道民は、高橋はるみ知事をリコールしないんですか

質問

泊原発の営業運転再開を認めたそうですが、高橋はるみ北海道知事は、何を根拠にMOX燃料を使用するプルサーマル泊原発3号炉の安全性を確認したのでしょうか。ストレステストも受けず、福島第一原発3号炉と同じ燃料を使用している原発の営業運転再稼働を安易に認めた高橋知事を、道民はリコールするつもりはないのでしょうか。経産省出身の高橋知事は、原子力村、海外メディアの言い方では原発マフィアの一員と考えられます。
3.11以後に、どさくさに紛れてさらに増額された補助金よりも、道民や子供たちの命と安全を最優先すべきではないでしょうか。

回答No.16

princelilac · ベストアンサー

質問とすべての回答に目を通しました。中には理論が破綻している方もいらっしゃるようです。
私は、リコール運動に賛成、原発は即時撤廃の立場で回答します。

(1)自由主義の最大の前提条件は、情報の公開です。例えば電化製品を買う時、その製品の性能や価格など、秘密にしては自由経済は成り立ちません。特に、その製品に欠陥と言わないまでも、難点を隠してしまえば、消費者が困ることになります。その点、原発推進派の人達の発言は、危険性を明示しないどころか、隠蔽、捏造に終始しています。原発反対の立場で各種書籍が出ていますが、推進派からは有効な論証がなされていません。

(2)民主主義の前提条件も、情報の公開にあります。例えば北朝鮮でも選挙は行われています。得票率百パーセントで将軍様が当選します。このような選挙が民主国家で許されるでしょうか。許されませんね。なぜでしょうか。全て秘密主義で、特に政権側に不利な情報は一切聞こえてきません。原発に関するデータを捏造して当選しても、その当選は当然ながら無効でしょう。なぜなら、選挙人が正しく原発の危険性を認識できていなかったからです。

　以下は、情報公開違反の実例です。思い当たることのほんの一部だけ挙げます。

　事故発生当時、枝野は「メルトダウンしていない」「直ちに影響は出ない」と言っていましたが、今になって甲状腺にヨウ素の反応が福島の子供達に出てきました。被曝した子供らが数年後に癌を発症しなことを祈ります。その時枝野は「メルトダウンしたし、ベントもやった。プルトニウムをまき散らしたけども、癌は今は出ない。出るとすれば何年も経ってからだ。自分は政治家をしてるかどうかさえ分からないから責任は取らなくてもいい」という意味で言っていたと思われます。政治家らしいウソですね。筆者は官僚で「霞ヶ関文学」という分野だそうです。

　専門家が盛んに指摘していましたが、ドイツのスピードで予測されている被曝の範囲を、政府はひた隠しにしていました。「半径○○キロ」は根拠がありませんでした。そのため逃げる機会を失い、被曝した人が大勢いるはずです。

　海に大量の高濃度汚染水を流出させました。このことで諸外国は日本に対して数百兆単位の損害賠償を要求する準備を始めたそうです。この時も政府は放射線濃度を過小評価していました。「メルトダウンしていない」という前提を守るためのウソの上塗りでしたが、諸外国には見破られていました。

　汚染に関してニュースでよく聞くのは、「セシウム」「牛」ですが、炉心を損傷していますので、ありとあらゆる放射性物質が環境(陸海空)に放出されました。しかしテリウム、ストロンチウムや、悪魔の物質プルトニウムなどはマスコミではNGワードになっているようです。あまりにも被害が悲惨だからです。東北の方が体内被曝されてないことを、心から祈ります。「牛」は狂牛病、口蹄疫で、騒ぎに慣れているから出しているようです。豚鶏魚・・・、プルトニウムが牛だけを選んでくるはずありません。・・・の中に「人」が入らないことを祈ります。

