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製造業の規模拡大について
私は、半導体中心の製造業で経理を10数年担当しています。現在私の会社は、国内外の売上比率が同率でありますが、今後の計画では、売上規模拡大を絶対命題として、海外中心に顧客、または事業拠点の新規開拓が織りこめられ、その結果、海外への比率が増加する計画です。多くの企業が売上規模の拡大を計っていると思いますが、私にはその理由がわかりません。事業会社の企業価値というものは、そもそも会社の規模ではなく、その事業のクウォエイティーにあると思っているのですが、その考え方が間違っているのでしょうか?日本の製造業は技術力、サービス、独自の発想力により、「世界で通用する日本製の製品」という確固たる地位を構築してきたと思います。ですが、会社の経営方針を私なりに解釈してみたところ、以下の理由が考えられますが、一般論としてその他に何かあればご教示いただければと思います。また、以下の私の考え方に誤りがあれば、併せてご指摘頂けないでしょうか? 1.資産規模を拡大して海外企業による買収を防ぐ。 2.自社の製品を世界に広める。(内需が滞っていることに起因して海外へ展開) 3.資材購入、人件費を抑えるという観点から、海外に製造拠点を設立。 4.企業価値が規模によることという極端に一元的な思想がある。 5.海外への売上規模拡大により外貨を獲得し、世界企業の買収を計る。 (販売網の拡大、技術力の強化) 以上
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- yosifuji20
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企業というものは基本的に利益の極大化を目指すものですよ。 従って国内海外を問わず利益が増加する可能性に賭けるものです。 その点で日本の市場規模に限界を感じたら海外に進出するのは当然の考え方で、逆に国内にだけ拘るほうが不合理です。 進出の理由は会社によってさまざまで、あなたの上げた理由もかなりあると思います。 でも半導体は通常は規模の利益がはっきりしている産業で、これまでの歴史は淘汰の歴史ですよね。 何もしないで国内だけでいける規模にとどまっていると、どんどん海外で外国企業の負けてしまうということは十分考えられますよね。 それを戦略的に防止するのが海外進出とそれによる規模拡大だと思います。