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日本が借金まみれになった原因は?
平成22年度の日本の借金は約980兆円です。 ここまで借金が増えた1番の原因は何ですか? 多数の原因があるかと思いますが、1つに絞ってお答えください、 ご回答よろしくお願いいたします。
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それは民間企業が借金返済に尽力し続けた事が原因です。 90年初頭日本で起こったバブル崩壊により、民間企業は債務圧縮のために借金返済に尽力しました。借金とは投資のことであり、常に誰かの借金は誰かの投資として機能しています。バブル崩壊で民間企業が一斉に借金返済に走り、事業縮小、設備投資縮小、人員削減などのリストラが繰り返されました。その事により資産価格の下落、担保価値の下落が起こり連鎖し、そしてその事が更に企業に事業縮小、設備投資縮小、人員削減などのリストラを繰り返させました。 この負の連鎖は放おっておけば金融危機などを引き起こし恐慌を招きます。 そこで政府がこれに歯止めをかけるために多くの経済対策を行いました。減税政策、優遇税制、金融機関救済のための公的資金注入等々です。 しかしこの間、国の経済対策は無駄である という緊縮財政・国家財政優先派の主張により市場原理に任せればすべて上手くゆくと、経済が少しでも持ち直すと病み上がりの経済に冷水を浴びせ、二の矢三の矢が射たれること無く経済は失速しました。財政出動で経済がやや好転、緊縮財政で経済に冷や水を浴び失速、その対応のために更なる経済対策、経済がやや好転、緊縮財政で経済に冷や水を浴びせる、この繰り返しで無駄に借金が積み上げられてゆきました。 このようにして日本経済の長期低迷という事態を招くこととなりました。 この間に「民間企業が行なった借金返済の額」と「国に積み上げられた借金の額」はほぼイコールになります。つまり民間企業の借金を国が吸収したという図式です。もしこれが行われていなければ日本は間違いなく恐慌に陥っていたでしょう。 冒頭でも書きましたように誰かの借金は誰かの投資です。世の中から借金が(投資が)無くなれば無くなるほど、世の中から仕事が消えて無くなります。今必要とされているのは民間の投資(借金)拡大であり、民間が活発に事業拡大へ動けば自ずと国の国債発行は必要性が無くなり縮小へ向かうことになります。
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- sudacyu
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“バブル期の竹下内閣以下の政治家と大蔵省以下の官僚の無責任さに因る。” 1985年頃、建設国債発行による財政運営が常態化して、国債残高・政府短期証券・一時借入金の合計が約200兆円となり、財政改革・行政の簡素化が必要だと、マスコミも騒ぎだして、政治課題となった。 ところが、バブル経済で、未来の需要を先食いしたことによって、税収が激増し、それまで常態化した赤字財政から脱却して、一時的に税収と支出が均衡化する状態(=プライマリーバランスが取れた。)となった。 経済のことが少しわかる人間なら、誰が見ても景気過熱による一時的増収ということがわかる状態だったので、 1.行財政改革続行 2.激増した税収は、民間の経済過熱によるものだから、政府支出を減らして、国債返済に当てる。 3.日銀は金利を上げて、経済の過熱を起こさないようにする。 という政策をとるべきだった。 ところが現実は、 1、行政改革(公務員の削減・配置転換・組織の統廃合)・財政改革(特別会計の見直しなど)は、根本的な部分に、ほとんど手をつけなかったが、税収と支出が均衡したことで、行財政改革の終了と成功を宣言した。 2.国債を返済する代わりに、「ふるさと創生資金」として、全国に1兆円をばらまき、他の政府支出も増やして、経済の過熱を更に促進。 3.大蔵省出身の澄田日銀総裁は、政府・大蔵省の意向に従って、低金利政策を続行。退任の数か月前から、少しづつ金利を上げはじめたものの、バブルは拡大。 1990年になって、大蔵省出身の澄田日銀総裁からバトンを受けた、日銀生え抜きの三重野新総裁が、景気過熱対策を打ち出すが、時すでに遅く、景気冷却策を契機にバブルが崩壊。 日銀同様、政府もバブル期のおいしいところを食った竹下内閣は、宇野短期内閣を経て海部内閣へと政権のバトンを渡していた。 バブル崩壊以後、国内世論は『景気回復」を求める大合唱で、赤字国債発行による景気刺激策を求め続けて、累積国債発行高が増加を続けて、現在に至っている。
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専門的な解説、、ありがとうございました。 やはり黒幕は竹下ですか、、、
- m2052