　放射線の濃度をレントゲンと比較する人がいますが、妊娠中の(または可能性のある)女性は検査できません。技師は撮影の時に別室で操作しています。これは、放射線が危険だということの何よりの証拠です。「安全だ」と言い切る人は、21世紀のこの時代にレントゲンを受けた経験のない、原始的な人だろうと思います。受けたことがある人が「安全だ」と言い切るなら、それは不誠実なウソです。無知でも誠実な人なら「分からない」と言うはずです。一つ言えるのは、原発事故で心配される体内被曝による細胞の損傷は、レントゲンの体外被曝の1兆倍を軽く超えるということです。

　この夏の節電ブームも怪しいと思っています。この点では大阪の橋下知事の発言を支持しています。原発を存続させるためのトリックだと思います。証拠はありませんが、これだけウソをついたんだから・・・という思いです。

　事故発生当時、作業員さんが汚染水で足を火傷されたとの報道がありました。また、大勢の作業員さんの行方が把握できなくなっていると報道されています。闇に葬られていないことを祈ります。

　以上のように、原発に関しては政官業学とマスコミが一体となって、情報を隠蔽・捏造しています。マスコミは自分に不利な情報を出さないようにするため、イエスマンの御用学者しか出演させません。

　このような状況では、原発推進派の知事をリコールし、原発は即時停止ほ訴えるのが筋であります。

　飛行機は利用者がその危険性を認識して乗るもので、どうしても飛行機が嫌いな人は別の手段を講じることができます。原発事故は電気とは無縁の暮らしをしている人の生命をも脅かします。飛行機と原発を同じ基準で論じてはいけません。それに飛行機なら墜落した場合、損害賠償に応じるでしょう。電力会社はしませんよ。そういう法案が通過したのですから。

意見をお待ちしております。

お礼

回答ありがとうございます。
詳細で論理的なご意見を展開いただき感謝申しあげます。
一つ一つ、同感することばかりですね。
怖いのは、情報隠蔽にとどまらず、国が通達を出してネット上の情報コントロールを行い、情報コントロールのための入札まで行っている事実です。

平成２３年４月６日
総基消第１４５号
総務省総合通信基盤局長
「東日本大震災に係るインターネット上の流言飛語への適切な対応に関する要請」
http://www.soumu.go.jp/main_content/000110048.pdf

入札公告
平成２３年６月２４日
資源エネルギー庁長官官房総合政策課長
（１）作業の名称
　　　平成２３年度原子力安全規制情報広聴・広報事業（不正確情報対応）
http://www.enecho.meti.go.jp/info/tender/tenddata/1106/110624b/110624b.htm

日本も怖い国になりました。国だけでなく、マスコミも操り人形のようになっているところが怖いですね。
朝日新聞が、原発広告掲載と引き替えに、原発容認になったという経緯は、愛川欽也パックインジャーナルで、朝日新聞関係者が告白していましたが、このような反省も行ってもらいたいですね。

回答No.6

fisker

泊3号機が営業運転という状態になっていなかったのは手続き上だけの問題で、実際には3/11の時点で既に電力網に接続され、フル稼働で発電していました。実際には運転しているのにいつまでも試験中ということにしておくのはおかしいので、実態に合わせて運転中とした、というのが今回の処置です。
実際に運転している原発をストレステストを受けていないという理由で止めるのであれば、全国で稼働中の原子炉は全て止めないといけなくなります。そういう意見もあるのでしょうが、かなり弊害も大きくなります。
ちなみに、福島の事故の後ヨーロッパが実施しているストレステストは運転を止めずに実施しています。アメリカでは、いくつかの追加処置が要求されていますが、ストレステストは不要として実施していません。

将来的に日本のエネルギー政策をどうしていくかという議論と、今現在発電中の原子力発電所をどうするかということは分けて考える必要があります。

お礼

回答ありがとうございます。
試運転中であっても、試験中だからこそストレステストはやるべきだったと思いますね。
これは、コンピュータ上のシミュレーションテストであって、実際の稼働を止める必要もありません。日本は海外と違って、巨大な地震や津波、火山噴火（3.11直後は13の火山が噴火警報状態になったことを、中国にいたときにテレビで見ました、日本では報道もされていません）などを、データとして入力し、現状の原発がどこまで大丈夫かをチェックし直す必要があるでしょう。それくらいはやって欲しかったですね。

