいますので、なるべく数式を避けて、「こういうことを意味している」というイメージ優先の入門書的な参考書をご存知であれば、ご紹介ください。 Webサイトでもかまいません。 よろしくお願いします。

  • 格子定数の求め方,近似について

    文献やインターネットサイトを調べたところ, X線回折の結果から得られたデータから,正確な格子定数aを求めるとき, それぞれのh,k,lの格子定数aを求めた後, "aを(cosθ) ^2 の関数としてプロット、θ=90°に最小二乗法を用いて外挿した値とする。" とあったのですが,なぜこの方法で正確な格子定数aの値となるのでしょうか? 私の知識不足で,一般的な近似方法かどうかもわかりません。 今後この方法を利用するためにも,原理を理解する必要があると感じて質問しました。 わかる方いらっしゃいましたら,解答よろしくお願いします。

  • 屈折率の測定方法

    代表的な屈折率の測定方法(固体を対象とする時)を教えてください。 またその原理や方法など詳しくのってるサイト、本などあれば紹介してください。 よろしくお願いします。

  • 測定装置等の原理の把握と説明について

    SEMやXRD、DSC、IRなど、測定および分析装置には必ず 原理が存在しますよね。 私は現在分析関係にも従事しておりまして、不完全かもしれませんが 自分なりに装置の原理を把握しているつもりでいます。 しかし、上司などに不意に「この測定装置の原理はどうなっている?」とか 「DSCのmW値は何を表している?」と聞かれることがあります。 自分の頭の中では理解していても、口頭で説明することができず 結局上司にはちゃんと原理を理解してから測定するようにと 灸をすえられます。 上司が非常に知見のある人物なので、余計間違えてはいけないと焦って 説明できなくなります。 同じような分析に関わっている方に質問なのですが、 分析装置はきちんと原理を把握されていますか? それを口頭でうまく説明できるコツなどはあるでしょうか?

  • ニトロフェノールの異性体の識別するための測定法

    ニトロフェノールには3種類の異性体(オルト、メタ、パラ)ありますが、これらを識別するための測定法をできるだけ多数あげて、測定原理と解析方法を説明するという問題です。ひとつでもいいので分かれば教えてください。

  • 面心立方格子の方が変形しやすいって?

    お世話になります。 面心立方格子の方が体心立法格子より変形しやすいとききました。 私なりに調べてみたのですが、結局の所、すべり面の数、すべり方向、すべり係数はさほど関係なく、すべり面の原子間距離が密の場合、すべり面間の距離 が離れてすべりやすく(変形しやすい)、その逆はすべりにくい(変形しにくい) という理解に至りました。各格子の原子間距離は面心(√2/2)*a 体心(√3/2)*aで面心立方の方が距離が短いというのが主な理由  この理解で間違ってないでしょうか? ご指摘頂ければ幸いです。

  • 3次元形状測定

    モアレ縞による3次元形状測定の方法、原理について教えてください。 また、縞の重ね合わせの話で、コヒーレントの場合とインコヒーレントの 場合があると聞いたのですが、どういった意味でしょうか?。 良い本とかはないでしょうか。?

  • 応力測定方法、ひずみ測定方法

    学校の授業で、ひずみは測定できる値であり、応力とひずみの関係を学び、ひずみから応力を求めることができるのはわかりましたが、実際、ひずみを測定するにはどんな方法があるのでしょうか?図書館などで探しては見たのですが、コレといった本が見つかりませんでした。 また、逆に応力を測定してひずみを求めることはできないのでしょうか? ひずみ測定方法と、応力測定方法、教えてください。お願いします。

  • 近接場音響ホログラフィ(NAH)について

    いろいろ検索しているのですが、なかなかいい説明が見つかりません。解析結果のカラーマップばかりで、どういう計算をしているのか、どういう原理なのかを説明したサイトがなかなかありません。どこか良いサイトがあれば教えてください。