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アメリカを対象にした貿易黒字で、そのまま日本が成り立つと勘ちがいして工業と農業の生産性の差を補助金で埋めようとしたこと。 それは日本だけの問題だったらそれは可能だったかもしれなかった。 「じじつ、アメリカ全土の不動産の価格が日本全土よりも低い」という不可解なバブルがありました。 それはアジア全体にも係わる問題であったグローバルな問題を「円の優位」「日本の復権」と単に日本の問題と誤解していただけだったからです。 「お金があるからそれを使えばよい」というづぼらな経営を(与党も野党も同じ土俵で)したということに尽きます。 当初は「ステテコで機内を歩きまわる日本人」といわれていて、自分が海外旅行に行けるなんて思っていませんでしたが。
お礼
ありがとうございます。
- modify
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- kaxuma119
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目先の心地よさに拘り続け、将来、必然的に陥る状況を直視しようとしない愚かしい日本人の国民性に拠るところが大きいでしょう。畢竟、政治家もこの国民性の上にしかのるものにしかなりません。最近は末期症状に至り、短期間で次々に首相を取り換えるという外国からは笑いものになるような状況が続いています。 中国の荘子よる古い寓話に、朝三暮四(ちょうさんぼし)というのがあります。猿の餌の栗を「朝は三つ、夕方は四つ」にすると言うと猿どもが一斉に不満の声をあげたので、「では、朝は四つ、夕方は三つ」と提案すると猿どもはたちまち機嫌をなおしたというものです。
お礼
ありがとうございます。
基本的に政府、特に財務官僚トップとその関係者に先見性と当事者的責任意識がなかったからだと思います。いくらバカ政治家が不当な予算を要求しても、彼らが身体を張って実質動かなかったらつかないはずなのです。彼らが懸命に動くのはただ彼ら自身が利するときだけというモラル崩壊が大分以前からキャリヤーの間で続いていたのでしょう。バブル崩壊の前から今の事態は予想できたはずなのですが。
お礼
ありがとうございます。
- upup123123
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福祉じゃん。 国家予算で一番カネがかかっているのが社会保障費。 社会保障費に比べれば公共事業も公務員の人件費も半分以下。 ところがみんな分かっていても知らないふりをして堂々と無駄な公共事業だとかウソをつきまくる。 社会保障費(年金・医療費)を削らなければ赤字はなくならない。 政治家(おそらくこういう損な役回りは自民党がすることになるけど)は 国民から非難を浴びながらも騙し騙し 社会保障費を減らして増税することになるはずです。
お礼
社会保障費(年金・医療費)を削らなければ赤字はなくならない。> そこだけは絶対削ってはいけません! 他で節約しましょう、、、 ご回答ありがとうございました。
- siroikujira
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間違いなく政治家の所為だろ!
お礼
ご回答ありがとうございました。 ..
- my-hobby
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エジプトと同じですよ、 特殊法人作り、又無駄な公務員その利権の為公共工事で税金使った 八ッ場ダム見ても、本体のダムの工事せず、天下り法人の人件費で今まで消えてましたね、 問題は、特別会計なくすことです。
お礼
ご回答ありがとうございました。
- gzu03531
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誰だって国の収入より支出が多いので、赤字になるのをどうにかしようと、 会議上では皆では合意する。 でも具体的に節約話を展開すると、皆さん自分に関する部分では、 今までどおりじゃないと困るといい、他で、なんとかしてくれと思うばかり。 節約以外のアイデアは絵に描いた餅ですし、増税は反対される。⇒時間切れ⇒先送り⇒借金。 つまり、自分だけは特別。 貧しかった頃にもどるみたいな事は他人がやればいい。 と、偉い様になった先生方の潜在意識が妥協しないから。
お礼
平成の坂本竜馬が現れるのを待ちましょう、、、 ご回答ありがとうございました。
- oshinabe
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要因は多数ですが借金が激増したのはバブル崩壊後であり、何が理由かと言えばそれまで活発だった民間企業の投資が激減したため、需用の不足を公共事業で埋めようとしたからではないですかね。 不景気に政府の支出が増えるのはどの国も同じですが、日本は実感として20年以上も不況状態から脱していないため借金がかさんでいるんでしょう。
お礼
ご回答ありがとうございました。 ..
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お礼
要するに、民間企業が借金すれば、その分だけ赤字国債が減るということですね。 しかしこの不景気に企業が投資するでしょうか? ご回答ありがとうございました。