回答No.5

yuuki_Kanda

おはようございます。

　福島で起きた被害や再発防止が未だなされていないのに、
「安全」「経済優先」などの名目で再稼働を許すのは（反対等、行動しないのは）

　・泊原発だけは、人身事故も、工事の不手際による事故も、地震も、津波も来ないと信じている

　・事故が起きた時、避難する場所を確保してある

　・事故が起きた時、友人、親兄弟などとバラバラに住む事を覚悟している

　・新天地での生活に不安がない

　・泊原発がきっかけになり全国で（安全が曖昧な）原発稼働が増えれば避難先が無くなる
　　リスクが高まることを知らない

　・故郷（自然、人）を愛していない

　・自分のこと優先で未来の子供たちのことに無関心

　・電気が足りなければ足りるような生活に改める柔軟性が不足している

　・国と心中する覚悟がある

　だからだと思います。

参考URL：

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110820-OYT1T00928.htm?from=main5

お礼

回答ありがとうございます。
考察ありがとうございました。
そのような点もあるように思いますね。
福島だけでなく、北海道も一部住めなくなったり食品が食べられなくなると思うと、日本は次第に狭くなってしまいますね。
これ以上の被害を食い止める方法が確立するまでは、停止するのもやむを得ないと思うのですが。

回答No.4

yoshimunekun

テレビ・ラジオではマスコミと原発利権を持つ者達によって世論が捏造され、未だに原発は安全であるとか、原発を止めることは非現実的でエネルギー源として他に選択肢があるか？とか、海外の話に転嫁してみたりとか、工作員及び工作員に洗脳された自己を持たない愚か者が、ネット上で世論を歪めている。これが現在の日本の現実でしょう。
それはさておき、確か高橋はるみは来年以降でないとリコールできないはず。
しかし、経産省出身の北海道知事・高橋はるみ、父親が九電出身で自身は総務省出身の佐賀県知事・古川康、宝くじ利権死守の為なら国会議員をも恫喝する総務省出身の鹿児島県知事・伊藤祐一郎、官僚出身者の非道ぶりは枚挙に暇がない。
リコールも大事かもしれないけど、そもそも元官僚に政治させちゃダメです。選ぶ時点で振るい落とさなきゃ…。

お礼

回答ありがとうございます。
来年以降でないとリコールできないというのはなぜなんでしょうか。
1年以上たっていないからですか。
原発立県の知事には官僚上がりが多いようですね。
そこからして原子力村・核マフィアの作戦があったような気がします。

回答No.3

ww8

高橋はるみは自民党系で経済産業省出身。
直系親族複数がエネルギー関連産業の創業者や代表者。
典型的な原発推進派ですよ。
女であるから更に悪く、ある場合は感情的に、ある場合は盲目的にこれからも原発推進するでょうね。
泊3号機がプルサーマルであるゆえ、より熱心に原発推進したんだと思われます。

とは言っても北海道は広く、大抵の道民が自分のこことは思ってないんでしょう。
大事故があれば放射性物質が東に流されるので、泊原発は位置的には悪いです。北海道がやられると食料供給に支障がでますので私のところにも影響しますねw
北海道のジャガイモとか牛乳、、現在では貴重な農産物ですのに。
ただし高橋はるみが売名行為として出演している北海道米はいらないです。泊原発の立地と被りそうな感じですね。

今の日本で最も安全な原発立地は福島原発の20Km圏内で、この中に造るのであれば軽度な事故が起こってもほぼ問題ない。
造るとしたらやはり福島の、それも今回の爆心地に乱造すると良いと思いますよ。
日本には核武装用の原発がどこかに必要ですから、まずは福島圏内の廃墟、加えて東京や大阪などの自然が既になくなったところ。
そういう場所が原発建設の適地ですね。

その意味からは泊等は原発立地としては不適切になります。
ですがその位置は日本の原発地政学上の絶対立地地点に相当している為、廃炉は中々難しいと思われます。
困ったもんであります。

お礼

回答ありがとうございます。
アメリカ人は、今も80キロ圏内は立入禁止にしていますね。
SPEEDIの結果を見れば、北西部から福島郡山から、その先は千葉の柏あたりまで、3月15日に放射性物質が届いたことは明らかになっています。
北海道でも、プルサーマル発電の泊原発などで事故があれば、人間の立入禁止ももちろん、大好きな北海道の農産物まで食べられなくなってしまいます。とても残念なことですね。
核武装用に原発が必要であるという説が、突然公になっていますが、どうも私には賛成できません。
今後の廃棄物処理のために、技術の確保は必要と思われますが、平和利用で始まった原発の趣旨からすると、全く本末転倒しているような気がします。
ともかく、原発が減っても夏を越せることは東電管内では証明されましたから、次第に脱原発・減原発へと向かっていただきたいですね。

回答No.2

noname#140269

こたこたの道民でございます。よろしくお願い致します。

高橋はるみ知事は今期で3期目になります。4月に選ばれたばかりですからあと丸々4年任期があるのですが、過去の2期の実績から言っても、高橋知事は大した事をしていません。かつて通算2798日間、総理大臣を務めた「佐藤栄作」元総理が在任中にやった事と言えば「沖縄返還」ぐらいなもので「佐藤無策」とも呼ばれていました。高橋知事もそれに近いと思います。

ただ泊原発問題に関しましては、今回たまさか「福島第一原発事故」が発生し、泊原発も大いに取り上げられました。確かにストレステストもせんと再稼動させたのは失策だったかな？とは思うのですが、北海道民自身（私もそうですけれども）、泊原発は安全であると頭から思い込んでいるんですね。原子力発電は一歩間違えば危険なものに違いは無いのですが、では原子力に変わる安定した発電方法があるかと言われれば「無い」と思うんです。風力・火力・水力と発電方法はありますが、いずれも安定した電気供給が出来ないが為に原子力発電をやはり稼動させざるを得ない。従って高橋はるみ知事をリコールする大義名分が無い、とうのが私の見方です。

お礼

回答ありがとうございます。
道民の皆さんは、泊原発3号機が、MOX燃料使用のプルサーマル発電と知っていましたか。プルサーマルと言うことばすら、新聞ではほとんど表記されないコントロールされた言葉ですから、困ったものです。
原発がなくても、夏を乗り切れそうだという話は、すでに東電では証明されたようなものです。北海道は小型水力発電所が向いているように思いますね。広い大地と洋上では風力、太陽光発電、温泉では地熱などまだまだ実用化できる部分を追求していただきたいですね。
国民総動員の節電同様に、国民総動員の再生可能エネルギー機器設置とLED化を目指せば、日本人なら可能になるような気がします。総人口は、2100年には4330万人まで減少しますから、総エネルギー使用量が減少することも考えなければなりません。

回答No.1

sat4

なぜリコールしないかの理由は、道民は「ばかじゃないから」だと思います。

　電力需要への対応や原発に対する考え方は様々かもしれません。
　しかし、稼働中の3号機に関して、試験運転の状態を続ることも、試験運転を止めてしまうことも、
常識的にはナンセンスとしか言いようがないとは思いませんか。

　海外メディア云々とありますが、それじゃ海外で稼働中の原発の稼働を止めたところがありますか?
　国内を見ても、現在稼働中の原発を止めることとしている原発は(自治体は)ありますか?

　泊原発に関しては、運転停止中の1号機、今後停止する予定の2号機の稼働(試験運転開始)については、
新しい国の安全性チェックのもとで慎重に判断すべきかもしれませんが、
試験運転であれ、元々稼働している原発を止めるというなら、日本中の原発を止めるべきという理屈になりますよね。

お礼

回答ありがとうございます。
海外にはMOX燃料で発電する原発はないですからね。
イギリスの日本向けMOX燃料工場も閉鎖することになりました。
せめてストレステストはやって欲しかったですね。
脱原発・減原発は、計画的にすすめる必要があるでしょう。